Parker Duofold International。

 パーカー社は1863年、米国ウィスコンシン州に生まれたジョージSパーカーが、1888年に電信術の教師をしているときに学生の万年筆を修理したのをきっかけに、よりよいペンを作るために翌1889年にはパーカー社の前身となる工房を創立したことにその淵源を求めることができます。1892年には、W・F・パーマーと半分ずつ出資し、ザ・パーカー・ペン・カンバニーを創立しました。
 パーカー社の最初の発展段階は、第一次世界大戦時に、兵士用のペンを大量受注されたことにより、これによってヨーロッパにまで販路を拡大することになりました。また、この間にパーカー社は多くの特許を取得し、会社も大いに成長しました。
 しかし、パーカー社が現在のような名声を得るに至るには1922年のデュオフォールドの発売を待たなければなりませんでした。
 当時の万年筆が、黒ばかりの無骨なイメージであり遊びの部分がなかった時代に発売されたのがデュオフォールド。特に世界恐慌の時期に、人気を博した「ビッグレッド」と呼ばれる赤(オレンジ)のデュオフォールドは、不況を克服する希望として、アメリカをはじめとして、単なる製品、単なる筆記用具という枠を越えた一時代を象徴する「文化」となり、パーカー社の名声は不動のものとなったのです。
 現在はイギリスにその本拠地を移し、世界各国に「文化」を発信しています。

 私がこのペンを買ったときは、パーカー創業100周年(1987年)を記念して「ビッグレッド」を復刻した「デュオフォールド オレンジ」が発売されていた時期で(確か1992年)、ブラックとどちらを買うか相当、迷ったのですが、結局、オレンジという色が、やはり、あまりにとっぴに感じたので、ブラックを買ってしまいました。まあ、それが受けて「ビッグレッド」などと名前が残っているのですけどね。(笑)
 今考えると、ブラックはいつでも買えるのだから、オレンジにしとけばよかったかななどとも思うのですけど・・・。

 デュオフォールドには、太軸のセンテニアルと細軸のインターナショナルの2つのモデル。
 私のモデルは細軸のインターナショナルです。
 センテニアルは私の手には太すぎて、持ち比べた結果、インターナショナルにしました。

 ただ、ペン先が割と硬めのため、日本語の文字を書くにはあまり適していないと思う。現在は、重要な書類にサインする時などの気合の入ったとき以外に活躍の場がない・・・。

 現在は完全なパーカー党になっているが、やはり万年筆=モンブランというイメージがあったので、最初の一本を買うときは結構、悩みました。
 しかし、どうもモンブランのデザインに「これだ!!」という感じがもてなかったので、パーカーのデュオフォールドの現物を見てからは、あっさりとパーカーに傾いたのでした。(笑)
 あと、ペリカンのスーべレーン・トレドというペン軸にペリカンの細工が施されているペンが気になったのですが、値段が高かったというのと、やや実用的でないかなと思ったので(あまりに豪華で普段、使えないような気がした。)、パーカーのデュオフォールドのブラックを買うことにしました。
 でも、スーべレーン・トレドもいつかは欲しいな・・・。
 
 100年に一度の大不況といわれる現在、パーカーのデュオフォールド、特に「ビッグレッド」でも、探して、希望の光を手にしてみませんか?(笑)

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【OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】

  
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