デジタルカメラの方は、現在、E-3 + ZD14-54/F2.8-3.5、ZD ED50-200/F2.8-3.5 SWDで運用しています。これに小型軽量クラスとしてNEX-7を導入したのですが、不幸な事件があり返品して、その後、再購入していません。しかし、小型 + EVF内蔵 + 絞り、シャッタースピード、露出補正などの切換が瞬時にできる操作性といた要件を満たす機種は今のところNEX-7しかない状況ですので、NEX-7後継機がNEX-7と同じコンセプトで出てくれば、そのまま導入しようと思っています。

 問題はD-SLRの方です。E-SYSTEMのFTは非常に優れていて、フィルムの135フォーマットの代替としては、満足しているのですが、如何せん高感度が弱く、ISO800まですると画像の劣化が激しいのが不満。フィルムのカメラではISO400までしか使わないので、フィルムカメラと同じことはできるので、色などは未だにフィルムが上だと思いますが、フィルム・カメラの代替としては満足しています。
 
 2013年の現行機種ではISO800が厳しいD-SLR(APS-C以上)はほぼ存在しないし、ISO1600、3200でも全く破錠のない画像の機種も存在するだけに、この点は、早期に改善してもらいたのですが…。E-5は、解像感などは、E-3比で大幅に進化したようですが、ISO1600は相変わらずノイズが多いと感じます。私は解像感はE-3のものでも十分満足しているので、ISO1600が使えるようにならなければ、撮れるものはそう変わらないということでE-5の導入を見送りました。

 ZD ED50-200/F2.8-3.5 SWDは、FTの理念が具現化したレンズであり、明るくレンズで、開放から極めてシャープな画像を提供してくれ、ボケも美しい。135フォーマットでは、換算100-400mm。さらにテレコンバーターで1.4倍しても画質の劣化がなく、140-560mmまで焦点距離を伸ばすことができます。ついでに、FT機のフラッグシップ機はボディ内の手振れ補正が4~5段も効きます。ついでにZDは開放からシャープなので、安心して開放から使えますし、シャッタースピードも稼げます。しかし、室内で被写体ブレを抑える(激しいスポーツを除く)にはあと2段分、つまりISO1600まで安心して使える画質が必要なのです。

 MFTのOM-D E-M5は、ISO1600までは何の問題もなく使えるようなので、このセンサーを移植したものを素直に出してくれれば何の問題もないのですが…。
 ISO1600まで問題なく使えるセンサーが載ったFT機は、Fの明るい小型高性能のレンズ + 強力な手振れ補正搭載によって、本当に撮れないものはなくなるくらいのカメラだと思うのですけど、E-5の後継機の詳細は依然として不透明…。
 E-7(?)がE-M5並のセンサー + OVFなら、素直に導入しようと思っています。E-7がEVF機になるなら、EVFがOVF並に成熟するまでしばらく放置することになると思います。

 FTになぜこのように固執するかというと、ZD14-54/F2.8-3.5、ZD ED50-200/F2.8-3.5 SWDの2つのレンズの出来が非常に高く、同じレベルのレンズはCANONのLレンズ、NIKONのNコーティングが施されているレンズ水準となり、非常に高価で、かつ大きく重いレンズになってしまうからです。この点でのFTのメリットは非常に大きいです。

 例えば、ZD ED50-200/F2.8-3.5 SWDの焦点距離をカバーしようとすると、CANONのEF100-400mm/F4.5-5.6L IS USMや、NikonのAi AF VR Zoom-Nikkor 80-400mm/F4.5-5.6D EDになりますが(勿論、価格はZD ED50-200/F2.8-3.5 SWDよりはるかに高い)、テレコンバーターの使用ができないか、大きな制限があるようです。APS-CのカメラやNikonのクロップ機能を使えば1.5倍、1.6倍になりますが、どのメーカーもAPS-Cの標準レンズにこれはというレンズがないのが現状。
 レンズ内手振れ補正は、CANONのEF100-400mmは2段、NikonのAi AF VR Zoom-Nikkor 80-400mmが4段。
 こう考えると、FTの代替には、Nikonのカメラが良さそうなのですけど、私は、Nikonのカメラを選択できない理由があります。
 
 何と言っても、Nikonのカメラでは、Y/Cのレンズが使えないのです。(笑)
 ついでに、カメラとレンズのデザインがあまり好きではない…。
 視界性は高いけど、文字のフォントもあまり好きではない…。
 ボタン類も大きくて押しやすいけど、ボタン類にも繊細さが感じられなくて好きではない…。
 箱がゴールドなもの趣味ではない。
 あと、私にはグリップ(D600)が持ちにくい。
 間違いなく世界で最もSLRを上手く作るメーカーであることはわかっているのですが、どうも私には合わないようです…。(Nikonファンの方ごめんなさい…。)

 ということで、FTの代替のD-SLRは、Y/Cレンズが使えてるCANONにしようと考えています。
 E-5の後継機がどうなるか待ってからにしようと思っていたのですが、フィルムの価格上昇が思っていた以上に進んでいたため、フルサイズでY/Cのレンズを使いたいと思うようになりました。この夏に室内での重要な撮影があるので、FTではちょっと辛い。そんな訳で少し早めにCANONのEOS 6Dを導入することに決めました。
 大きさや質感、シャッターのフィーリングは圧倒的に5D Marklllがよいのですが、価格が…。
 韓国には6D + EF24-105mm/F.4 Lのキットは販売しておらず、日本の方がかなり安いので、日本に帰国した時に購入しようと思っています。ちなみに韓国では、日本の6D + EF24-105mm/F.4 Lのキットの値段で6Dボディしか買えません…。
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Canon EOS 6D + EF24-105mm F4L IS USM

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 新システム導入。

 近所の某家電量販店で購入。
 21日現在の価格.comの最安値(約214,000)より安く買えました。
 これまでの価格の動きをみると最安値200,000-20,4000円くらいだったので、近所のちゃんとした店で、21万円くらいならと思っていたのですが、「21万になりませんか?」と聞いたら、気持よくOKしてくれたので、そのままお持ち帰りすることに...。ヨドバシとキタムラは、無理だと言われたので、本当は「無理です。」と言われると思っていたのですが、少々、拍子抜けしてしまいました。
 LEDシーリングライトもこの店舗で買いました。いつも他店より安くしてくれるので、最近、家電はこの店で買うことが多いです。

 クレジットカードも使えて、クレジットカードのポイントも貯るし、故障した時も持ち込みで対応してくれるので、満足度高し。安く買えたので5年保証も入ってしまった…。 

 E-3も5年持たず、勿論、10万回などシャッター切ることなく、シャッター壊れてシャッターユニット交換したし…。

 初めてのCanonのカメラです。
 箱はレンズKitなのですが、コンパクトにまとまっています。
 箱のデザインは、LeicaやNikonやCONTAXやOLYMPUSのEシリーズ、SONYのNEX-7の様な高級感はあまり感じません。
 良く言えばわかりやすい、悪く言えば安っぽい、家電製品ぽいパッケージデザイン。

 箱などただの梱包材ですので、そんなところにお金をかける必要はないのかもしれませんけど…。
 高級感で売るメーカーではないでしょうし。そもそも、6D自体が、決して安くはないけど、5D marklllの廉価版で、高級機ではないし…。

 ただ、コンパクトで無駄のない梱包は、それはそれで、結構、感動。(笑)
 


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Canon EOS 6D

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【重量】
 本体重量680g、バッテリーまで含めても770g程度とわりと軽量なEOS 6Dですが、KitレンズであるEF24-105mm F4L IS USMが670gと結構、重い。もう一つのKitレンズEF24-70mm F4L IS USMも600gなので、それぞれ、総重量1,440gと1,370g。
 ちなみに、これまでのメインのD-SLRのE-3がバッテリー込みで890 gで、ZD14-54が435gで、総重量1,325g。
 本体+標準ズームでは、両者ともほぼ同じ重さなのですが、6D の方が、100g程度の差しかないのにレンズが重くフロント・ヘビーなので、バランスが悪く、かなり重い印象を受けます。
 私はレンズが550g以上のレンズの場合は、カメラは1kg程度ある方が使いやすいと思っているので、CanonのLレンズの標準ズームを使用するなら、バッテリーグリップが必要だなと感じています。その内、購入すると思います。もしくは、Y/CのVario-Sonnar T* 28-70mm/F3.5-4.5が325gなので、それを軽量な標準ズームにしようかとも思っています。
 小型軽量も性能のひとつですが、はったりのきくカメラの存在感も重要です。
 フィールドワークなどで、人が多いところでの撮影は、カメラが大きいということも重要だということを随分経験して来ました。(笑)
 小さいカメラで撮影するといくら性能が良いカメラでも、「それで撮るんですか?」とがっかりされたりしますので、カメラの存在感は撮影で良い写真、良い場所を確保するには結構、重要なファクターになります。(笑)

【質感】
 E-3はフラッグシップ・モデルなので、作りがかなり良いのに対して(ちなみにE-1はもっと良い)、EOS 6Dはトップが金属製ではなかったり、バッテリーや撮影メディアのスロット・カバーにロックがなかったりとEOSの上級機種と比べても、廉価版らしく細かなところが簡略化されていて、質感はかなり落ちるなというのが正直な印象。しかし、そういう点まで気になるなら5D Marklllを買ってくださいということだと思うので、特に不満はありません。
 それでも、EOS 6Dはデザインも含めて結構、上品に作っていると思います。E-3ほどではないでしょうが、防塵防滴ですし。

【操作性】
 操作性ですが、買う前の確認と購入後数日間でいじった感想は、直感的で説明書がなくても直ぐに操作ができるというものでした。昔からEOSの中上級機種を使っている人にとっては、AFのフォーカス選択にジョイスティックがなかったり、コマンドダイヤル(?)が独立していなかったり、他の中上級機種とは異なり、初級機に近い操作性で不満があるようですが、私は6Dが、初めてのEOSなので5D Marklllや7Dの方が使いやすいのだろうなとは思うものの、その機種自体を使い込んでいないのであまり不満はありません。AFのフォーカス選択もE-3の操作性に近いですし…。

【AF】 
 AFのフォーカスの測距点は、中央に寄り過ぎで、11点あろうが、なかろうが、あまり関係ないような気がします。私は動体をあまり撮らないので、AFの測距点は数ではなくて、どこに配置されているかが重要なのですが、これは未だに、CONTAXのN Systemの5点測距点が理にかなっていて最高だと思っています。
 AFも動体はまだわからないのですが、動いていないものに関しては、EOS 6D + EF24-105より、E-3 + ZD14-54の方が早いような気がします。EOS 6D + EF24-105は、最初のAFの動き出しが一テンポ遅れるような気がします。まだ、レリーズの感覚が合っていないので、押したつもりなのだが、AF作動の深さまで押してないのかもしれません。
 OLYMPUSを導入した時も、CONTAXならレリーズが切れている力で押しているのに、全くレリーズが切れていないことがしばらく続きましたので、しばらくしたら、レリーズを切る感覚が合ってくるかもしれません。

【設定】
 設定なども、特に迷うことなくできます。
 第一階層のタブは多いですが、その他の設定は階層は、あまり深くに入っていないので、非常によくまとまっていると思います。このあたりは流石、トップメーカーだなと思いました。

【画質】
 画質は、やはりE-3とは隔世の感がありますね…。
 低感度同士の比較なら、E-3も悪くないのですが、高感度領域はISO1600、ISO3200あたりでも、EOS 6Dは画質に全くといっていいほど破錠がないのは驚きです。また、ピクチャースタイルなどの機能はまだ把握していないので、自分の好みの色が出るように少し時間をかけて研究してみようと思います。 

【Wi-Fi/GPS機能】
 この機能もまだ試していないので、詳細はもう少し使ってみてから。
 しかし、これからのカメラには必要な機能だと思っています。

【付属ソフト】
 まだ、あまり使っていないので、詳細はもう少し使ってみてから。
 これまで使ったことのあるOLYMPUS、SONYのソフトよりは、洗練されているインターフェースのような気がします。メーカー別に使うのもややこしいので、別のソフトに統一して使うかとも思うのですが、体験版をいつか使ってみたのですけど、どれも一長一短…。
 結局、RAW現像はメーカー別の付属ソフトを使用、管理は長年使って慣れているという理由でOLYMPUS Viewerという変な使い方をしています。

【その他】
 フルサイズのセンサーは画角がこれまでの135フィルムの感覚と同じ使えるので良いという人が多いですが、元々、135フォーマットより6×6で趣味としてカメラを始めたので、APS-CでもFTを使っても画角の差が気になったことはありませんでした。勿論、6×6は、75mmと80mmしか使ったことがないので、他の画角は135フォーマットの画角のイメージで頭に入っているので、その数値とそれぞれのフォーマットに合わせた絞り、ボケ、圧縮感などを考慮に入れて撮影しますが、それに特に違和感を覚えたことはありませんでした。
 それより問題は、感度に関する感覚を変えないとフルサイズのD-SLRの性能を活かせないということです。こちらの方が、他のフォーマットを使うより違和感を覚えます。
 フィルムでISO1600のフィルムなどほとんど使ったことないですし、市販のISO3200のフィルムなど存在しないですから…。
 フィルムの感覚を一度捨てて、レンズも絞りを絞って、感度も上げていく”勇気”がフルサイズのセンサーを使いこなす鍵になるような気がします。
 フィルムに慣れている私は、大丈夫だとわかっていても、ISO400以上を使って撮影するには"勇気”が必要です。(笑)
 この点では、E-3の方がフィルム・カメラ的な感覚で撮影出来ました。(笑)
 
 また、しばらく使ってみて、感想を書いてみたいと思います。

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EF24-105mm F4L IS USM

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 EF24-105mm F4L IS USMの重量は670gと結構、重い。
 フィルター径も77mmと結構、巨大なレンズです。
 私の手持ちのレンズの中では、Carl Zeiss Distagon T* 21mm/F2.8 MMJの82mmに次ぐフィルター径です。ただ、D21は、前玉だけが巨大でレンズの筒は結構、細めですし、重量も515gです。重量はCarl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm/F4 MMJが680gで、ほぼ同等ですので、EF24-105mm F4L IS USMはやなり大きなレンズと感じます。
 
 EF24-70mm F4L IS USMも600gあるので、D-SLRのフルサイズ用の高性能標準ズームはやはり大きく重くなるのは仕方ないのでしょう。
 フィルム並に光がまっすぐに入らなくても問題がないセンサーが開発されない限り、どうしてもレンズは大きく重くなってしまうのでしょう。
 
 AFからMFする時にON/OFFを切り替えないといけないのがちょっと面倒。
 私が使ったAFのレンズはすべてシームレスでAFからMFができたのですが、EOSはレリーズ半押しでAFを作動させたあと、MFで微調整しても、レリーズを切ろうとするとまたAFが働いてしまうのようなので(設定が間違っているのか?)、うまい具合の設定を色々と探ってみようと思います。親指AFとか色々、Canonの作法があるようなので、Canon流を少し研究してみようと思います。

 EF24-105mm F4L IS USMはLレンズの中では、描写性能はずば抜けているとは言えないようですが、流石はLレンズ。
 写りそうな雰囲気をもったレンズです。(笑)
 ただ、CanonのLレンズ、やはり高いです…。

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