日本でも『007 慰めの報酬(Quantum of Solace)』が公開された。
 実は、韓国では昨年の11月に公開されて、既に見ていたのだが、日本でも公開されたので、感想でも書いてみようかと思う。
 
 『007 慰めの報酬』は、前作『カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)』からの続編で、時系列的にも、『カジノ・ロワイヤル』終了直後の内容からはじまる。
 
 アクションシーンは前作と同様にシンプルかつ、スピーディーな展開で、見ごたえあるものとなっている。銃声などの音が、大きくなっているだけなのかもしれないが、音響が良くなってる印象を受けた。単に映画館の音響施設がよくなっているからなのかもしれないが・・・。

 ストーリーも、無理のない設定で、スパイアクション映画としては、十分に楽しめる作品となっている。でも、前作『カジノ・ロワイヤル』終了直後からの内容なので、前作と同様、心に傷を負った影のあるボンドが演じられ、いわゆる“007”的映画ではない。
 一つの作品としては上質なスパイアクション映画なのだが、やはり、痛快さ、ウイットに富んだスタイリッシュさが物足りない気がする。

 最近、

 『私を愛したスパイ (The Spy Who Loved Me)』[1977年]
 『ムーンレイカー (Moonraker)』[1979年]
 『ユア・アイズ・オンリー (For Your Eyes Only)』[1981年]
 『オクトパシー (Octopussy)』[1983年]
 『美しき獲物たち (A View to a Kill)』[1985年]
 『リビング・デイライツ (The Living Daylights)』[1987年]
 『ゴールデンアイ (Golden Eye)』[1995年]
 『トゥモロー・ネバー・ダイ (Tomorrow Never Dies)』[1997年]
 『ワールド・イズ・ノット・イナフ (The World Is Not Enough)』[1999年]
 『ダイ・アナザー・デイ (Die Another Day)』[2002年]

 とムーア、ダルトン、ブロスナンのボンド映画を見直してみたのだが、やはり、年代別に映像や特撮シーンなどに隔世の感を感じずにはいられませんね…。
 映像的には、ブロスナンのボンド以降でないと、ちょっと違和感が・・・。
 特に、『ムーンレイカー』は、時代が時代なので、仕方がないのだが、創ろうとする映像と技術力にギャップがあり、当時としては最高の技術だったのだろうが、今見ると無理があり過ぎで、笑ってしまう…。

 作品的には、『ワールド・イズ・ノット・イナフ』と『リビング・デイライツ』が好きです。最もインパクトのあるボンド・カーは、『私を愛したスパイ』に登場した水陸両用のロータス・エスプリ、最も美しいボンドガールは、『ユア・アイズ・オンリー』に出演し、後にシャネルのモデルとしても活躍したキャロル・ブーケ(Carole Bouquet)。『ワールド・イズ・ノット・イナフ』のソフィー・マルソー(Sophie Marceau)、『カジノ・ロワイヤル』のエヴァ・グリーン(Eva Green)も美しいですね。ソフィー・マルソーはボンドガールと言って良いのでしょうか?メインの敵役?考えてみると、みんなフランス人ですね…。

 そして、最高のボンドは、誰が何と言おうと、ピアース・ブロスナンです。(笑)
 日本では、今、世界的大ヒット映画、『マンマ・ミーア!(MAMMA MIA!)』でブロスナンに会うことができます。(見てないけど…。)
 
 おそらく、次回作もダニエル・クレイグでいくと思うのだが、痛快さ、スタイリッシュさといった‘遊び’の部分をどのくらい入れられるか、2-3年後を楽しみにしています。
 流石に、もうピアース・ブロスナン(現在55歳)が、ボンドを演じることはないだろし・・・。
 ちなみに、ロジャー・ムーアは『美しき獲物たち(A View to a Kill)』の時には58歳だったので、次回作の詳細が決まっていない現在、わずかな可能性が残されているかも。(笑)

 ダニエル・クレイグのボンドも見慣れてきたものの、やはりプーチン首相のイメージがオーバーラップする・・・。
  
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