【OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】
先月、ちょっとした研修があって済州島に行ってきました。研修と言っても、研修は4時間ほどで、あとは観光ツアーが組み込まれているという、非常にゆるーーい研修です。(笑)
済州島は、思った以上に綺麗で、見所もありそうだったのですが、観光ツアーは、旅行会社のための観光ツアーのようなもので、ユネスコの自然遺産に登録されている漢拏山をはじめとする景勝地、国立済州博物館といった重要な場所は完全無視。訳のわからんテーマパークばかりを観光させられ、観光だけならまだいいのだが、その場所の観光より、そこで売られている特産品の説明会、及び販売会に20分も30分も時間を割くという恐るべき観光ツアーに参加させられウンザリしてしまいました…。
テーマパーク自体が、周辺の農家などがお金を出して作ったもので、テーマパークで人を呼んで、観光に来た人たちに特産品を売るといったビジネスシステムになっているようです。町おこし、村おこしとしては正解なのですが、済州島の文化とは全く関係ないどこあってもよさそうなテーマパークを作って、人集めするのは、ちょっとどうかと思いました・・・。
旅行会社も、そういったテーマパークに人を集めて連れて行けば、キャッシュバックがあるので、重要な観光地を無視してまで、訳のわからんテーマパークのはしごをするという無茶苦茶なコースを設定しているようです。
あまりにも酷かったので、ソウルに戻ってから、韓国国内の団体の観光ツアーを調べてみたところ、どれも同じようなツアーばかりでした。
これまで、韓国国内で団体の観光ツアーを利用したことは一度もなかったので、知らなかったのですが、済州島に関わらず、他の場所も、似たような旅行会社と地元の商店の馴れ合いの商品が大半でした。
日本の旅行会社も大差はないのかもしれませんが、その観光地の一番重要な見所となるような場所をことごとく外して観光するというツアーは流石に組まないのではないでしょうか?
ついでに、天気は良かったのですが、漢拏山は、雲に覆われて一度も見ることはできず・・・。
済州島自体は、非常に良い感じだったので、個人旅行でゆっくり来たいと思いました。
済州島 Jejudo