ここ1ヵ月の販売シェアでソニーがニコンを抜いたそうだ。
 データをみると、オリンパスは全く売れていない…。

【参考】http://www.asahi.com/business/update/0824/118.html

 ニコンも、オリンパスも現在の販売の核となるような旬のエントリーレベルの製品を持っていないためとも言えるが、キヤノンのモデル末期のKiss DNを中心とした好調さを見ると、そうとばかりは言っていられないだろう。

 ソニーは1000万画素、手ブレ補正、ダストリダクションの消費者に訴えやすい機能を満載している。これらはこれから求められるD-SLRのほぼ完璧なパッケージングである。元々、ミノルタだったわけで、「ソニー」が作った一眼レフカメラと言うことさえ気にならなければ何の問題もないだろう。

 そんな中、本日、キヤノンのKiss Digital Xが発表された。
 30Dの時は見送られた1000万画素の撮像素子を導入し、ついにゴミ対策の機能も導入した。オリンパスの方式と同じようにフィルターを超音波で落とすものに、その後のソフト的な補正を組み合わせた複合的なシステムを謳っている。液晶も大きくなったし、売れない要素は全くない。
 今後のキヤノンの製品はすべてゴミ対策機能を搭載してくると思われるので、今後の発売機種にも期待がもてる。キヤノンユーザーは今後の発売される製品を楽しみに待てることでしょう。 
 キヤノンはボディ内手ブレ補正はやらないようなので、仕方がないが、他社のボディ内手ブレ補正がついたカメラ+標準ズームのセット価格とほぼ同じ価格で抑えられる、安いISの高倍率ズームでも出した日には無敵かもしれない。

 ニコンもD80を用意しているが、カメラ部の基本性能は高いが、売りとなる機能が何もない。質実剛健の姿勢は素晴らしいのだが、ニコンは大丈夫だろうか??

 ペンタックスはK100Dが好調なようなので、秋に出る中級機にも期待がもてる。

 パナソニックは…。オリンパスは…。
 E-1の後継機種が発売されるのは来年になりそうだし、発売されてもそれほど数が出る機種ではないだろうから、ゆっくりやってもらうとして、E-500の後継機種がこけると、せっかく最近、黒字化して好調なデジタルイメージング部門にも再度、危機が訪れるかもしれない…。
 頑張ってください。オリンパスさん。
 ソウルのCOEXは、キヤノンの70周年記念の全面広告で埋められていた。

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【OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】
 昨日、今日とBlogに載せるほどのものではないのだが…。
 とりあえず、ライバルメーカーの海外での広報活動のご報告ということで…。

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【OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】
 今年のD-SLRは力作が多く出た。

 オリンパスからは、超小型軽量D-SLRのE-410、またボディ内手ブレ補正機能を搭載してかつ、E-410に続く小型軽量を実現したE-510。そして、待ちに待ったE-1後継機のE-3。どれも特徴があり、楽しく、そして素晴らしいD-SLRに仕上がっている。

 キヤノンからは、EOS30Dのリファインモデルで、価格を相当抑えて出してきたEOS40D、そして、フラッグシップのEOS1D MarkⅢとEOS1Ds MarkⅢ。

 ニコンからは、APS-CのDXフォーマットのフラッグシップD300とFXフォーマットのフラッグシップD3。

 どれも、素晴らしいカメラだと思う。
 しかし、まだフィルムの色の深みには全く及んでいないと感じるのも事実。
 その一方で、フィルムカメラには不可能なことが、いとも簡単にできてしまい、それは撮影の範囲を大幅に広げているということも事実である。

 EOS1Ds MarkⅢの2000万画素を超える画像は、解像度だけなら、既に大判カメラに迫っているとも言われている。ニコンのD3の高感度は既にフィルムとは比較にならないほどの描写力を持っている。
 ただ、フルサイズのセンサーの性能に見合ったレンズはまだないようで、資産の継承を唱えてフィルムと同一のマウントを維持したものの、ほどんどのレンズは、マウントは同じものの新型レンズが発売、もしくは発表されている。その新型レンズさえ、まだフルサイズのフォーマットではレンズが負けていると感じる。色々なところであがっているサンプルを見て、「え、20万以上もするレンズがこの描写!?」と驚く人は多いのではないだろうか? 

【参考】
http://dc.watch.impress.co.jp/
http://www.imaging-resource.com/

 やはり、フルサイズで、愚直なまでに性能を求めると、コンタックスのNシリーズくらいのレンズの大きさはないと、今の技術では無理なのだろう。
 数年前にCONTAX NXを買うとき某大手量販店の販売員が、CONTAXのNシリーズのレンズの優秀さを次のように力説していたことを思い出す。
 「キヤノンやニコンの広角ズームは、ワイド側での歪みは酷いくて、長く使っていると酔ってきますよ。VS17-35は単焦点レンズに迫る描写で、使っていて気持ちがいいですよ。でも、この大きさなので、全く売れないんですよ。広角ズームでまともな描写して、デジタルに対応できるレンズはVS17-35/F2.8しかないですよ。きっとキヤノンもニコンも、そのうちレンズを全部新レンズに替えると思います。VS17-35は今買っても、デジタル時代も、ずっと使えますよ。」
 しかし、そのずっと使える描写力抜群のVS17-35が使えるCONTAXは今はもうない訳で・・・。
 また、カメラとレンズのテストと実際に写真を撮るのはまた別な話で、良いカメラ、良いレンズ、描写力が高いレンズで撮った写真が良い写真と言う訳でもない・・・。

 ニコンが現時点では、描写とコストなどシステムで考えるとDXフォーマットがベスト、FXフォーマットは135判の感覚をそのまま生かせるのと高感度用のスペシャル版と言っているのはニコンの本心であり、ニコンの技術者の良心なのだと思う。 

 一時は、どうなるかと思うほど迷走していたフォーサーズだが、E-410では、小型軽量の可能性を見せ、E-3では、それより大きなフォーマットに負けないファインダー、そして画像を提供できることを証明した。E-3においては、ユーザーも考えもしていなかった世界最速のAF性能というオマケまでついた。(笑)

 135判の資産をそのままデジタルに移行させようとしているメーカーの機種は、「フルサイズ」という撮像素子の大きさを継承することで、資産(レンズ)を継承すると言いながら、実はほとんど新型レンズに変更している。しかも、そのレンズの性能も、まだ、撮像素子とフィットしていない部分があるように思える。実際、絞り開放付近では、フィルムでは問題のなかったことが依然として問題となり、それは新型レンズですら制約を受けるということとなって現われている。資産と言われる古いレンズは、フルサイズの撮像素子では、描写性能を考えれば、付くだけというのが実情・・・。
 さらに、135判のシステムサイズを継承した、フルサイズのセンサーは、フィルムの135判が受け持っていた撮影領域を遥かに超え中判、大判の撮影領域まで及ぶようなものとなっている。それもレンズの制約を受けるので、フィルムカメラと同じように使えるわけではない。
 満足のいくシステムを組もうとすると、非常にお金がかかるシステムとなる。 

 フォーサーズはデジタルの撮像素子では、135判の性能を出すにはもっとシステムを小さくできる、135判のシステムの大きさで作るならば、さらに高性能なものができるということから、システムを作り出した規格である。
 つまり、フィルムの135判の代替のデジタルシステムである。それは、「皆さん、中判、大判のカメラ必要ですか?必要でしたか?」という問いと同様と言っても良い。
 フォーサーズが、フルサイズのセンサーと同じ技術を使って、画素数も感度も同じようなこところを目指せば、間違えなく不利となるのは自明。フォーサーズは無理せず、フィルムの135判の撮影領域の代替のシステムとして頑張ってもらいたい。
 中判、大判のシステムの代替を目指すなら、フォーサーズⅡでも策定して新たにシステムを立ち上げればよいのだから。アダプター+クロップ付で、今の規格のレンズも流用できるなら、不満もでないだろう。

 「オリンパス第二章」のE-410、E-510、E-3が出たことによって、システムの多様性という意味では、非常に期待の持ているものとなった。また、小型軽量のスタンダードシリーズのレンズでも、非常に高性能であることが知られるようになった。さらに、E-3の登場で、ズイコー・デジタルのレンズの性能の良さが改めて認識されるようになった。
 E-3が、少し重いというように言われているが(私は高性能レンズとのバランスをそれほど重いとは思わないが)、システム全般で考えたときには、やはり他社のシステムよりは軽くできる。

 来年出るだろうE-二桁機を外さなければ、オリンパスは軌道に乗るかもしれない。
 E-510の外装を金属にして、E-3のファインダー(視野率は下げても良いけど、倍率は下げないものを用意)とAF(測距点5-7点、クロスセンサーは3点くらい)のスペックダウン版+可動式液晶で650gくらいに抑える。縦位置グリップを別売りで、実売13万なら大ヒットだと思うのだが。13万くらいに設定しておけば、E-3の底値もそこまで下がってこないというメリットもあるだろうし。
 E-410、E-510、E-330の後継機もどのように登場するのか、楽しみである。
 キヤノンとニコンの二強には追いつかないと思うけど・・・。
 発売して随分経つのに、いまだにキヤノンKiss DNとD40xが、一番売れているのだから・・・。

 でも頑張れ、オリンパス!!

 最後に、今年、一番のD-SLRの驚きは、ニコンD3の高感度の驚異的な画質とオリンパスE-3の1倍を超えるファインダーと世界最速のAF性能でしょう。
 来年も、面白いカメラが出て、写真文化に貢献してくれることを期待しています。

 2007年、最後の写真は、「南大門とオリンパスの広告塔」。

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【OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】
 PMA08が開始されました。
 いろいろと興味深いものが発表されています。

 特に気になったのはSONY。
 フルサイズのD-SLRの年内の発売を発表の他、α200、α300、α350と似通った機種をいっぱい発表して、大丈夫かとも思ったのですが、どうやら、価格がかなり安いようです。
 それとα300、α350のライブビュー機能すごいですね。
 機能的にはオリンパスのE-330が先に実現しているのですが、E-330と同じようにミラーの一部をスイングさせて、光をライブビュー専用CCDに導くようです。ただ、同じような機能を従来のSLRの形でできたのですね。ペンタミラー機での力技。お見事です。オリンパスは、ペンタプリズムの光を分けてライブビュー専用CCDに導くことを研究してるようですので、E-3の後継機には積んでくるのではないでしょうか?

 SONY、そろそろ本気を出してきたかなと感じさせるPMA08でした。
 でも、実はカメラよりレンズが気になるのです。(笑)
 Carl ZeissのVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM。
 CONTAXのNシリーズ用の広角ズーム、VS17-35/F2.8はありましたが、ありそうで、なかったZeiss初のF2.8通しの標準ズーム。
 どんなものなのでしょうか。
 重量は約955g。フィルター径は77mmとのことなので、デカイです。
 
 ZD50-200/F2.8-3.5並の標準ズームです。まあ、ZD14-35/F2.0も同じくらいですから、そんなものなのかもしれませんが・・・。

 ズームなのに Zeissの必要もないかなとも思いますが、Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM、いつかは使ってみたいですね。特にフィルムのα-9あたりで。
 
 SONYの新フルサイズ機、ちょっとデザインを変えて、CONTAXの名前でも売ったりしてくれませんかね。(買えないけど・・・。)
 今では、Carl Zeissは、ZM、ZF、ZS、ZK、ZAとほとんどのメジャー・マウントでも使えるようになっていて、Carl Zeissのレンズが使えるのはCONTAXだけという時代ではないのは、わかっているが、CONTAX、いつかは復活してほしいな。 

 オリンパスは、E-SYSTEMについては、注目すべきアナウンスは、今のところ、ない模様。
 コンパクトカメラはSP-570UZとStylus 1030SWという従来機をさらに煮詰めた製品が発表された。Stylus 1030SWはレンズが28mmスタートになったらいしので、ちょっと注目しています。
 それよりも、気になるのは、MicroSDカードアタッチメント。E-3のxDのカードスロットでも使えるのでしょうかね?

 あとは、富士フィルムのスーパーCCDハニカム VIII HR+画像処理エンジン「リアルフォトエンジンIII」を搭載したカメラ。
 「従来比4倍のワイドダイナミックレンジを実現」は本当なのか?
 従来比4倍って、ネガフィルムの再現域を越えてるんじゃないでしょうか?
 本当なのか?
 この撮像素子と画像エンジンをD300のボディに載せたS5 proの後継機が出たら、話題になるでしょうね。
 
 噂されていた通り、本日、NikonからFXフォーマットのD700の発表があった。
 Nikonユーザー、Nikonファンには、待ちに待ったフルサイズの廉価版(と言っても安くはないけど・・・。)の登場。
 D700という型番で、今後、DXフォーマットのフラッグシップ機のD300の後続機の番号はどうなるのでしょうか?
 FXの廉価版とDXのフラッグシップで、カメラ部の性能の差はどのようにするのかとおもっていたのだが、視野率95%と100%、連写速度が秒5コマと秒6コマ(グリップ有だと秒8コマで同じ)などと上手い具合に差をつけて来た。
 価格は30万を切る程度からスタートのもよう。
 D3の画質は欲しいけど、50万は高すぎると思っていた人には、かなり魅力な機種だろう。

 今回、Nikonのシステムを良く見てみたのだが、「システムとして、どうなの?」という点がひとつ。
 何で、最近、新しくしたF2.8通しの標準ズームレンズに手振れ補正(VR)を載せてないのだろうか?
 標準ズームに手振れ補正は必要なしと考えているのか、はたまた、高感度が強いので、手振れ補正入れずに、高感度設定にすればよいと考えているのだろうか?
 そうすると、ファインダー像で手振れ効果を確認できるのが利点とレンズ内手振れ補正の優位性を謳っているのは・・・。VRが載せられないようなレンズではないと思うのだが・・・。謎です。
 
 私はNikonが「The SLR」ということはわかっているのだが、ボディとレンズのデザイン、操作方法、ついでに、ボタンの感触から、アイコン、デジタル数字のフォントまで、どうも、私の感覚とずれていて、Nikonのカメラを買ったことはないし、これらかも、手にすることは多分、ないと思います。Y/Cレンズも着きませんし、ZF買う余裕ないですし・・・。(哀)
 ただ、人に勧めるときは、「最近のカメラは良くできているので、どれでもいいけど、手にとって一番しっくりきたものを買うのが、いいよ。」と言った後、「でも、CanonかNikonにしておけば、後悔しないと思うよ。」、「SONY、OLYMPUS、PENTAXは、マニアックな人用のカメラなので、よく考えて買ってください。」と言っています。(笑)

 で、我が愛するフォーサーズですが、いわゆるフルサイズ版の価格が随分降りてきて、各メーカーが発売するようになると、強みを発揮するような気がします。
 一時期はどうなることかと思いましたが、AFの強化、ファインダーの強化によって、他社比でも十分に戦えるスペックになりました。
 あと数年間で、おそらく他社はミドルレンジクラスまでは、フルサイズ機になるでしょうから、そのうちAPS-C機の作りこんだ機種はなくなる、もしくはしばらく放置されるのではないでしょうか?
 その価格帯には、他社のフラッグシップ機並みの作り込みのE-一桁機、もう少しスペックを落としたE-二桁機、エントリークラスには、小型軽量のE-三桁機で対応していけば結構、いけるのではないでしょうか?
 
 お気づきでしょうが、フルサイズ機は、レンズ資産の継承と言いながらも、実は、近年、ほとんど新型レンズに変更されており、過去のレンズは厳密な意味での描写性能を考えれば付くだけなのが現状。(酷くて見れないような画質ではありませんけど。)ついでに、過去のレンズより、大きくなることはあっても、小さくなっているレンズはないのでは?
 撮像素子の性能が上がっても、光学的な制限はまだ解決していないようです。
 今の技術でフルサイズの撮像素子で満足する性能を求めると、やはりCONATX Nシリーズのレンズの大きさになるのではないでしょうか?
 135判のシステムの代用としては、フォーサーズ・システムくらいが、ベストの画質と大きさだと思う。
 D-SLRのいわゆるフルサイズ機では、135判のシステムの代用としては画質も大きさもオーバースペック。ほとんど中判並のシステムになっている。

 どこに価値を置くかにもよりますが、4-5段も効く手振れ補正内蔵の機種、同じ大きさなら、レンズの高性能化、同じ性能ならレンズの大幅な小型化が可能となっているレンズシステムは、「フォーサーズ 第二章」になってようやく実現され、魅力的なものとなりました。贔屓目にみても「一章」は、いまいちでした。(笑)
 フォーサーズの深い被写界深度と開放から使える強力なレンズ群は、使い方を理解すれば、物凄く魅力的です。
 
 現時点で、フルサイズ機などを買う人は、相当なカメラ好きでしょうから、きっと何台もカメラを買っているユーザーでしょう。フォーサーズは、こういう人たちのサブ機に一台買ってもらえるようなカメラを用意する必要があると思います。

 何度か書いているのですが、それには、E-3では、大きすぎると思っている層にアピールする、ファインダーとAF機能を少し落とした程度(視野率95%、倍率1.15、5-9点AF)、稼動液晶搭載の小型軽量なE-二桁を準備すること(縦位置グリップも準備)と、E-420の後継に手振れ補正を入れるような機種が必要なのではないでしょうか。 

 www.cameralabs.comのテストなどをみると、フォーサーズは十分な画質を提供してくれているように思います。

【参考】http://www.cameralabs.com/reviews/Olympus_E-3/outdoor_results.shtml

 「写真はレンズで決まる」とはCONTAXのコピーでしたが、それはD-SLRになって、少し変化し、撮像素子や画像エンジンの差が加味されるようになったと考えている人が多くなったと思います。でも、レンズが解像していないものは、撮像素子が大きくても駄目なんですね・・・。(その逆のこともあると思いますけど・・・。)
 勿論、解像度が良いから、良い写真であるとは言えませんし、あくまで、あるひとつのデータ上での話しですが。実際、今のD-SLRで鑑賞に堪えないカメラは一台もないと思います。

 Nikonのユーザーの皆様、フォーサーズ機をサブ機にいかがでしょうか?
 
 とにかく、Nikonユーザー、ファンの皆様、D700の発表おめでとうございます。
 次は、SONYのα900(?)とCanonの5D後継機で、フルサイズ D-SLR市場を盛り上げていって欲しいですね。

 フォーサーズも、そんなに売れなくてもいいから、撤退しない程度に頑張ってください!!(笑)

 私は、D-SLRはフォーサーズ、135判のフォーマットは、CONTAX(Y/C、G)、中判(6×6)のフォーマットはRolleiflexとこのままフィルムで行こうと思っています。
 Canon 5D MarkⅡが発表されました。
 スペックはまあ、予想の範囲内のようです。
 価格は27万円程度と、かなりリーズナブル(?)な設定。
 
 予想外だったのはフルHD画質での動画撮影が可能なこと。
 動画もUPされているサイトがあり、見てみましたが、すごく綺麗ですね。
 ただ、5D MarkⅡ+その性能に見合ったレンズを使用して、手持ちでの動画撮影は重さ+固定液晶のため現実的ではないでしょうね・・・。フォーカスもAFはできるようですが、MFが実用的というレベルの性能のようです。三脚使用が前提でしょう。
 12分しか撮れませんし、あくまでも、おまけ機能ということなのでしょうが、フルサイズのカメラにこの動画機能を載せてきたことが、面白いですね。しかし、フルサイズのような大きなセンサーに動画撮影をさせて、熱やバッテリー、耐久性などの問題はどうなのでしょうかね?
  
 そのうちに全部のカメラに載せることになるのでしょうか?

 1000万画素を超えた機種が出始めた頃には、解像度が高くブレについてシビアになり、三脚を使わないときちんとした写真が撮れないなどと言われていましたが、2000万画素を超えてきました。手振れ補正の能力が飛躍的に上がったという話は聞きませんし、最近、そのような指摘をするライターもいなくなりました。
 ISO感度を上げて撮れということなのでしょうか?
 大人の事情なのでしょうか?(笑)
 
 とりあえず、フルサイズと言われるカメラが、三社から発売されました。
 高感度に振ったメーカーあり、高解像度に振ったメーカーあり、今後、どうなるのか楽しみですね。
 
 各社、それぞれ魅力的ですが、まだ価格が・・・。
 フルサイズのD-SLRで撮りたい被写体もないし・・・。
 私の場合、フルサイズのD-SLRを買うお金があったら、その分、CONTAXとROLLEIFLEXを使ってフィルムで思う存分撮ったほうが、満足感が高い。
  
 ところで、135判の代替のD-SLRにこれ以上の解像度は必要なのでしょうかね・・・。
 既に135判のフィルムの解像度ははるかに超えてしまっているでしょう。
 今まで、中判、大判を必要としていた人が、そんなにいたのでしょうかね?
 なまじっか、135判のフィルムのカメラと同じ形をしているので、何か必要な気がして買ってしまうような気がします。(笑)
 もう既にD-SLRは135判のフィルムカメラの形をしていて持ちやすが、解像度が高すぎて、気軽に手持ちでシャープに撮るには無理があるような水準に辿り着いているのではないでしょうか?
 これが中判と同じような形をしていたら、多くの人たちは、別物だと考えて、買わなくなるでしょうし、また135判のように気軽に手持ちで撮ろうとは思わなくなるでしょう。
 商売的にはどちらがいいのかわかりませんが、機能的には、その性能を正しく発揮できるような形、フォーマットに変えていく必要があるのではないかと思います。
 135判の代替のカメラは解像度より、ネガフィルム程度のダイナミックレンジを実現できるようにしてもらいたいものです。
 
 フルサイズD-SLR用の新レンズも、みんな従来のものより大きく重くなっていますしね・・・。
 新レンズに置き換えながら、レンズ資産の継承と言われてもね・・・。
 そういうことまで含めて、135判の代替のカメラとしては、4/3が価格、性能的にバランスがよいなと思っています。

 そんな訳で、他社の負けて規格がなくならないように、4/3、M4/3陣営は頑張ってもらいたいものです。
 しかし、一眼(レフ)で動画機能の搭載をいち早く発表したM4/3の規格が、製品を用意できるのが来年で、その前に、二社に先を越されて動画機能搭載機を発売されてしまうのは、いまいちですね・・・。
 M4/3は、フルタイムAFのフルHD動画機能で、独自のポジションを築いてもらいたいものです。新しい規格まで立ち上げて、ピントの面では他の規格に比べて被写界深度が深いといったアドバンテージがあるものの、まさか、フルタイムAFが効かない製品は、まさか出てきませんよね・・・。
 AS PORTABLE AS A 35mm CAMERA
 WITH A MIDDLE FOMAT SENCOR
 THE NEW LEICA S2 IN A CLASS BY ITSELF

 だそうです。
 新しいフォーマットをデザインするのは、LEICAだと言わんばかり。
 流石、ドイツのメーカーですね。
 既存のフォーマットのどれにも当てはまらない30x45mmという規格。
 37.5メガピクセルだそうです。

 フィルムの解像度を考えると、現在の技術では、同じ大きさのデジタルセンサーを使うと、オーバースペックになる。当然、想定されていたレンズの解像度も超えてしまうので、センサー性能が上がっても、レンズがそれ以上解像できなくなれば、センサーに綺麗な像を記録することはできない。

 135判のセンサーの大きさと現在135判用に作られたレンズでは、中判・大判が担っていた水準を超えるのは難しいのかもしれない。しかし、例えば645判のセンサーサイズとレンズにすると、大きさなどのバランスも含めて、またオーバースペックになるのだろう。
 そこで、中判・大判が担ってきたレベルをカバーしつつ、ボディとレンズのバランスを考えて小型軽量化をするとこの30x45mmという規格ということになったのではないだろうか。
 超文系の私では理系の技術的・理論的なことはよくわかりませんが、論理的には多分、そんなところなのではないでしょうか。(笑)

 135判と同じ焦点距離にこだわる人、あるいは中判・大判と同じ焦点距離にこだわる人は、意味のないカメラとなるのでしょうかね?
 いくつものフォーマットを使っている人は、焦点距離の感覚が変わろうが、別に気にしないと思うのですけどね。
 まあ、お値段的に縁のないカメラですけど。(笑)
 
 前にも書いたが、画素数がどうしても必要だとなれば、LEICA S2のフォーマットに乗るなり、Four Thirds Ⅱでも策定するなりして高画素に対応すればよい。

 しかし、ライカってすごいですね。ライカのカメラに魅力があるのはわかっていましが、今は高級な機械式カメラを細々と売りながら、他社の力を借りて昔のブランドネームで、プレミアムカメラを売る小さな会社というイメージだったのですが、今回も当然、他社の力も借りているのでしょうが、ここに来て全く新しいフォーマットを提案してくるとは。
 135判を世に送り出した時のライカは、世界で最も革新的で、進取の気性に溢れた会社だったわけですから。やはり、会社に流れるスピリット、伝統ってすごいですね。

【参考】http://www.s.leica-camera.com/
 SAMSUNG NX10は、APS-Cサイズ、1460万画素の実効画素を持つCMOSセンサーを搭載したミラーレスのデジタル・カメラです。
 ここ韓国では既に発売になっています。
 全く関心もなかったのですが、今日、実物を見て、ちょっと興味を持ちました。

 百貨店の家電コーナーのショーケースの中に展示されていて、実際に手にとってみたかったのですが、品不足のため展示だけで、触れられないとのこと…。(笑)
 
 既に多くのところで、商品の写真は公開されているので見たことのある方も多いと思います。
 写真では、デザインもいまひとつと感じていたのですが、実物は、質感も高く、かなりカッコいい。
 大きさも、思った以上に小さく、G-1/GH-1よりかなり小さく見えます。E-P1/E-P2、GF-1にちょっとでっぱりがある感じです。また、プラボディの中では、かなり上手く作っていると思うE-4XX、E-5XX、E-620などより遥かに、高級な感じがします。ダイヤルやエンブレムなどもプリントでなはく、凹凸のあるものが採用されていますし、レリーズ周りもかなり高品位に作ってあります。 

 背面ディスプレイは3.0型の有機ELを搭載しているので、おそらく相当、綺麗なのではないでしょうか。
 EVFデジタル・ファインダーの見え方はどうなのか、使い勝手はどうなのか、そのうち確かめてみたいと思います。

 買うかと言われると、この手の小型のレンズ交換式カメラは、HDレンズのあるパナソニックのMFTを選択すると思うのですけど…。

 「SAMSUNG」ブランドが気にならなければ、面白い存在になると思います。
 日本ではA/Sを含めて「PENTAX」ブランドで出せば、相当、面白い存在になると思います。

 とにかく、価格を考えると、ビックリするほど高級感がある作りでした。
 ちょっと軽い衝撃を受けました。

 韓国製品にはかなり辛口な私も、「やるな、SAMSUNG…」と言ってしまう製品でした。
 実際に、触ってみるとまた変わるかもしれませんが…。
 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催となって新たに開催されることとなった「CP+ 2010」。
 FotokinaやPMAといった世界のカメラ映像関係の大きなイベントを国内で育てていくことを目的にしているとのこと。主要なカメラメーカーがほとんど日本の企業なのに、新製品の発表などの大きなイベントが海外のイベントとなるという言う状況を改善できるようになるのではないかと期待されています。

 今回は、PENTAX 645Dが最大の話題でしょうか?
 凄いとは思いますが、価格が価格なので、私には全く縁のない機材ですね。
 ただ、「よくぞここまでこぎつけた」と、多くのカメラファンの賞賛を受けている模様。
 ただ、一般人にとっては、4000万画素もあると何に使っていいものなのか…。

 SONYもミラーレス機の計画を発表。どういうものになるのかは現在のところ詳細は不明ですが、SONYらしい面白い機能が欲しいですね。パーティーショット対応とか、思い切ったことをして欲しいです。(笑)
 パーティーショットは、非常にいい商品だと思います。最上位機種だけでなく、ある程度の機種はすべて対応にすれば、パーティーショットの本体ももっと売れると思うのですが。  

 私が一番の関心を寄せていたPanasonicの新MFTでしたが、今回、発表されたのはLUMIX DMC-G2と廉価版のDMC-G10でした。残念ながら、LUMIX DMC-GH2と大口径新HDズームレンズは延期されたと言う噂通り発表されませんでした。
  
 LUMIX DMC-G2は動画機能がAVCHD Liteなのでパスなのですが、液晶モニターが、まさかのタッチパネル式に。
 PanasonicのMFTの一つ不満に、自分でAFのフォーカスを選択する時、フォーカスの移動の操作性が悪いというのがあったのですが、これで一気に解決です。
 この機能は、DMC-G2より、きっと DMC-GF1の後継になるだろう、DMC-GF2のファンダーがない機材の方がより恩恵を受けるのではないでしょうか。
 これは、凄いです。
 DMC-GH2で、タッチパネル式液晶、AVCHDのフレーム増、秒間60コマのような高速連写機能、ISO1600のノイズ減少が達成されれば、今のところ、もうデジタルカメラに望むことはありません。使うかどうかわからない機能もありますが…。

 しかし、LUMIX DMC-G2より安い機種を出してくるとは思いもしませんでした。Panasonicが、MFTのラインナップを充実させる並々ならぬ意気込みを感じます。SLRタイプのMFTだけで、フル動画機能の「GH×」、動画機能制限の「G×」、液晶固定、パッチパネル非搭載の廉価版の「G××」と3種類のラインを組み、コンパクトタイプのラインでも、もしかすると同様に2、3種類のラインを組む可能性があるわけですから。
 頑張ってください。Panasonicさん。


 オリンパスですが、E-PL1ですね。
 まあ、DMC-GF1程度には売れて欲しいですが、 現時点でも、DMC-GF1の方が魅力かな…。
 
 タッチパネル式のDMC-GF2が少し待っていれば必ず出るでしょうから、これが出たら、DMC-GF2以外の選択肢はなくなってしまうのではないでしょうか?下手したら、DMC-GF10などという廉価版もでるかもしれないので、現在のオリンパスのMFTのラインナップでは、オリンパスのMFTは壊滅的になるのではないでしょうか。
 何で、オリンパスはこんなに、次を期待できないような売り方をするのでしょうか?

 今回、Panasonicは、DMC-G2、DMC-G10を発表することで、特別な発言をするまでもなく、今後発売する機種のおおよその性能や機能についてサジェスチョンを与えている訳です。
 それに引き換え、オリンパスのE-PL1は、フラッシュが搭載されて、操作性がよりコンパクトカメラに近づいたということだけで、次を期待させるような新機能が何一つない…。
 レンズも廉価版だけ…。

 このような大きなイベントに、FT、MFTの期待の新レンズの発表もなく、会社の方針としてシステムをどう育てていくかという計画の発表もなしとは、会社としてどうなのでしょうか?
 会社の営業が悪いのか、企画が悪いのか…。

 E-6XXタイプにEVFを搭載したFT、MFT機種とか、ユーザーが望んでいるような機種を素直に発売してはくれないものだろうか?
 オリンパスは、インタビューなどを見ると、そういう要求があることも十分に把握しているようなのですが、これまでも、何シーズンも遅れて、ようやく出てくるんですよね…。
 
 MFTに注力するのはいいのですが、注力した結果が、E-P2とE-PL1だと、Panasonicのラインアップと比べると…。 

 ただ、カメラ雑誌だけでなく、女性がよく読むようなファッション誌などに広告を打つなどの戦略は、非常に良いと思います。単にカメラを売るのではなく、商品が持っている雰囲気、歴史、文化というその商品がもっているコンセプトを売ると言う戦略は重要ですから。
 あと、CMが、センスが良くてカッコいいのが救いですかね…。
 
 D-SLRは、E-3でかなり満足しているので、ISO1600あたりのノイズがもう少し向上すれば、それ以上はあまり必要ないです。ISO1600も、スポーツ撮るときにもう少し何とかなればなと思う程度ですので。

 Canon、Nikonは相変わらず、好調のようで何よりです。他のメーカーを潰さない程度に自制していただきたいのですけどね…。(笑)
 
 私がOLYMPUSのFTを使い続ける理由は、本体の強力なダストリダクション機能、手振れ補正機能、防塵防滴機能、そして何よりZD ED50-200mm/F2.8-3.5 SWDの存在というのが大きいです。
 ZD50-200は、価格と性能を考えると超バーゲンプライスだと思います。
 これがなければ、素直に7D、あるいはD300Sを使うと思います。
 ZDのHGレンズと同等とレンズとなるとキヤノンでは、Lレンズ、ニコンで最上位のレンズになってしまって、価格もかなりUPしてしまうのでね…。
 正直、そこまで投資する気にはなれない…。
 撮れる画もそんなに変わるわけでもなし、そんなにまでして撮らなくてはならない写真もないし…。(笑)
 ところで、最近の他社のカメラのダストリダクション機能はFT、MFT並みに効くようになったのでしょうか?

 デジタルカメラの撮影は、たまに行う望遠レンズでのスポーツ撮影以外はもう、PanasonicのMFTで十分だなと最近、強く感じています。後は、廃れ行くフィルムカメラ(Rolleiflex、CONTAX)でまったりと。(笑)