【画質全般】
 E-1のフルフレーム型CCDから、E-3のLiveMOSへとの変更で、オリンパスの特徴的な“オリンパス・ブルー”が出るか心配したのであるが、割と良い感じでチューニングされているようで、E-410、E-510のサンプルでよく見るようなグレーが混じった感じのちょっと抜けの悪い青がでるようなことはないように思う。
 ダイナミックレンジもFFT型CCDのE-1より広がっているようで、E-3用のLiveMOSはかなり強力な撮像素子になっているようである。

 客観的に見ても、他社の撮像素子や画像エンジンと比べても全く見劣りしない画質であると思う。www.dpreview.comのデータによると、ノイズも相当、上手く押さえ込んでおり、自然な仕上がりとなっており、ISO800程度までなら十分に満足できる画質を提供してくれる。ダイナミックレンジは、他社のものより、アンダーに強いチューニングがなされており、アンダーに階調が残るものとなっている。またデータを詳細に比較してみるとISO400あたりから強烈なノイズリダクションをかけてノイズを押さえ込むようなチューニングをしているメーカもあるが、E-3はノイズの出かたが自然で無理に押さえ込んでディテールを失ってしまうようなチューニングにはしていないようである。
 個人的には、E-3の色合いは他社のものより自然で好ましいように感じる。

 通常は、RAWファイルで撮影して、そのままHDDとDVDに保存。必要なときにJpeg変換する。E-3は、RAWファイルで撮影したものを拡大すると、RAWに内蔵されているサムネイルを拡大するので表示画像が悪いという情報を聞いたので、一時期、同時にJpegも同時に記録するようにしたのだが、7倍あたりまでの拡大では画像が悪くなるといった感じがないので、現在はRAWのみで記録している。
 色空間はAdobe RGBで記録。WebのものもsRGBに変更しないで、Adobe RGBのままJpegに現像してUpしている。モニター環境は人それぞれ違うので、そこまで厳密にしなくてもいいかなと思って。そんなに真剣に写真を見ている人もそんなにいないだろうし。(笑)

[参考]http://www.dpreview.com/news/0802/08022001olympuse3review.asp

【SSWF】
 オリンパスのダストリダクション機能は、ほぼ完璧なシステムである。E-1を使って3年になるが、ゴミがついた画像を見たことがない。ゴミで悩むことはないと思って間違いない。当然、E-3もE-1と同等以上の性能を期待できる。

【その他】
 軽量化とコストダウンのためか、パワースイッチ、カードカバーロック、バッテリーカバーロックなどが安っぽいプラスチックになってしまっている。もう少し高くなっても良いので、このあたりはフラッグシップ機に見合う質感を保って欲しかったと思う。
 バッテリー充電器もE-1の時は、BCM-1であったが、E-3は、小型ではあるが、充電に時間がかかるBCM-2に変更されている。 
 ショルダーストラップも、E-1に同梱されてたCSS-E001ではなく、デザインこそ同じであるが紐が薄いペラペラのCSS-E002というストラップに変更されている。
 こういったところで、コストダウンを図るなら、今後はバッテリー充電器やストラップなどは別売りにしてみたらどうであろうか?

【総合】
 E-3は、非常にいいカメラである。画質も文句なし。操作性に若干の改善の余地を残すものの、E-1からは飛躍的な進歩を遂げたカメラに仕上がっている。E-3を買って、後悔することはないと思う。興味のある方は、是非、手にとってみることをお勧めします。

 私の頭の中では、依然として、デジタルカメラは、フィルムカメラのサブという認識なのですが、E-3は、それを変更させてしまうかもしれないと思うほど良いカメラです。
 CONTAXとROLLEIFLEXは、利便性を超えた魅力があるカメラで、E-3とは良い意味で棲み分けができるのではないかと思っています。

 とにかく、OLYMPUSさん。E-3のようなカメラを作ってくれてありがとう。
 
 「もう、撮れない世界はない。」とまでは言いませんが、撮れる世界は確実に広がりました。

20080131_231748_1310331.jpg

  
コメント
コメントする












 管理者にだけ表示を許可する?

トラックバック
トラックバックURL
→http://hcmkiccsas.blog.fc2.com/tb.php/367-a8b265fc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)