OLYMPUS E-500が正式発表された。
スペックはほぼ噂通りのものであった。

ようやく、他の入門機種とまともに勝負できそうなカメラになった。
E-300はあれはあれで斬新だったのだが、斬新過ぎたデザインとやはり小型軽量とは言いがたい大きさにより、当初はバックオーダーを抱えたと言っていたはずだったのだが、その後があまり続かなかったようである・・・。

フォーサーズは小型軽量にできると言っていたにもかかわらず、それらしい機種が出てこなかったのだが、ついにそれらしい機種が出てきたことになる。
しかし、こういう機種を2年前に出していたら、いまのオリンパスの状況も大きく違っただろう。
確かにクラス最軽量なのだが、*istD、KissDN、Sweet Dなどほとんど変らない大きさの機種が市場には既に溢れている。
小型軽量に作れるというのが「売り」だったのに、その小型軽量の機種を最後に市場に投入することになってしまったオリンパス・・・。
いくら最軽量と雖も、2年前にこの大きさで出ていたら相当インパクトを与えただろうが、2005年のこの時期に出しても・・・インパクトは弱い・・・。
これ以上小さく作ると、一眼レフとしては使いにくくなるし、何グラムの差など宣伝文句になるかならないかの違いだけで、更なる小型軽量は実用上はほとんど意味を成さないであろう。
インパクトは弱くても、とにかく、クラス最軽量をようやく“公約通り(?)”準備したオリンパス。
果たして、巻き返しを計ることはできるのか?

E-500は若干、サイバーというかガンダムチックというか・・・。
まあ、そんなデザインになっているが、E-300と比べればはるかに普通のカメラになっていて、デザイン的な拒否感は少なくなっているので、そこそこ売れてくれるのではないだろうか?

機能的には入門機種としては、十分で競合メーカーと比べても特に劣るところはないと思う。
強いて言えばAFの測距点が3点と言うところくらいではないだろうか?


レンズの方のHPも更新されて、レンズにSUPER HIGH GRADE、HIGH GRADE、STANDARD シリーズなどと名前が与えられた。
これまで特別な名称がなかったので、マニアの間では松ズーム(レンズ)、竹ズーム(レンズ)、梅ズーム(レンズ)などとあまりかっこいい名前で呼ばれていなかったことを考えるとそれぞれのクラスにオリンパスがカテゴリー名を与えたことはよかったのではないのだろうか?
また、SUPER HIGH GRADEのレンズの銀の輪には「プラチナライン」などと名前が与えられてプレミアム感を出すようにして、オリンパスとしては珍しく商売っ気を出している。いい傾向だ。

廉価版のレンズが2本、超弩級レンズが2本、近日発売となる。
特にどれも必要ではないのだが、ラインナップが充実するのは喜ばしいことである。
スタンダード版の高倍率ズームZD18-180/3.5-6.3は旅行の時になどにいいかなと思ったのだが、何で今時、ワイドが18(36)mm始まりなのだろうか?
コンパクトのデジタルカメラの延長としてはそれでいいのだろうが、せめて14(28)mmくらいからにしておけばよかったのに。
SUPER HIGH GRADEのF2通しのレンズでも14(28)mm始まりだからしかたがないか・・・。
このレンズは絶対に12(24)mm始まりにすべきだと思うが・・・。

とにかく、このE-500が失敗した場合、オリンパス、フォーサーズの企画自体が死にかねない。
お願いだから、売れてください・・・。

それと何気に、無料で配っていたフォーサーズ-OMのマウントアダプターが商品として発売されることになっている。16,000円也。
デジタル専用のため従来のレンズでは十分な性能を保証できないという非常にまじめな理由で無料配布していたのに販売に切り替わった・・・。
そこまで商売っ気を出さなくてもいいのではないだろうか???
せめて、HPでは「十分な光学性能を保証しません。」と言う記述は残して置くと良かったのに・・・。
当初の高貴な理想はどうなったんだ?オリンパス・・・。


http://olympus-esystem.jp/products/e500/
  
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