今日はW杯の決勝戦が行われる日ですが、その前にもうひとつ「絶対に負けられない戦い」がありました。(笑)
7月になって突然、発表された浦和レッズと水原サムソン・ブルーウィングスの親善試合。
柏木選手、阿部選手、田中選手、坪井選手、山田直選手らを見たかったので、観戦しに行って来ました。
柏木選手と田中選手は、出場しませんでした…。
来てもなかったようです…。残念…。
浦和レッズと言えば、自他共に認める日本最強サポーター集団。
2006年天皇杯の決勝で、エスパルス-レッズ戦を見に行ったことがあるのですが、その浦和サポーターの応援の迫力と見事さと言ったら、エスパルス(澤登選手の応援で行ったがベンチ入りせず…)の応援で行った私も感動しました。しかも、レッズの勝利で、天皇杯はレッズのものに…。大活躍していたFWマリッチが外国人枠の関係で放出しなければなったため、この最後の試合だったらしく、レッズもマリッチのために勝利をという感じで異常に盛り上がっていた。最後のサポーターへの挨拶は感動的で印象に残っています。
まあ、とにかく日本で最も熱い応援をするサポーター集団というのは、間違いない。これを見に行くだけでも価値がある。
考えてみると代表選手の宝庫だった浦和レッズも、南アフリカには阿部選手一人しか送っていなかったのですね…。しかし、たまたま今回は選ばれなかっただけで、代表クラスの選手で構成されているレッズですので、非常に楽しみだったのですが…。
流石に、日本と韓国とも、リーグ開始前の調整試合を兼ねての親善試合ですので迫力が…。
ついでにW杯をずっとTVで見てましたので…。
しかも、この試合自体も、7月になって決定したので、さしもの浦和レッズ・サポーターもそれほど観戦にこれなかったようです…。ACLとかだったら、また話は別なのでしょうが、親善試合ですから…。
しかし、急に決まったアウェイの親善試合でも、やってくる筋金入りのレッズ・サポーターですので、少ない人数で、水原の大応援団にかなり対抗していました。
水原までお越しになった、レッズ・サポーターのみなさん。お疲れ様でした。
話を聞いたら、ツアーのようなものはなく、大体、個人で来ているとのことでした。
流石は、レッズ・サポーター。
気合が違います。
ただ、「皇●國」と書いたタオルを振り回している人がいたのですが、正直、これは辞めて欲しかったです…。
たまに日韓戦で「独島はわが国の領土」や安重根の画が書いた旗を振り回している韓国人サポーターがいます。 これを見た多くの日本人は、「韓国って民度が低いな」、「スポーツに政治を持ち込むなよ」と思うと思います。「皇國」も、それとあまり変わりありませんので、感心できません。
少なくとも、私が行ったACLなどの試合で韓国人サポーターでこういうものを振り回しているのは、見たことありません。
近いといっても、一応、外国なので、歴史的な勉強もしてからきた方が、文化交流になるのではないでしょうか?
浦和レッズの応援に「皇國」というスローガンが必要なのでしょうか?
たまたまサッカーを観戦に来た人の中に、そういう人が紛れ込んでいる場合もありますが、浦和レッズのサポーターとして来ているのは一目両全なので、他の浦和レッズのサポーター、ひいては他のJリーグのサポータの迷惑にもなりかねないと思います。
政治的な信条や主義主張はあるでしょうけど、サッカーの応援ですから。
私も一応、結構大きな日本国旗を持って行ったのですが、これ見て出すのやめました…。
韓国にいると日本への愛国心がより強くなります。
でも、「皇國」は、ちょっと…。
浦和レッズの応援と「皇國」はどういう関係があるのかなと…。
試合のほうは、前半は水原が優勢でした。レッズは、中盤でボールがキープできないで、パスがうまく回らず見せ場を作ることができませんでした。後半は、レッズはパスが繋がるようになってきたものの、両者とも攻め手を欠き、決定的なチャンスはなく、間延びした感じで、そのまま0-0で試合終了。
柏木選手や山田暢選手がいたら、かなり展開が違ったと思います。
これに、鈴木啓太選手もいる訳ですし。
しかし、浦和レッズは、スター軍団ですね…。
A代表ではなくても、各年代の代表選手だけで、チームを作れますからね。
何かと批判も多いフィンケ監督ですが、1-2年でまた手のつけられない凄いチームになるかもしれません。
柏木陽介、梅崎司、山田直樹、原口元気選手は、必ず代表の中心選手になっていなければならない選手たちですので、レッズには期待しています。
個人的には、本田選手ではなくて、柏木選手に是非、日本の「10番」を付けて欲しいです。
柏木選手が見れなくて、残念だ…。
それと驚いたことは、レッズの選手は、試合終了後、アウェイにもかかわらず、クールダウンを入念におこなっていました。フィジカルコーチがいいのでしょうか?こんなチームはじめて見ました。その間、フィンケ監督もベンチに座って、ずっと見てました。
やはり、安定して強いチームって違いますね。
Jリーグ創設時には、ガンバとレッズがほとんどドアマット状態だったのに、今や、その両チームが、Jリーグの強豪というだけでなく、アジアを制覇して、世界のBEST3になり、常勝チームだったヴェルディが解散寸前の憂き目に立たされているのですから、わからないものです。
良いサポーターとしっかりとしたサポート企業の存在は、大きいと思います。
あと、W杯南アフリカ大会ですっかり有名になったブブゼラが応援に使われるようになり、うるさくなったのは、困ったものだ…。Jリーグでも再開されたら、使う人が多くて問題になるかも…。
高原選手は、本当にFCソウルに移籍するのだろうか…。
ドイツに戻った方が…。
[試合開始です。]
[フレンドリーマッチでは、自他共に認める最強サポーター集団も遠征してこないか…。]
[頑張れ~~レッズ!!]
[坪井選手の頭にはご利益がある。阿部選手、W杯ご苦労様でした。]
[こちらは韓国最強サポーター集団を自認する水原サムソン・ブルーウィングス・サポーター]
[“蹴球首都水原”は伊達ではない。]
[日本の未来を担う逸材・山田選手]
[山田選手、良い動きでしたけど、今日はパスがあまり回ってこなくて、ちょっと残念でした。]
[指示を出す阿部選手]
[ボールを胸でトラップする阿部選手]
[前半終了]
[後半開始]
[何試合か見てますけど、水原も結構、良いチームです。今シーズンはリーグ戦は低迷していますけど…。]
[パスを出す山田選手]
[右サイドを駆け上りセンタリングする山田選手]
[ポンテ選手。本当に良い選手です。]
[梅崎選手。本当はA代表に定着していなければならない選手です。]
[後半は盛り上がるところもほとんどなく終了…。]
[サポーター席に向かうレッズ・イレブン]
[サポーター席に挨拶するレッズ選手。「皇國」って…。]
[クールダウンを入念にするレッズ選手。ポンテ選手。かっこいいです。]
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