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【CONTAX RTSlll + Carl Zeiss Distagon T* 28mm/F2.8】

2013.02.16 東京駅 Tokyo Station
三菱一号館美術館 Mitsubishi Ichigokan Museum

 三菱地所を見に行こう〜♪

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【ROLLEIFLEX 3.5F Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm/F3.5】

2013.02.16 東京駅 Tokyo Station

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【ROLLEIFLEX 3.5F Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm/F3.5】

2013.02.16 東京駅 Tokyo Station

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【CONTAX RTSlll + Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm/F4 】

2013.02.16 東京駅 Tokyo Station

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【CONTAX RTSlll + Carl Zeiss Distagon T* 28mm/F2.8】

2013.02.16 東京駅 Tokyo Station

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【CONTAX RTSlll + Carl Zeiss Distagon T* 28mm/F2.8】

2013.02.16 東京駅 Tokyo Station

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【ROLLEIFLEX 3.5F Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm/F3.5】

2013.02.16 東京駅 Tokyo Station

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【LUMIX DMC-GF1 + LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.】

2013.02.16 東京駅 Tokyo Station

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【LUMIX DMC-GF1 + LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.】

2013.02.16 東京駅 Tokyo Station

 二眼レフカメラの歴史・・・それはローライフレックスの歴史とも言えます。ローライ社が初めて二眼レフカメラを発表したのは1929年、それは「ローライフレックス6×6」です。ローライ社はこのカメラを発表するやいなや、全世界にローライの名を広めることに成功しました。以来、トップクラスのカメラマンは皆「ローライフレックス6×6」を使い、どんな雑誌であろうと、どんな書籍であろうと、掲載する写真なら“ローライ”で撮影したものでなくてはなりませんでした。それほどまでに“ローライ” は写真の歴史に大きく関わってきたのです。
 70年以上経った今日まで、愛され続けている「ローライ二眼レフカメラ」。その発想は歴史とともに受け継がれ、決して古くはならない不思議な魅力を秘めています。【Rolleiflexのカタログより】



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ROLLEIFLEX 3.5F Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm/F3.5

 私の3.5F Xenotar(通称:うちのローライ君)は、現存しているものの多くがそうであるように、やはり、セレン露出計が既に御亡くなりになられている。そのおかげで、安く買えた。3.5F Xenotarは日本でなく、韓国で手に入れたのだが、韓国では、このような特殊なカメラはあまり人気がないことと故障個所があるカメラはかなり安くなる傾向があるので、日本では考えられないような価格で購入できた。露出計以外は、レンズ、シャッターにも問題らしい問題は見当たらず、非常に満足できる画を提供してくれる。

 露出計は既にその機能を失っていたが、露出計がないことで、絞り、シャッタースピードの関係についてかなり勉強したので、露出計がなくても、ほぼ撮りたい画を撮ることができるようになった。初めて触れた本格的なカメラが完全なマニアルカメラであったことは、非常によかったと思う。

 写りは非常にシャープで、コントラストも高い。とにかくくっきり、はっきりした写真が撮れる。また開放で撮れば、ボケもとても美しい。
 初めて出来上がった写真を見たとき、これを自分が撮ったのかと驚いたほどである。とても40年も前に作られたもので撮ったとは思えないものであった。
 これで、写真の泥沼に足を突っ込んでしまった。が面白くなった。
 写りが期待していたほどでもなければ、あるいは期待していた範囲に収まっていれば、それほどのめり込むことはなかったかもしれない。その写りは、正に衝撃的であった。今まで自分が「写真」と言っていたのは一体、何だったのだろうかと思った。明らかに今まで見てきた「写真」と呼ばれていたものとは次元が違ったのである。

 そもそも、何で二眼レフなんてクラッシクなものを買おうと思ったかといえば、現在海外で留学生活をしているのだが、日常、あるいは研究のためのフィールドワークを記録にするのにデジタルカメラを買おう、でも、それだけではつまらない。ちょっとアーティスティクに撮ってみたい。それには絵になるカメラが欲しいなどと思って、探しているうちにローライフレックスに辿り着いたのである。その出会いには必然性はどこにもなく、偶然、ちょっと思いつきがRolleiflexとの出会いを演出したのである。

 見事なバランスの上に成り立っている二つのレンズ。その姿は見る人によっては、男性的で堂々として凛々しいと感じるだろうし、また女性的でグラマラスでかわいらしいと感じる人もいるだろう。いずれにせよ、言えることは、美しく魅力的であると言うことである。そんなRolleiflexに一目惚れしたのであった。(笑)
 ファインダーは左右逆、場合によっては上下逆。レンズを換えることも出来ない。AFでもない。フィルムも自動装填してくれる訳ではない。確かに簡単で、便利であるとは言えないかもしれない。
 しかし、Rolleiflex のファインダーを覗き、ピントを合わせると擦りガラスに立ち現れてくる美しい像に出会うとき、そしてシャッターを押して、次のフィルムを巻き上げるために、ハンドルを半回転、また逆に半回転といった一連の儀式とも思える動作を行なう時、簡単・便利さといった中に失ってしまったものと出会うことができるであろう。
 Rolleiflex には、電子化し高性能化して行った過程でカメラが失っていったしまった「楽しみ」が確かに存在するのである。

 また、Rolleiflex の3.5F Xenotarは私の次に出会うべきカメラを決定付けてしまった。40年も前のクラッシクカメラでこんなにも綺麗に写るのかと感動した私は、写真はレンズで決まると信じざるを得なくなった。
 うちのローライ君のレンズSchneider製のXenotarは素晴らしい。しかし、それより人気があると言われるCarl Zeiss製のPlanarとはどんなレンズなんだか?本当にXenotarより凄い写りになるのだろうか???
 そうして、偶然に出会ったRolleiflex 3.5F Xenotarとの出会いは、今度は必然性を持ってCarl Zeissとの出会いを演出したのである。

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(purchase:2001.01 revision:2002.08)
 

 2005年、O.Hに出して、セレンメーターも復活。
 絞り、シャッタースピードのフィーリングなども顕著に改善し、現在、絶好調である。

OH完了。2005/03/29 (Tue)
【参考】 http://hcmkiccsas.blog53.fc2.com/blog-entry-43.html

 SchneiderのXenotarの写りが非常によかったので、それより市場で人気がある2.8F Planarがついているものが欲しくなった。インターネットオークションのebayに、程度の良さそうな、そしてオプション品(ローライキン、ケース、ストラップ)もついていた2.8F Planarが出品されていたので、落札してみた。

 しかし、はるばるカナダからやってきた、2.8F Planarは期待していたほどの程度ではなく、満足いくものではなかった。テスト撮影もして見たが、3.5F Xenotarより明らかに画質が悪かった。(これは純粋に程度の問題である。)また、気になったのが、シャッターの重さであった。単純にレンズが小さい3.5Fの方が、シャッターが軽い。これに慣れていると、若干、2.8Fは重いと感じられた。重いというよりはむしろ、深いと言った方が適切かもしれない。(これも慣れの問題であるが・・・。)

 またCarl Zeiss のレンズを使えるCONTAXの一眼レフの導入を決定していたので、憧れのRolleiflex 2.8F Planar君は、手元に届いて、それほど経たないうちに、ドナドナが決定してしまった。手に入れたものがもっと程度がいいものであれば、このようなことはなかったであろう。しかし、予算の関係もあったので、あえなくCONTAX STの購入資金となってしまった。またいつか機会があれば、状態の良い物を手にしたいものである。(いつになるんだ??)

 いろいろいなオプションが付いていたので、損失は最小限にとどめることができた。CONTAX ST+P7を購入してもおつりが来た。カナダから来た2.8F Planar君は私の期待していた程、程度は良くなかったが、まあまあ、いい値で落札したということであろう。しかし、高価なものはオークションで落札するのは辞めようと心に決めた。(笑)

(purchase:2002.06 sold:2002.07 revision:2002.08)

******************

 CONTAX STの購入資金となってしまった2.8F Planar、「またいつか機会があれば、状態の良い物を手にしたいものである。」と言ったもののその日は、しばらくはこないはずだった・・・。

 しかし、運命は不思議なもの。

 何故か、2.8F Planarが手元にあるじゃないか??
 折りしも「何でだろ----。何でだろうーーーーー。」と不思議な曲がヒットしている2003年日本。

 あら、不思議・・・。
 「ROLLEIFLEX 2.8F Planarが手元にあるの何でだろう???」

あれ???
 2.8F Planarが、*万円???!!!
 ジャンクじゃないですよね???
 物凄く綺麗なんですけど???

 これはたまたま用事で某大学に行ったときに、たまたま通りかかった某写真館に置いてあった。そこには在りし日の雅子様と、ノーベル賞受賞の小柴名誉教授が微笑んでいる写真がかけられていた。

 店の翁曰く、「これドイツ人の先生がドイツに帰るときに置いていったもので、私もテストで撮影したけど、綺麗に写ったよ。」と。
 
 で、何でこの値段なんでしょうか???
 店の翁応えて曰く、「うちは、カメラ屋じゃないので、整備に出したりするもの以外は全部下取り価格+1万で売っているのでこの値段。」

 確かに展示されている中古カメラは20台あるかないか・・・。数はないが、置いてあるカメラは、某有名中古店などと比べても、確かにかなり安いような気が・・・。
 店の翁は、何せ雅子様と小柴教授を撮った人だから嘘はつかんだろう。(笑)

 レンズはとっても綺麗。シャッタースピードも高速低速ともO.K。セレンメーターもO.K。フォーカススクリーンはそこそこ。ただし、うちのローライ君こと3.5F Xenotarよりは綺麗。

 しかし、金欠の私には大きな買い物である。必要に駆られてNX+VS28-80セットを買ってしまった後なので、余計に慎重にならざるおえない。

 しかし、この値段なら、見る人が見れば、絶対に売れてしまっているはずである。不思議に思って思っていつから展示されているのか尋ねてみた。
 店の翁応えて曰く、「この展示のショーケース、5日前に店先に移動したんだよね。それまでは奥の写真スタジオの脇に置いてあった。」と。

 「おお、、これは運命なのか??」などとしばし、考慮していると、店の翁曰く、「おまけもあるよ。」

 「え、おまけ??ケースとかあるんですか??」

 店の翁応えて曰く、「あるよ。持ってきてあげるよ。」
 「いろいろあるよ。」
 
 ガサガサ
 
 出てきた、出てきた宝の山が・・・。
 純正ケース+蟹バサミの純正ストラップ+純正レンズキャップ+純正カラーフィルター4枚+純正PLフィルター+ローライナー(接写レンズ)3枚・・・。(ただし、PLフィルターは経時劣化してる。ローライナーは一枚、破損部分あり。)

 済みませんが、本体なしので付属のアクセサリーをバラ売りしただけでも、余裕でその値段を超えるのですけど??(ローナイナーだけでも一つ安く見積もっても1.5万円はするでしょう??)

 ということで、気が付いたら、手元に・・・。

 私の手元に来るべき運命だったようです・・・。

 夕暮れ時にそのまま試写してみました。曇りの日の夕方で、ISO100のリバーサルフィルムを入れての試写だったので、アンダーになるよりは若干オーバー目で撮った方がきれいかなと思って撮ったのですが、メーターをそのまま信じて撮った方がよかったみたいです。この2.8Fのセレンメーター結構、当てになるみたいです。

 結果はと言いますと、期待通りに綺麗に写りました。
 大満足。
 財布はさびしくなったけど・・・。
 困って売っても、物凄く儲かってしまうと思うのですけどね・・・。
 売らないと思いますが・・・。

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(purchase:2003.07 sold:2002.07 revision:2003.08)

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 売らない思うといいながらも、結局、Carl Zeiss Distagon T* 35mm f1.4 MMJの購入にあたり売却することに・・・。
 結局、3.5F Xenotarの方が使いやすいのよね・・・。

(purchase:2003.07 sold:2004.07 revision:2004.08)

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【OLYMUS E-3 + Carl Zeiss Planar T* 85mm/F1.4】

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【OLYMUS E-3 + Carl Zeiss Distagon T* 35mm/F1.4】

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【OLYMUS E-3 + Carl Zeiss Distagon T* 21mm/F2.8】

2013.05.08 崇礼門 Sungnyemun

 崇礼門(南大門)の焼失から5年、ようやく、復元工事が完了して、2013年5月5日に一般公開されました。初日はすごく混んでいたようですが、平日は大したことはありませんでした。
 焼失前も、韓国の国宝一号ですけど、別に韓国人がわざわざ見に行くような場所ではありませんでした。
 感覚的には、普通にあるものという感じで、写真を撮っている韓国人はほとんど見ませんでしたので…。
  
 流石に、今日は、気合を入れて写真を撮りに来ている人が結構いました。
 ついでに、門の両翼が復元されたこともあり、携帯で写真を撮る人もたくさんいました。
 ただ、ごった返すという感じではありませんでした。

 本日の機材は、E-3 + ZD14-54、CONTAX RTS + D21/F2.8、D35/F1.4、P50/F1.4、P85/F1.4にしました。重くて肩が…。
 
 門に近づくと、管理事務所の人が寄ってきて、取材の申請をしてくださいとのこと。
 そんなものが必要なのかと思ったら、機材と立ち振る舞いが怪しかったようで、取材か、商業用の撮影と思ったそうだ…。(-_-;)

 それだけでなく、今日は、よく声をかけられました…。(笑)
 EOS 5D marklll + タンロンの高倍率ズームを使用している初心者が、露出補正をどうすればよいのかわからないので教えてくれとのことなので10分くらい講義…。初心者にそういうものを売りつけるのはどうなんでしょうか…。
 別の人が寄ってきてすごいカメラとレンズを使っているねとしばし雑談。でもその人の機材はEOS 1D X + 白レンズ…。
 その他、デジカメ、ケータイで撮ってくださいと頼まれたのは5人…。
 
 喜んでくれるのでいいのですけど、撮影中に後ろで待たれるとプレッシャーが…。
 しかし、今日は流石に頼まれすぎ…。

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【OLYMUS E-3 + Carl Zeiss Distagon T* 21mm/F2.8】

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【OLYMUS E-3 + Carl Zeiss Planar T* 50mm/F1.4】

2013.05.08 崇礼門 Sungnyemun

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【OLYMUS E-3 + Carl Zeiss Planar T* 50mm/F1.4】


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【OLYMUS E-3 + Carl Zeiss Planar T* 85mm/F1.4】

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【OLYMUS E-3 + Carl Zeiss Planar T* 85mm/F1.4】

2013.05.08 崇礼門 Sungnyemun

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【OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】

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【OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】

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【OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】

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【OLYMUS E-3 + Carl Zeiss Distagon T* 21mm/F2.8】

2013.05.08 崇礼門 Sungnyemun

 龍の絵がとても鮮やかでPOPな感じになってしまいました…。
 焼失前の絵よりも古い時代のものを再現したそうです。
 アニメのキャラクターのように見えるのですけど…。
 
 CONTAX RTSでも撮ったのですが、フィルムがうまく装填されていなかったようで、残念ながら撮れていないようです…。巻き上げの感覚がおかしいなとは思ったのですが、ちゃんと確認しなかった…。(クランクのところを見ればすぐわかるのですけど…。)レンズを替えて気合を入れて撮っていたのですが…。(恥)

 とりあえず、貴重な文化遺産が再建されました。
 よかった。よかった。
 もう、失わないようにお願いします。

CONTAX ST with P-7

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  発売年月 1992年10月
  マウント:コンタックス/ヤシカMMマウント
  内径:48mm、フランジバック:45.5mm
  ピント方式 マニュアルフォーカス 
  視野率:95% 
  倍率:0.8倍
  シャッター:縦走行メタルフォーカルプレンシャッター
  シャッター速度:AV、P=16秒~1/6000秒・TV設定=1秒~1/4000秒
            マニュアル=B、X(1/200秒)、1秒~1/4000秒
  電源・電池:単4形1.5Vアルカリ乾電池4本、または1.2Vニッカド電池4本使用
  大きさ・重量 幅151.5×高さ97.5×奥行き55mm 約800g(電池別)

  P-7(縦位置レリーズ付バッテリーパック)
  単三電池を使える縦位置レリーズ付のバッテリーパック


 一眼レフを買おうと思ったのは、二眼レフ、デジタルカメラを使った後であった。
 CONTAXにした訳は、ROLLEIFEX 3.5F Xenotarを使ってあまりの画の綺麗さに驚き、写真はレンズが重要だと実感したからである。
 Xenotarより人気のあるCarl Zeissとは、どんな写りをするのだろうかと思いそのレンズを使っているCONTAXに関心を持ったわけである。
 CONTAXの機種を見ているとカメラ、レンズのデザインが美しく高級感がある。
 最初に関心を持ったのはRTSとRTSⅡ。
 見れば見るほど美しいボディ。
 いろいろ見たHPの中で、いいなと思った人の作品はRTSⅡで撮られていることが多く、所有者のコメントを見てもRTSⅡは絶賛の嵐。手巻きのカメラがいいと思っていたので、RTSⅡを本命、RTSを抑えにして探すことした。さらに調べていくと年式が古く良品が少ないことと、良品は異常に高い…。修理部品に既に欠品が出ているために、壊れると修理ができないことがよくあるということがわかった。
 RTSとRTSⅡはそのため断念した。

 仕方が無いので最近の機種も見てみるとデザイン的にRTSとRTSⅡ純粋な進化型のようSTという機種を見つけた。これは美しいデザインである。
 値段も下がってきており、価格もそこそこ。しかも、CONTAXのラインナップの中ではRTSⅢ次ぐ機種として位置を占めていた。今時のカメラと比べれば決して多機能ではないが、カメラとしての基本性能を洗練させたという質実剛健なコンセプト(?)に好感。
 市場では後に発売され多機能なRXの方が人気があるとのことであったが、デザインの美しさ、通常の電池が使用可、シャッタースピードなどの基本性能の若干の優性、使うかどうかは分からないがダイヤルのバックライト機能、さらに効果は不明だがRTSlⅢとSTだけに装備されているセラミック圧板など細かい点に金をかけている点、若干小型という点でSTを導入することにした。

 当初は、P7は全く考えていなかったのだが、中古屋に行ったら、別に価格が変わらないので、P7付きにした。
 買った後で気が付いたのだが、標準の底板がない…。
 中古屋に連絡してみても、標準の底板は置いてないとのこと。
 小型化できない…。
 でかい。と思い、早速注文した。(5000円也)
 しかし、底板を注文している間にP7付きで試し撮りしてみると非常にホールド感がよく、ROLLEIFLEXも1kgあるので全く重さは気にならず、縦位置も結構、使うので非常に有効であることがわかった。しかも、バッテリーの重さで下に重心があるためか、軽いレンズ、重いレンズのいずれにも非常にバランスがよい。
 これは、標準底板はいらなかったかと思い、注文を取り消そうかと思ったが、既に納品されたとのことなので、素直に購入…。 
 どんな感じか試しに、はめてみたのだが、P-7付きの方がどのレンズをつけてもバランスがよいので、それっきり一度も使ってない。使うことは来るのだろうか…。
 P-7は思いがけない、大当たりであった。
 しかし、重さはRTSⅢとほぼ同じだろう・・・。RTSⅢはデカすぎ、重すぎと思っていたのだが、ST + P-7に慣れた後、再度、RTSⅢを持ってみたら、「あら、別に重くないじゃん。」と思ってしまった・・・。(笑)

 スクリーンは最初はコンビネーションマイクロ式(FW-2)が入っていた。ピントが合わせ難いという訳ではないのだが、中央がチラチラして邪魔なので、水平スプリット/マイクロプリズム式(標準FW-1)に替えてみた。
 その後、全面マット式(FW-3)は標準のものより暗く作ってあるとの情報を見つけたので、ボケとかはもっと良くわかるようになるかなと思い、全面マット式に変更してみた。
 ボケの量は、それほど劇的には変わらなかったが、全面マットの方が中心に邪魔なピント機構(笑)がないため像が綺麗にみえるし、ピント合せに気が散らないのでいいような気がする。
 全面マット式でピント合せすると、像が綺麗にみえるのでピント合せがより楽しいものとなると思います。
 CONTAXのファインダーは明るすぎてピントのヤマが捉えにくいと言う人が多いが、少なくともSTのファインダーはそんなに酷いものではないと思う。まあ、究極を求めると納得いかないのかもしれないが、私にはCONTAXの純正の全面マット式(2380円也)で十分です。

 ついでに、何のためにあるんだと思ったダイヤルのバックライト機能、夜間の撮影時、かなり役立ちました。ライターとか持ち歩いていない人にはいざという時に役に立つこと間違えなし。

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(purchase:2002.07 Sold:2002.07 revision:2002.08)

CONTAX RTSlll

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発売年月 1990年 9月
マウント: コンタックス/ヤシカMMマウント
内径:48mm、フランジバック:45.5mm
ピント方式: マニュアルフォーカス
視野率 約100%
倍率 0.74倍
シャッター:縦走行メタルフォーカルプレンシャッター
シャッター速度: 32秒~1/8000秒(オート)、B、X(1/125、1/250秒)
4秒~1/8000秒(マニュアル)
電源・電池:単3形乾電池6本、またはリチウム電池(2CR5)1個
大きさ・重量: 幅156×高さ121×奥行き66mm 質量 約1150g(電池別)




 とうとう、買ってしまった。
 必要あるのかと、自問自答すること数日間・・・。
 
 RTSlllの導入のきっかけとなったのは、1年前に導入したCONTAX NXの存在であった。
 NXは確かに便利ではあった。たまにAFが外れるものの、その他に別にこれといった不満はなかった。しかし、趣味として写真を撮る時に、使っていて心躍るものがなかったのである。

 心躍るもの・・・それがキーワードである。

 フィルムカメラのAF機に私が望むこと-ある程度の画質で、とりあえず写っていれば良い-は、デジタル一眼レフで実現されつつある。それも1年前には考えられなかったほど安価で。2004年9月に開催されるPhotokinaでは、そのような低価格で十分なデジタル一眼レフカメラがさまざまなメーカーから発表されるはずである。私の中では、フィルムカメラのAF一眼レフはその意義と必要性を失ってしまった。
 
 しかし、35mmのフィルムの一眼レフカメラは予備としてあと一台残して置きたかった。
 Y/CマウントのMFレンズのAF化をバックフォーカスシステムと言うとんでもない技術で可能にさせたCONTAX AXの導入も考えた。しかし、AXは便利で、面白い機能満載のカメラであることは間違いないのだが、そのシャッター音に心踊るものがなかった・・・。

 心躍る・・・。やはり、STのシャッターの切れ味以上の快感を得て、さらに、ST以上の堅牢性を求めるならば、その選択肢はCONTAXのフラッグシップ機 RTSlllをおいて他にないであろう。(笑)

 女性的なフォルムを持つSTに対して、RTSlllは非常に男性的な印象を受ける。ダイヤルやグリップなども他の機種と同じようなデザインではあるものの、どことなく直線的な線が残してある。曲線で構成されながらも、その芯となるところには、やさしさではなく、力強さが感じられるものとなっている。
 RTSの名を冠する機種はやはり特別なのである。(ホントか?)

 究極のフィルム平面性を目指し搭載されたRTV(リアルタイムバキューム)メカニズム、セラミック圧板など直接的には効果はあるんだかどうだか、なかなかわからないような機能から、プレ・フラッシュ測光のようなこんな機能まで必要なのかというようなところにまで、拘り抜いて作り上げた芸術品である。

 RTSlllを持つと、心地よい重さと感触が伝わってくる。
 そして、その剛性は明らかにSTを凌駕している。その差はRXとSTの剛性感の差以上である。
 グリップは大きめで、形状が非常に良くできているため、しっかりと握れる。よほどの大男でもない限り、小指もしっかりとグリップに収まるであろう。
 ただし、縦位置で構えるとちょっと持ちにく、ST+P-7の縦位置のレリーズの方が手の収まりが良い気がする。単に慣れの問題なのかもしれないが・・・。
 とにかく、流石はフラッグシップと思わせるだけの作りである。

 また、ファインダーを覗くと美しいブルーのイルミネーションが迎えてくれる。
 視野率は100%でフィルムに写り込む全てを見ることができる。
 視野率100%を確保するために犠牲にされたと評判の悪い倍率0.74倍は、私はそれほど気にならない。スクリーンはSTと同様にRTSlllも全面マットに替えてある。
 ピントを追っていく時に、多くの場合は点(もっと正確に言えば、スプリットのような一部分の線)ではなく、面でピントを追っていくため気にならないのかもしれない。
 とにかく、自分のピントを合わせたい部分が一番綺麗に見えるところでシャッターを押せば良い訳である。その方が迷いがなくて良い。(笑)
 しかし、RTSlllを使った後にすぐSTを使うと、倍率0.06の差が思った以上に大きいことを実感する。また、視野率100%と95%の差もかなり大きなものである。RTSlllでは見えるものがSTでは見えない訳であるから。(ちなみにROLLEIFLEX 3.5Fのスクリーンは暗いのとスクリーンが古くてちょっと汚れているのでファインダーが大きいからといって、それが見やすいと言うわけではない。実際、STやRTSlllよりピントを確認するのは遥かに困難である。って、ファインダー替えてやれって・・・。)
 ただ、STもRTSlllもファインダーの中の情報の視界性は非常に高く、ファインダーをパッと覗いただけで全て目に入ってくるようになっている。
 少し残念なのは最新のN-SYSTEMのように表示内容が洗練されていないことである。露出補正値のスケールなどが表示されれば、もっとすばらしものになったと思う。まあ、露出補正する時は、基本的にはファインダーから目を離し、ダイヤルを操作し確認するので、ファインダーの中には数値を表示する必要はあまりないのかもしれないが・・・。(それと少々古い機種なので、ストロボの接点が少なく、情報の交換量が少ないということが少々気になる点ではある。)

 レリーズを切ると、STの風を切り裂くような小気味好い軽快なシャッター音とは異なるボディーブローのような低音の重いシャッター音がする。
 STもRTSlllも、このシャッター音を聞くために、レリーズを切りたくなる。

 そして官能へと誘うレリーズに優しく触れれば、それは即ち、素晴らしい記憶を切り取ることを意味する。それは、Carl Zeissの眼を持つ当然の帰結である。
 ただし、腕とセンスもよければ・・・。

 このRTSⅢ、東京の中古カメラ屋を何件も駆けずり回って、非常に程度の良い、美品と言ってよい状態の委託品を思ったより安く購入できた。
 「プロでもないのに、フラッグシップ機なんて必要なのか?」という疑問は当然あった。
 しかし、歓ぶべきか悲しむべきか、それはよく分からないが、今のRTSlllの中古相場は、あのEOS Kiss Digitalより安い・・・。
 そして、「Kiss Digitalより安い。Kiss Digitalより安い。」と何度も唱えて購入した・・・。

 満足度は非常に高い。
 恐らくは、CONTAXの最後の銀塩カメラのMFフラッグシプ機。
 1990年とバブル絶頂期に発表されたが、デジタル全盛の今となっては、何か来たるべき時代を読みきれなかった戦艦大和のような神々しさと悲哀を感じる・・・。まさに銀塩カメラ
時代の最後を飾るに相応しい伝説のカメラである。(何のこっちゃ?)


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 RTSⅢの出来の良さとフィーリングの良さのため、予備機として2005.07に追加購入。日本の防湿庫の中で眠っている。


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(purchase:2004.07/2005.07 revision:2004.08)

Carl Zeiss Distagon T* 28mm/F2.8 MMJ

レンズ構成 7群7枚
画角 74
最短撮影距離 0.25m
質量 280g
寸法 62.5×50mm
フィルター径 55mm



 2003年現在、唯一新品で買ったレンズ。夏にヨドバシから送られてきた割引クーポンと残っていたポイントを使うと中古価格と大差なかったので、新品を買った。
 デジカメ(FujiFilm 6800Z)で街中で建物を撮影しようと思ったときワイド側の35mmの画角では撮りたいと思った範囲がフレームにおさまらないことがよくあったので、35mmと悩んだのだが28mmを選択した。
 一眼レフを導入する時に一番、最初に購入リストに入れたレンズが、このディスタゴン28mm f2.8であった。
 しかし、広角の入門と言われる28mmであるが、スナップ的な使い方で私のイメージする画を撮ろうとするとこれが結構、難しい。思った以上に広い範囲を拾ってしまうのである。
 イメージした画を切り取るため、ここだと思ってファインダーを覗くと、「あら…小さい…。」、「それは入り過ぎ…。」、 2、3歩前進ってことが結構ある。
 「広角って28mmでも使うの結構、難しいのね。」と実感させられた。
 絞って使うことが多いので、画質は非常にシャープという印象である。
 新品で買ったものの私の持っているレンズの中では私の最も苦手なレンズとなってしまってしまっている。
 更にプラナー50mm f1.4、ディスタゴン35mm f2.8の投入によって、スナップで使うことも無くなってしまい、本当に狭いところででかいものを撮るため(笑)、広さを強調したい時以外に使用することがなくなってしまった…。
 広角の使い方を勉強しなけれならないだろう…。

d28.jpg

(purchase:2002.07 revision:2002.08)

Carl Zeiss Distagon T* 35mm/F2.8 MMJ

レンズ構成 6群6枚
画角 62°
最短撮影距離 0.4m
質量 245g
寸法 62.5×46mm
フィルター径 55mm



 私の「標準レンズ」はこのレンズである。現在の私の常用レンズとなっている。(ちなみに35mmだと50mmの撮影面積の約2倍の広さを写せるらしい。そう考えると35mmもかなり「広角」と言える。)
 これに取って代わる可能性があるのはテッサ-45mmくらいであろう。(多分、そうはならないと思うが…。)
 とにかく、使いやすい。このレンズをスナップ的な感覚で使うと、イメージする画とほとんど変わらない画が覗いたファインダーの中にある。そんな訳でリズム良く撮影することができる。私の視野と感性にとって最も自然で、最も近い画角が35mmなのだと思う。
 もともと使っていた6×6判のローライフレックス3.5Fの画角が75mmで35mmカメラ換算で約41mmであり、35mmの画角に近いこと、正方形と長方形と言ったフォーマットの差はあるが、6×6判75mmより35mm判35mmの方が若干広角で写しこめるので、フォーマットの差を薄めてくれてるものと思われる。
 画質はまだあまり使い込んでいないので、何ともいえないが、ディスタゴン28mmの画質に近いのだと思う。
 こんなことなら、最初から35mmを買っておけばよかった。
 35mmの画角がこれほど使いやすいとわかると、美しいボケ、ポートレート、マクロもこなす万能35mmレンズとして数あるツァイス・レンズの中でもひときわ評判の高いディスタゴン35mm f1.4が欲しくなるが、f2.8の取り回しの良さは捨て難い魅力として残るであろう。
 もし両方を手に入れても、スナップ用、気合を入れた作品制作用レンズと棲み分けができるのではないかと思う。(f1.4を手に入れるのは何年後のことなのだろうか…。)
 私の写真の撮り方は、歩きながら街並とかをパシャパシャ撮るというのが多いので、f2.8の方が合っている気がする。夜景の撮影でもf2.8あれば十分だし。むしろレンズが軽くバランスがいい分、手ブレが少なく、被写体深度を深くしたまま、スローシャッターを切っても失敗は少なくて済むだろうし。

 とにかくこのレンズ、私にとっては最強のスナップ・レンズである。

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 最強のスナップ・レンズと言いつつも、最近では、プラナー 50mm f1.4をメインでよく使うようになり、持ち出す時に、プラナー85mm f1.4と 広い範囲が撮れるようにとディスタゴン28mm f2.8を持っていくことが多くなってしまった。
 一番撮りやすい画角なのに、ちょっと稼働率が下がっていたので、ここえらで、憧れのディスタゴン 35mm f1.4 MMJを導入をして、35mmの稼働率UPを図ることに。するといくら、小型軽量の最強のスナップ・レンズとは言えども、同じ焦点だと、持ち出し回数がさらに減るだろうということで、売却決定・・・。
 別に不満があった訳ではないのですが・・・。


d35_01.jpg

(purchase:2002.11 sold:2004.07 revision:2004.08)

Carl Zeiss Distagon T* 35mm/F1.4 MMJ

8群9枚 フロート方式採用・非球面レンズ使用
画角 62°30'
最短撮影距離 0.3m
質量 600g
寸法 70×76mm
フィルター径 67mm



 D35 f2.8を最強のスナップ・レンズと言いつつも、最近では、プラナー 50mm f1.4をメインでよく使うようになり、持ち出す時に、プラナー85mm f1.4と 広い範囲が撮れるようにとディスタゴン28mm f2.8を持っていくことが多くなってしまった。
 一番撮りやすい画角なのに、ちょっと稼働率が下がっていたので、ここえらで、憧れのD35 f1.4 を導入をして、35mmの稼働率UPを図ることに。
 「借金をしてでも買う価値のあるレンズ」とか、「CONTAXユーザーのための特別な一本」といった賞賛を受けるこの一本。
 P85 より大きく、重い35mmレンズ。
 さあ、どう使うか?

 新品で手に入れようと思ったのだが、これまた、保証期間が残っている超美品を発見。
 ROLLEIFLEX 2.8F Planarを売却して、購入資金にあててしてしまったので、活用しないと・・・。

D35b_01.jpg

(purchase:2004.07 revision:2004.08)

Carl Zeiss Planar T* 50mm/F1.4 MMJ

レンズ構成 6群7枚
画角 45
最短撮影距離 0.45m
質量 275g
寸法 62.5×41mm
フィルター径 55mm



 「標準レンズの帝王」を謳うこのレンズ。
 このレンズを手に入れてわかった。やはり、最初は標準レンズを買うべきだと。
 
 同じプラナーなので当たり前だが、本当に85mmの画角が小さく、軽くなったようなレンズ。
 しかも、素晴らしいことに、決して高くない!!(笑)
 開放では甘くとろけるような描写をし、絞るとカッチリ写る。
 画作り的にも、色々とできるので、非常に勉強になるレンズであるのは間違えない。(使いこなせるかどうかは別の問題だが…。)標準レンズって奥が深いと言う事が良くわかる。
 また、85mmより大幅に軽いし、小さく、取り回しも楽なので、使用率は高い。
 このレンズをぶら下げて、歩きながらスナップ的な使い方をすると、撮りたいとイメージした画は、ここだと思った場所から半歩から一歩後退くらいのところから構えるとビンゴーと言う感じ。

 「開けて良し、絞って良し」の超ハイ・コスト・パフォーマンス・レンズ。
 やはり、「標準レンズの帝王」は伊達じゃない。

(purchase:2002.10 Sold:2004.07)

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 「標準レンズの帝王」はやはりすごいレンズだ。
 稼働率も上昇したので、ここえらで、新品を買おう!!と決意し、海外で売却。
 ところが・・・、東京ではどの店に行っても新品の在庫なし・・・。
 しかたがないので、また中古を買ってしまいました・・・。



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(purchase:2004.07 revision:2004.08)

Carl Zeiss Planar T* 85mm/F1.4 MMJ

レンズ構成 5群6枚
画角 28°30'
最短撮影距離 1.0m
質量 595g
寸法 70×64mm
フィルター径 67mm



 ご存知、Carl Zeiss の看板レンズ。風景スナップしか撮らない私には最初はポートレートレンズと言われる85mmの画角はあまり興味がなかった。しかし、現物を見てしまったら悪魔に魅入られたように買ってしまっていた…。風景を撮ってもGood!!
 初めて開放付近で試写した家のペットの小鳥の写真を見て驚いた。ピントを合わせた鳥は毛の一本一本までハッキリと写り、解像度の高さを実感。そして被写体深度の異なる背景は光ととろけ合っている。
 これが“あの噂”のと納得した。
 恐るべしレンズ。
 ピントが合わせにくいと言われているが、そんなに大変だとは思わない。(ただ単に外れているのに気がついていないだけかもしれないが…)
 問題は、85mmという画角はポートレートを撮るには距離感も含めて非常に使いやすいのだろうが、85mmでスナップ、風景を撮る私にとってはちょっと中途半端。85mmを付けて歩いて被写体を見つけて、この画角なら、ここだと思ってファインダーを覗くと、「あ、デカ…。」という感じ。イメージしたようにフレームに収まっておらず(笑)、結構、バックしなければならない。切り取りとろうとする画のイメージと85mmの画角がまだ、一致していないため、リズムに乗り切れない。それとスナップの常用レンズとしてはちっと重い…。

(purchase:2002.07 Sold:2003.07)

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 ここ1年で、中古のY/CマウントのZeissレンズ価格は急激に下がった。5千-7千円くらいは下がったのではないか?
 そこで、当時はAB-クラスのものを購入したのだが、韓国でそれをほぼ買った値段で売却して、値段の下がったAB+のレンズを日本で買い換えた。ほぼ±0円で、程度のいいものに買い換えられた。レンズ内に埃一つない素晴らしいレンズだ。
 結婚式の新婦さんの撮影では大活躍した。流石は、最強のポートレートレンズである。

(purchase:2003.07 Sold:2004.07)

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 写りは何の問題もなく、非常に気に入っていた2代目プラナー85だったが、前のレンズと比べるとマウントにちょっと遊び(ガタ?)があるような気がした。(前のレンズも同じだったったのかもしれないが気がつかなかった。) しかし、自分のSTと他のレンズは問題ない。ちなみに、このレンズを別の機種でチェックしても、問題なし。
 何でだろう???
 ちょっと気になったので、売却して新品を買うことにした。
 売却する店にはSTはなかったので、確認はできなかったが、このレンズとRXで確認したときは、そのような遊びはなかった・・・。
 毎度のごとく、海外で売ったので、買った値段と同じくらいで売れた。
 
 新品をと思ったのだが、東京の中古屋で、保証期限が残っている超美品が出ていたので、結局、中古を買い私にとっては3代目のP85に。
 店のSTと店にあるプラナー85を色々付けてみると、やはりちょっと遊びがある。店の人にSTとP85はマウント部分に問題があるのかを聞いたが、そのような不具合は聞いたことがないと言っていた。
 しかし、他の機種(Aria、RX、RTSⅢ)にP85を付けたのとSTにP85に付けたのとでは、明らかに装着感が違う。店の人にST+P85を付けた状態で、「これ少し動きますよね?」と確認を求めると、「あ、本当だ。」と・・・。
 どのレンズでやっても、STとP85 の装着には他の機種につけたのより若干、遊びがあるということが確認できた。まあ、勿論、撮影に影響するわけでないのだが、最初にピントリングを回す時に、ちょっとカクと違和感が伝わる時があります。マウントって全部同じだから変らないと思うんですけどね・・・。何ででしょう?
 新しく買ったP85もRTSⅢ+P85ではそのような遊びは全くないのですけど、やはり、STに付けるとちょっと遊びがあります。
 ST+P85 を使っている人で、これが気になる人は他にいませんかね???

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(purchase:2004.07 revision:2004.08)

Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm/F4 MMJ

レンズ構成 10群13枚
画角 30°30’~12°10’
最短撮影距離 1.0m
質量 680g
寸法 67×160.5mm
フィルター径 55mm



 望遠なんてあまり使わないと思っていたのだが、色々と撮っているうちに、やはり85mmまでしかとれないと辛いことが出てきた。
 いくら単焦点が良いとは言え、ツァイスの望遠レンズは高いし、重いので、28mmから50mmの間のように単焦点レンズを何本か揃えることは財政的に厳しく、出歩くには体力的に厳しい。(もっと正確に言えば、体力より、そこまでの気力がない…。)
 ここは一気に望遠の焦点をカバーしてしまえということで、またバリオ・ゾナーに手を出すことに。フィルター経が55mmなので重さはさほどでもないのだが(680g)、長い…。
 ST+P7に付けても長いのでバランスが悪い。
 重さはともかく、とてもこのレンズをつけたまま、カメラを首や肩にかけて歩くと言う訳にはいかない。
 f4でファインダーが暗くなるかなと思ったけど、それ程でもなく○。
 最短距離も1mで、マクロ的な撮り方もできる。
 かなり実用性はありそう。


vs80200.jpg


(purchase:2002.11 revision:2004.08)

Carl Zeiss Sonnar T* 135mm/F2.8 MMJ

レンズ構成 4群5枚
画角 18°30’
最短撮影距離 1.6m
質量 585g
寸法 68.5×93mm
フィルター径 55mm



 望遠もということで、スタンダードなコンパクトカメラのズームレンズのテレ側に近い画角の135mmを購入。
 まあ、ツァイスで最も安い望遠であることも大きな理由であったが…。
 写りはシャープと言われているが、本当にその通りである。
 特にボケはプラナーとは全く異なる。とろけるプラナーに対して、ボケまでシャープな感じ。
 人でなく、モノ、特に人工物(建築物、彫刻など)を主体として後ろをボケさせるにはゾナーのボケの方が合う気がする。
 このレンズ、安いのに侮れない
 お気に入りの一本になるはずだったが、レンズの枠に微妙な当たりがあり枠が歪んでいてフィルターがスムーズに回らない。って言うか填めたら抜けなくなった。(笑)
 買った販売店(中古)に相談したところ、交換するとのことだったのだが、他に同程度の状態の在庫がなくて返品となった。別の店で探そうとも思ったが、先に35-50mmの画角を穴を埋めた方が私の撮影スタイルに合っていると思ったので、同じゾナー系のズームレンズ、バリオ・ゾナー35-70mmを買うことにした。

s135.jpg


(purchase:2002.07 return:2002.07 revision:2004.08)

Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 35-70mm/F3.4 MMJ

レンズ構成 10群10枚
画角 64°~34°
最短撮影距離 0.7m マクロ使用時0.25m
質量 475g
寸法 70×80.5mm
フィルター径 67mm



 当初、標準レンズの画角は「うちのローライ君」ことROLLEIFLEX F3.5 Xenotarでカバーしようと思っていたのだが、やはり色々と不便であることが当たり前のように判明。
 ゾナー135mm f2.8との悲しいお別れが訪れたため、一気にそして安価にその標準画角を埋めるため、そしてシャープなゾナー135mmと同様な写りを期待してバリオ・ゾナー35-70mmという標準ズームを導入した。新しく出た28-70mm f3.4-4.5と悩んだが、単焦点のディスタゴン28mmを持っていたことと、f値が変わらない直進ズームであったこと、そして安い(笑)という理由から35-70mmにした。
 写りはいい。しかし、驚くようなものもないと言う感じであった。
 ボケも同じゾナー系とは言っても、ゾナー135mmとは傾向は似ていても、やはり違うように思う。
 「わっーーー。」とか「おおーーー。」ってのがない。(何だそりゃ?)
 便利だし、いいんだけど、何かが足りない…。
 
 結局、これを使ってわかったのは、私が一番使いやすい画角は35-50mmの間の画角なのだということ。多分、私がスナップ的な使い方で撮りたい被写体を見つけ、こう撮りたいというイメージを持ってファインダーを覗いた時にフレームにその画があるという“ドンピシャ”な距離感をもつ画角は40(から45mm)あたりだと思う。ってことはテッサ-か??(笑)もともと使っていた6×6判のローライフレックス3.5Fの画角が75mmで、35mmカメラ換算で約41mmであったことも大きな理由であろう。
 
 時間があって、留学先の韓国の中古カメラ屋巡りをしていたら、このレンズを私が買った値段より約5千円高い値段で買い取ると言うではないか。
 やはり、35-50mmの画角は手持ちで夜間撮影ができるように明るく、軽い単焦点のレンズが欲しいと考え始めていたので、これを売ってプラナー50mm f1.4とディスタゴン35mm f 2.8を買うことに。
 韓国はクラッシクカメラは日本より安いものもあるが、一般的に新品、中古も1.5-3割程高いため、日本で買った値段より高く売れる。(もちろん、買うのも高い。)
 新品同様の程度の非常に良いプラナー50mm f1.4の在庫があり、安くすると言うので、バリオ・ゾナーを下取りに出してしまった。

 このズーム・レンズのお陰で、逆に画角対する意識が高まった。このレンズは首にぶら下げて歩くのには、若干、重いし、がざばるので、これなら軽い単焦点レンズを2-3本持っていた方がいいのではと思ってしまったのであった。やはり男は黙って単焦点か?


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(purchase:2002.07 sold:2002.10 revision:2004.08)

CONTAX NX

nx01n.jpg

発売年月 2001年12月
マウント:CONTAX Nマウント
内径:55mm、フランジバック:48.0mm
ピント方式 AF/MFデュアルフォーカス 
視野率:93%
倍率:0.78倍
シャッター:縦走行フォーカルプレンシャッター
シャッター速度:Av、Tv、P:32秒~1/4000秒
      M:32秒~1/4000秒、およびバルブ
      X:1/125秒(Mモード時)
電源・電池:3Vリチウム電池(CR2)2個
大きさ・重量 幅142×高さ113×奥行き66mm 約605g(電池別)

  

 【NX購入への道】
 弟の結婚式の写真を撮る事になった。
 私の持っているカメラは、MFのコンタックスSTと単焦点レンズD28、D35、P50、P85とズームレンズVS80-200、そして2眼レフのローライフレックス3.5F。
 この機材で、式を全部撮るのは無謀・・・。
 しかも、プロが撮る写真は式場のセットに含まれていた本人たちと親族の集合写真の数カットのみ。式全体の写真は写真歴1年のこの私の腕に全てがかかっているのである。無謀な・・・。

 失敗したら、一生、「あの時は失敗したんだよね・・・。」などと怨み節を聞かされることになる。
 「せめて、予備のボディが必要だろう。」ということで、今までのレンズを使えてしかもAFもできるコンタックスAXを投入しようと考えた。

 しかし、AXは中古でも高い・・・。AB-程度の状態のものでも7万円はする。
 いつも行くFカメラでは在庫なし。
 Mカメラでは調整済みのものが9万円超・・・。
 M商会では12万???(ここ品物全部が高すぎ・・・。)
 Sカメラでは、7万のものがあったが、ペンタプリズム部にアタリではないが、傷があり、絞り確認ボタンを押すと物凄い音がする・・・。
 結婚式は明日なのでAX断念・・・。(笑)

 では、どうするか。
 一応、AX以外の選択肢も考えていた。AX買っても、標準ズームがないので、機動力のある撮影は難しいかもしれなかかったので、条件に合うAXがなくてむしろよかったかもしれない。予算は7万程度と考えていたので次の組み合わせを考えていた。

 CONTAX NX+VS28-80
 MINOLTA α-7+適当なズームレンズ
 CANONのEOS Kissか55+適当なズームレンズ

 CANONのEOS Kisslllと55の中古は安いし、レンズも適当なものを選べば安いし、ちょっと古くてもAF性能では他社をリードしてきるメーカー。最新、最速ではなくても、十分に通用する能力はあると思われる。しかし、コストパフォーマンスは最高なのだが、結婚式を終えたら、きっと使わなくなるだろうということで、却下。

 MINOLTA α-7+適当なズームレンズはかなり、心を揺さぶられた。MINOLTAα-7は、操作系はダイヤル式を採用しているので、NXより従来のCONTAXの操作系に近い。AFもクラス最速と言うだけあって、確かに早い。しかも多機能。

【T*という記号の魅力(魔力?)】
 一方、CONTAX NX+VS28-80は確かにα-7を始めとする同クラスのカメラよりはAFは遅いかもしれないけど、全く合わないということはなく、AFカメラを初めて導入する私には必要十分のスピード。別にスポーツを撮るわけじゃないし。当然のことならが、AXと比べると段違いのスピードである。(比べるなって・・・。)
 VS28-80は某社のOEMで、今一などという情報もあったが、とりあえず、T*コーティングがしてあって、Carl Zeissの名前で売ってんだから、他のレンズより酷く劣っていることはないだろう。
 雑誌の性能テストもそんなに酷い評価はされてないので、まあ、そこそこの画は撮れるのではないかと・・・。

 α-7・・・。ファインダーも見やすいし、非常に魅力的だったのだが、最後はレンズの魅力で、負けた。N-SYSTEMにも言えることだが、 他のレンズその後、揃える気があるのかという問題である。今後も基本はヤシカ/コンタックス・マウントのレンズが優先。でも、N-SYSTEMのレンズなら、そのうちVS80-200や他のデュアルフォーカス対応のレンズを買ってもいいかなと思った。しかし、これから、αマウントに合うレンズを買い増しすることは考えられなかった。(金がないので、レンズを買い増すことは当分ないが・・・。)

 N-SYSTEMのデュアルフォーカス対応のレンズはAFにもかかわらずピントリングの感触がMFのリングの感触に近づけて作ってありAFなのに非常にMFライクな作りである。AF/MF切換式のレンズも絞りリングもレンズに残っているし、他のメーカーとレンズ比べてみるとピントリングもスカスカではない。
 N-SYSTEMは結構、よくできていると思わせるものを持っている。

 そんな訳で、結局、CONTAX NX+VS28-80を購入することにした。しかも、時期がよかった。ちょうどキャンペーン中で、ポイント還元+ちょっとした値引きで、約65000円で、新品が買えてしまったのであった。これ、中古で買うより安い価格でした。
 CONTAX NXD+P50のセットも同価格であったのだが、(価格的にはこちらのセットの方がお買得)、とりあえず結婚式があったので、やはりズームの方がいいだろうということで、VS28-80のセットの方を選択した。ちなみにNXのデータバックは日付や時間だけで、撮影データを記録できないので、あまり魅力的なデータバックではない。


【NXの意外な操作性】
 NXを手にとってみると、かなり手になじむ。片手だけで持つにはSTより上かもしれない。奥行きが11mm増となっているが、その増加分はグリップ部に現れていおり、非常に指が引っかかり易く非常によくできている。また高さもそれなりあるので、何とか小指までグリップに引っかかるので、収まりはよい。
 NXは決して、軽量小型とは言えないが、レンズとのバランスを考えるとこのくらいの大きさと重さはあった方が使いやすいと思う。

 さて、問題はCONTAXの例のダイヤル式の操作系がNXには踏襲されていないという問題である。しかし、これも使ってみると非常によくできた操作系となっており、デザイン的に拒否感がないなら何の問題もなく使える。
 まず、絞り優先オートの場合は、レンズに絞りリングが残っているので、絞りはそれで行えばいい。露出補正はフロントコマンドダイヤルで行えばよい。
 マニュアル露出の場合は、絞りはレンズの絞りリング、シャッタースピードはリアコマンドダイヤル、露出補正は、フロントコマンドダイヤルに割り振られている。
 シャッター優先オートの場合も、シャッタースピードはリアコマンドダイヤル、露出補正は、フロントコマンドダイヤルに割り振られている。
 プログラムオートは、露出補正はフロントダイヤルに割り振られている。
 絞りリングが残っている+フロントコマンドダイヤル+リアコマンドダイヤルと三つのダイヤルがあるため、モードさえ、設定してあれば、他のボタンを押すことなしに、撮影の操作ができるのである。(つまり、露出補正ダイヤルがフロントコマンドダイヤルに、シャッタースピードダイヤルがリアコマンドダイヤルなっただけ。)
 これはリアコマンドダイヤルを持つNXのみが可能。(だと思う・・・。さらにカスタム設定で別の設定も可能。)

 でも、ダイヤルのように瞬時に、状態を確認できないではないかと言うかも知れないが、NXの表示パネルとファインダーの表示は全ての情報を一瞬でわかるように工夫されている。電源さえONにしさえすれば、何の問題もない。
 しかも、ファインダー表示はどのY/Cマウントのカメラよりも詳細に出ているし、操作系が全てカメラを構え、ファインダーを覗いた状態から指だけ動かせば、すべての設定、確認できてしまうので、ファインダーを覗きながらの操作性は、おそらくCONTAX最強であろう。(とりあえず流石は最新鋭機である。N1のようにダイヤル操作を残し、操作の選択肢を増やした状態で、リアコマンドダイヤルも追加したら、それこそ最強の操作性だろう。)
 ちなみにSTはダイヤル式で、操作はし易いのだが、ファインダー表示に露出補正のON/OFFは表示されるが、補正値は表示されないので、ダイヤルを確認しなければならず、ファインダーを覗きながらの操作はNXに負ける。(おそらく他のY/Cマウントのカメラも露出補正値が表示される機種はないのでは?)慣れれば、露出補正ダイヤルを見なくてもどのくらい補正したか感覚でわかるようになるが、慌てると間違える・・・。(笑)

 モードの変更はモードボタンを押して、その後、フロントコマンドダイヤルとリアコマンドダイヤルで移動させて、決定後、モードボタンを押すと設定されるのであるが、これがなかなか優れもの。何が優れものかというと、表示パネルの表示とフロントコマンドダイヤルとリアコマンドダイヤルの相関関係が実によくできている。モード選択時に表示パネルを横に移動するものはフロントコマンドダイヤル(横スクロール)に割り振られており、表示パネルを縦に移動するものはリアコマンドダイヤル(縦スクロール)に割り振られているので、直感的に操作ができるのである。これには本当に感心した。(変なところに感心するなって??)

 それにNX、なぜかCONTAXのカメラで、唯一の±3EVの露出補正ができるのである。滅多にないが、2EV以上の露出補正が必要な時にモードをマニアル露出モードに切り替える必要がないのである。

 そして、これまた、CONTAX初の内蔵ストロボ搭載。ガイドナンバー13.5(ISO100)、焦点距離28mmまで対応し、しかも結構、高さが高いのかなり実用的。また、自動ポップアップしないという、CONTAXのユーザー層の使用方法をよく研究してある心憎い設定。

 AFのフォーカスのセレクトはN1と同様に対角5点測距という黄金分割比率を基に考えられた方式のフォーカスフレームが用意されている。点の多さだけを売りにするより、遥かに合理的であり、操作性の向上にも貢献しているのではないだろうか。しかも、ジョイスティックタイプのフォーカスフレーム選択レバーの操作性は非常によい。感覚的に使える。非常によくできている。

 それとやはりAFと言えど、MFの操作性も気になる。先にも述べたが、P50やVS24-85を使ったデモ機では、その感触に結構、驚いた。MFの同等の感触とは言いがたいが、適度に重みがあり、他のメーカーのAF機のマニアルの操作感とは一線を隔する。流石はAF/MFデュアルフォーカスを謳っているだけのことはある。
 VS28-80はAF/MF切換式だが、スカスカのピントリングではない。そして、ピントをMFで合わせてもフォーカスフレーム選択レバーで選択した任意の1点が、フォーカスが合うと点灯するというフォーカスエイド機能もあり、ファインダーでピントが確認しずらい時でも、それを補ってくれる。(とりあえず、今まではそんなに外れていない。)RXのようにファインダーの表示の下の方にフォーカス・インジゲーターがあるのではなく、MF時にフォーカシング・スクリーンの5点の任意の1点がピントが合うと点灯するので非常に扱いやすい。(いらなければ機能をOFFにすることもできる。)

 そして、測光方式として評価測光も搭載されているのもポイントが高い。
 気になったのは、フィルムの巻き戻し音が驚くほどでかいこと・・・。シャッター音とかは静かなんだけどね・・・。

 ダイヤル式操作を離れてしまったCONTAXの鬼っ子(?)NX。
 絞りリング+フロントコマンドダイヤル+リアコマンドダイヤル+フォーカスフレーム選択レバー、そしてそれが、非常に適切な場所に配置されていることで、思った以上に使いやすい。正直、この操作性は衝撃的であった。他のメーカーの機種と比べても、かなり洗練されている操作系を持っていると言える。

 価格帯から言えば十分なのだが、ちょっとショボイ、シャッター音(ST比。静かで良いとも言えるが・・・。)、特殊な材質のプラスチック(?)とは言えど、プラスチックな外装・・・。このあたりをどう捉えるかがNXの評価の分かれ道となるだろう。気軽にカール・ツアィスを使えるという意味では、十分に存在価値があるのではないだろうか?

 現在、数本フィルムを通して言えることは、かなり使いやすいカメラで、ちょっとした時や、旅行にはこれを持ち出してもいいかなと思う。基本性能はかなり高く、非常に実用的なカメラだと思う。

 ただ、写真を撮る楽しみということにおいては、AFというのはかなりスポイルされてしまいますね・・・。やはり・・・。ピントを合わせる感触、楽しみはカメラに奪われたくないかな・・・。AF/MFデュアルフォーカス対応レンズなら、もっと楽しめそうなカメラです。

 中判のレンズまで使用できるように設計されているN-SYSTEM。基本思想は素晴らしいです。価格と、レンズの小型化などユーザー側に立ったマーケティング次第で、大化けするかも。(しないか???)侮れんですNX、N-SYSTEM。はい。


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さよなら、NX・・・

 特に不満があった訳ではない。値段から考えれば十分な機能を持っていたし、非常に使いやすAF機だった。
 このカメラは、弟の結婚式のため導入したものだが、その後、友達の結婚式の撮影や、研究のためのフィールドワークの撮影にも何度も投入され多くの貴重な瞬間を捉えてきた。(笑)
 私が銀塩のAFカメラに期待していたことは、とにかく、記録として残せる程度に写っていればOKというものであり、ちょっと動くものにも簡単にピントが合えば尚、結構という程度のものであった。そんなことなので、NX+VS28-80は必要十分どころか、十分以上の道具であった。
 また、AFの対角5点測距は、ピントの精度はともかくとして、非常に優れたもので、本当に構図を何となく決めても、黄金分割比率に適った構図に配置することができる。すばらしい。すばらしいのだが、趣味として撮るとなると、撮らされている感じがしてしまうことがしばしば・・・。
 そんなことで、NX+VS28-80を積極的に選択して持ち出すことはほとんどなく、とにかく、使ってあげないとという観点からなんとか持ち出すという感じであった。
 
 また、時代はデジタル化の方向に流れている。
 特に、EOS-Kiss Digitalの発売(2003.09)以降はデジタル一眼レフも低価格化した。
 とりあえずある程度の画質を保ちつつ、写っていればいいような写真は、ランニングコストを考えれば、もはや、フィルムカメラの出番はないのかもしれない・・・。(デジタル一眼レフの中には、解像度などではフィルムカメラを越えるようなものもあるかもしれないが、現在のところ、デジタルカメラはどんな高級機種を使おうと、フィルムの色の深みのようなものは出せていないと感じる。)
 またとりあえず、写っていればいいと言うような写真はコンパクトのデジタルカメラで十分とl考えていたのだが、APS、フォーサーズのサイズに満たないような映像端子ではISO400で撮影した画像がモニター画面でも鑑賞に堪えないため、低価格デジタル一眼レフは近いうちに導入したいと思うようになった。

 残念ながら、NX+VS28-80君は趣味性に若干欠け、デジタル一眼レフが導入されれば経済性で大きく劣り、それこそ出番はなくなってしまうことは明白。ついでに、例のごとく、韓国で売るので、買った値段とほぼ同じ値段で売却できることもあり、別れの時がやって来た・・・。(日本の買取価格ならば売らなかったかもしれない。)
 
 結局、趣味の写真はやはり、フィルムで、そしてMFで撮りたいと言うことなんですよね・・・。
 
 さよなら、そして、ありがとう。
 NX+VS28-80・・・。


(purchase:2003.07 sold:2004.07 revision:2004.08)

Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 28-80mm/F3.5-5.6

レンズ構成 7群7枚
画角 75°~30°
最短撮影距離 0.5m マクロ使用時 0.25m
質量 390g
寸法 76×70mm
フィルター径 55mm



 熱狂的なツアィス信者には、これは某社のOEMの安ズームで、「これはツァイスじゃない。」などと言われる、不遇の運命を背負ったVS28-80君。
 まあ、とりあえず、T*コーティングがしてあって、Carl Zeissの名前で売ってんだから、他のレンズより酷く劣っていることはないだろう。(別の高級レンズで撮ったポジを横に並べてルーペで拡大して比較(観察?)でもしない限り問題ないんじゃないかと・・・。)
 外装は、何だかんだ言っても、ツァイスの風貌をしてるし。この外装にするためにコストがかっかったとしてもそれは許す。(笑)

 まだ、あまり枚数を撮っていないので、何ともいえないが、普通に使える取り回しのいいレンズ。
 AF時に超音波モーターとかを使っているわけでないので、「ギシギシ(?)」と音がちょっと気になるけど、大きな音と言うほどでもないので、目くじらは立てないことにしよう。
 
 小型軽量+AF+ズームってバンバン撮れちゃうね。って使い方が、このレンズの正しい使い方のような気が・・・。(笑)
  「あ、D28に、あ、ここはP50で、ああ・・・Pはちじゅうご-----。」などとレンズをガシャガシャ換えている時間がないようなときは、これで。T*だし。(笑) 

 シャッターチャンスを優先にしたい時に、NX+VS28-80はその性能を十分に発揮すると思います。また、CONTAX初の人にシャッターを押してもらっても、安心して仕上がりが待てる一眼レフカメラとレンズでもあると思う。

 超画質重視なら、他の選択肢が沢山ある訳なので、適材適所で使い分ける。割り切ることがこのレンズの正しい使い方か?ズームレンズだし。(「ならCONTAXじゃなくてもいいじゃん?」と言う声もあるだろうが、CONTAXで、T*で、そのような選択肢が用意されていてもいいのでは?)

 現在のところ画質では大きな驚きはないが、大きな失望もない。
 また、NX+VS28-80の組み合わせのおかげで、ST+単焦点レンズでは撮りのがしていただろうカットを何枚も撮れたことは間違いない。


vs2880n.jpg


(purchase:2003.07 sold:2004.07 revision:2004.08)

COMTAX TLA280

ガイドナンバー      No.28  
オート          25~4
マニュアル         25 12.56
補助光ガイドナンバー   12
発光モード         TTLオート マニュアル 
バウンズ角度 上:     0~90°
重量            260g
寸法            70×111×97mm
電源            単3乾電池×4本 ニッカド可


 とりあえず、結婚式の撮影とかのためにストロボも買ってみました。勿論、滅多に使うことは無い・・・。

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 滅多に使うことはないと思っていたが、結婚式やらフィールドワークやらで結構、ストロボを使うことが多くなった。また、趣味がこうじて、いろんなところから撮影の依頼もくるようになった・・・。
 知らない間にストロボは必需品になっていた。
 そうなると、TLA280 でどうしても不満な点がでてきた。バウンス機構が上下にしか動かないので、縦位置での撮影時にバウンスができない。
 思い切って、替えてしまえということで、売却。



TLA280.jpg


(purchase:2002.11 sold:2004.07 revision:2004.08)

CONTAX TLA360

ガイドナンバー       No.36
オート           36~4
マニュアル         36 25 18 12.59
補助光ガイドナンバー   9
発光モード         TTLオート 外部測光オート マニュアル マルチ発光 
バウンズ角度        上:0~90° 右:0~90° 左:0~180°
重量            390g
寸法            80×131×100mm
電源            単3乾電池 × 4本 ニッカド可


 ストロボ使用率が高まり、バウンス機構が上下にしか動かないTLA280では、縦位置での撮影時にバウンスができないという不満が出てきた。
 それを解消するために、TLA360を導入することにした。
 電動でズームも動き、便利である。でも、私はズームレンズを持っていないので、あまり恩恵には預かれないが・・・。
 問題は、STもRTSⅢも古いので、ストロボ接点が少なく、情報のやり取りが少ないため、絞りやISOも自分でセッティングしなければならない・・・。
 ストロボ接点を替えるサービスとかってないでしょうかね???



TLA360_01.jpg


(purchase:2004.07 revision:2004.08)

CONTAX Cable Switch L-30

 三脚での撮影に必要なので、購入。


cs_01.jpg


(purchase:2004.07 revision:2004.08)