OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm + FL36


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 ついにデジタル一眼レフカメラを導入。

いろいろとお仕事を頼まれるようになったので、趣味と実益を兼ねての導入。
といっても、頼まれるお仕事で商売しているわけではないのだが・・・。
つまりは、買うための自分に対する言い訳である。

私のデジタルカメラに対する期待はとりあえず、サッと撮れて、きちんと写っていればいいのである。
私が思うには、デジタルカメラは、現在発売されているどんな高級機種を使っても、フィルムの色合いには全く及んでいないと思う。

 勿論、デジタルで撮ったものを単体で特にディスプレイで見た時は、300万画素以上のデジカメならば、これはもう必要十分な画質であると思う。

 ただ、出力したものをフィルムで撮ったものと比べたりすると、「ああ、デジタルってまだまだだな。」と感じる。
 同じ場所でデジタルとフィルムで撮り比べでもしなければ、めったにそのようなことにはならないのだが、やはりどこかで、「ああ、これはフィルムで撮っておけば良かった。」と感じることがある。

 したがって、デジタルとフィルムの満足度の落差を最小化するためのデジタル一眼レフカメラの導入である。

 「サッと撮れて、きちんと写っていればいい」という条件は、おそらくすべてのデジタル一眼レフで既に実現されている。
 あとは、どれを選択するかの問題である。
 今まで集めたレンズはCONTAX Y/Cマウントのレンズ群。残念ながらCONTAXのY/Cマウントのデジタルカメラは出そうにない。しかも、これはMFの単焦点レンズばかりなので、「サッと撮れて」とはいかない。
しかし、このレンズを全く使わないのはもったいないので、CONTAX Y/C マウントのレンズがマウントアダプターを使用すれば使えるデジタルカメラがよい。
するとその条件にあうのは、CANONのEOSシリーズ、OYLMPUSのE-SYSTEMに限られる。

当初はCANONの20Dの高性能とそのノイズの少なさにCANONの20Dにしようと考えていた。EF-Sマウントを採用しているので、マウントアダプターを使用すればCONTAX Y/Cマウントのレンズもすべて使用可能。大幅に向上したファインダーの可視性。その他、起動時間など、10Dで挙げられていた不満をほぼすべて改善している。画質、性能、価格等で現在出ているデジタル一眼レフでもっとも優れたパッケージングと言えるのではないだろうか。しかも、持続的に安心して後々のモデルがでることも期待できるメーカだし。(笑)
とにかく、この20Dは質感も含めて、今後のデジタル一眼レフの基準となるのではなだろうか。(普通の人はこれ以上のスペックはいらないのでは?後は色の再現性のUPだけで十分な気が…。)

ただ、これに合う標準ズームレンズが、どれも今ひとつ。
EF-S18-55mm F3.5-5.6 USMは価格比の性能は良いかもしれないが、どうも納得できない。
EF-S17-85mm F4-5.6 IS USMは悪くはないが、暗いレンズ。しかも少々お高い。(20DはISO800までは本当にノイズレスなので、このくらい暗いレンズで、しかもIS付なので手ブレに関しては全く心配はないのかもしれないが。)
デジタルはまだ発展途中なのでどうなるかわらないが、数年先にはおそらくフルサイズがかなり普及価格まで降りてくるのではないだろうか?
その時にEF-Sの存在はどうなるのだろうか?安いレンズなら気にならないけど、このレンズは少々、お高い。中古もないし。(笑)
EF17-40mm/ F4.0 L USM はどうだろうか?悪くはない。中古もなくはない。しかし、やはりファインダーが心なしか暗い…。高い・・・。

それとCCD(CMOS)のゴミの問題である。
一年の大半を外国で暮らしている私としては、海外でサービスセンターでクリーニングのサービスを受けられるのだろうかというのが結構、大きな問題である。
サービスセンター(ソウル江南)に聞きに行ったら、日本で購入したカメラはやってくれないそうである。(日本でCANONのサービスセンターにも確認したが、サービスは現地法人の判断事項で分からないとのこと。)


色々と考えているうちに、ふっと思った。
「OLYMPUSのE-1、E-SYSTEMって私にとっての理想的なシステムなのでは?」と。

2004年の夏にはE-1のボディが22万+ZD14-54mmが5.5万くらい、合わせて27-28万の販売価格で、全く考慮に入っていなかったのだが、2004年末には、大体の場所で、どうやら20万以内で買えそうである。
私のデジタル一眼レフカメラに払ってもいい価格は、標準ズーム込みで15-17万程度と考えていたので、大体それに近い価格になっている。

メーカーが絶対の自信を持つ、ダスト・リダクション・システム。
ゴミ問題は心配なし。

KODAKのフルフレーム型CCDの色合いは非常によく、青が非常に綺麗に出ると評判。
某カメラ雑誌で、フィルムとデジタルの比較の記事でも青の色の出かたは、デジタルとは思えない非常に綺麗な色を出していた。
私の考えるZEISSの色の美しさと非常に合うのではないか?

デジタルで撮った写真をめったに大きく引き伸ばすことはない私にとって500万画素は必要十分。連写もめったにしないので、秒3コマ連続12コマの撮影は十分すぎる。しかも、RAW+JPEGのモードでもそのスピードで記録できてしまう。流石はプロ機を謳うだけのことはある。

そして何よりもすばらしいのは完全な防塵・防滴性能である。
以前、小雨の中、傘をさしながらコンパクトデジタルを使っていたら、ショートして使用不能にしたことがある。ほんの少しの水滴で、こうも簡単に駄目になるかと痛感した。
このような状況下でも安心して使えるカメラは、何物にも替えがたい。
このような防塵・防滴性能を持つ一眼レフカメラはデジタル、フィルムを問わず、CANONとNIKONの最高級機種しかないのではないだろうか?
それが新品で11万-12万程度で買えるのである。
それだけでもE-1は買う価値があるカメラであろう。

もし、今後、フルサイズのデジタル一眼レフカメラが安く出ても、色の再現性が大幅に上がったCCDが登場しても、最高機種、もしくはそれに順ずる機種以外に高度な防塵・防滴性能を搭載してくるとは思えない。
もしCONTAXが新型のデジタル一眼レフカメラを出したとしても、CONTAXのようなメーカーが、それに防塵・防滴性能を搭載してくるとは思えない。
それ故に、防塵・防滴性能を持つE-1はハードな撮影のために手元に置いておきたいと思うだろう。

ひとつ、「これは・・・どうなの?」と思っていたのが、今時、スパーインポーズもないファインダー・・・。
正直、CONTAX NXでもできたのに、それもないのかよ・・・OLYMPUSと思った。しかも、3点のAFフレームは近すぎてほとんど意味がない。しかも、フレーム選択がやりにくい。どうせAFは精度のよい中央一点を使ってロックして使うから他の2点は使うことはないのだが・・・。
この点はCONTAXの黄金比率に基づく5点フレームをジョイスティックで選択するという操作性はすばらしいかった。この操作法だと、他のフレームも積極的に使おうかと思える。

しかし、実際にファインダーを覗いて見て考えが変わった。
100%の視野率、約0.96倍の倍率、MFもやりやすいファインダーは多くの雑誌などで良い評価を受けていたが、実際に非常に良くできていた。
CONTAX Y/Cマウントのレンズを使うにはやはり優れたファインダーは不可欠。ついでに、E-1のファインダー、CONTAX645のファインダーによく似ていてる。(ちなみにCONTAX645もスパーインポーズはない。)


そして、もうひとつ、すばらしいのはZUIKO DIGITALの高性能ぶり、MTF特性のすごさである。データだけがレンズの性能ではないが、とんでもない数値である。流石にフォーサーズシステムというデジタルに特化したレンズである。しかも、E-300と一緒に発売されたレンズ2本を除き、防塵・防滴仕様である。

フォーサーズシステムは撮像画面サイズ 17.3x13.0mmで4:3、35mmフルサイズやAPS-Cの画面は3:2で構成比率が異なる。
口の悪い人は、これをコンパクトカメラの構成比率と同じで使えないと言う。
しかし、4:3は中判でもっとも使われている645サイズと同じ構成比率である。ライカ判の135の比率にずっと囚われる必要はないように思う。

しかも、デジタルはコンピューターやネットとの親和性が重要である。
ネット上の写真を保存しておくサイトにUPするときも、コンパクト・デジタル・カメラで撮られたものを想定されているサイトが多く、4:3以外のフォーマットは勝手に比率が変更されてサムネイムだと変形してしまったりするものがある。
E-1で撮ったものはそのままの比率でUPできる。
PCのディスプレイの比率も4:3である。
プリンターで出力する場合も3:2より4:3でプリントアウトする方がカットされる部分が少なくてすむ。
コンピューターとの親和性はフォーサーズシステムの方が都合がいいことが多そうである。

このフォーサーズシステムをライカ判135の延長、変形と考えるのではなく、新しいフォーマットと考えると楽しく使えそうである。

CONTAX Y/Cマウントのレンズをマウントアダプターを使用して使うと、35mm換算で2倍の焦点距離になる。ライカ判135のリプレイスとして考えると、これは広角が足りなくなるので難しいシステムになってしまう。それは、APS-CサイズのCCD(CMOS)でも程度の差こそあれ、同様である。
あくまでCONTAX Y/Cマウントのレンズが4:3のフォーマットでも使用できるデジタルカメラと捉えると非常に面白いものとなる。
また、CCDのサイズが小さいためライカ判135より1段半から2段くらい被写体深度が深くなる。
これも、ライカ判135のリプレイスとして考えてしまうと、ボケの量が減るということになるが、逆に言えば、同じ絞りで、早いシャッター速度を維持しながら、被写界深度を深くできるということなので、システムにあった撮り方をすればいいのである。
特に現時点ではボケを生かした撮影をしたければ、ROLLIEFLEXかCONTAXのフィルムカメラで撮れば良いので全く問題がない。

OLYMPUSのフォーサーズシステムを加えると、私はROLLIEFLEXの6×6、CONTAX Y/Cマウントの135と合わせて3つのフォーマットを持つことになる。
なかなか良いシステムではないか??

ということで、OLYMPUS E-1に狙いを定めた。
後はお値段。

良いタイミングでE-1エディターズ・スペシャル・キットと言うのが出ていた。これはE-1本体+ZD14-45mm+OLYMPUS Studioのセットである。
ZD14-55mmは防塵・防滴仕様でないので、いらないのだが、このセットはお値段的にかなりお得。ZD14-45mmを下取りに出して、ZD14-54mmを買う方がどうやら、バラバラに買うより、安く買えそうであった。12月に某ネット販売で、期間限定ではあったが、E-1エディターズ・スペシャル・キット+512MのCFで13万円を切る価格がついていた。
このくらいの値段では買えるとあたりをつけて、某所にて1月に価格交渉。
512MのCFは容量が少ないし、通常、おまけなのでハイスピードのCFではないだろうから、少しお金を出してでも、これを1Gのハイスピードにしてくれたらいいなという感じで交渉開始。
内部的にどう処理したかはわからないが、割とあっさりとこの値段が出てきた。

E-1エディターズ・スペシャル・キット(12.7万)+ZUIKO DIGITAL 14-54mm(5万)+FL36(2万)+レキサー1G ×80(1万)= 20万7千円
  
ZUIKO DIGITAL 14-45mm下取り(1.5万)

合計 19万2千円+ポイント(ポイント引き換えで5年保障)!!

ただし、これはE-1エディターズ・スペシャル・キットの仕切り値がものすごく安いからできるのであり、E-1エディターズ・スペシャル・キットがなければ、不可能だと言っていた。
E-1エディターズ・スペシャル・キットの在庫がなければ、これでは出せないので諦めてくださいとのこと。
しかし、無事に在庫を確保できたため購入。

満足度、非常に高し。

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