遅ればせながら、MICRO FOURTHIRDS 第一弾 Panasonic LUMIX DMC-G1についてのインプレッションを。

 本体重量約385g、プラス標準レンズLUMIX G Vario 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.(約195g)で約635g、プラス望遠ズームLUMIX G Vario 45-200mm F4-5.6 MEGA O.I.S(380g)で約819gということで、E-420+SGレンズと比べると大して差がないので、小型化のためにと言った割にはいまいちだなと思っていました。

 一番の注目だったのは、ミラーレスにして、ペンタプリズム、ペンタミラーを省いたことにより獲得したLVFファインダーの出来。
 このLVFは144万ドット相当の高精細LVFとのことなのでどんなものかと思っていたのですが、連写を多用したり、本格的なスポーツを撮ろうとしなければ、個人的には全く問題ないレベルに仕上がっていると思いました。

 他のエントリーレベルのD-SLRでも、連写を多用したり、本格的なスポーツを撮ろうとするとAF性能、シャッターやミラーなどのタイムラグなど何がしかのストレスが出てくるので、LUMIX DMC-G1レベルに仕上がっていれば、エントリー機としては十分なのではないでしょうか?

 私は、フィルムのカメラのサブで、露出確認用に小型軽量でキビキビ動くデジタルカメラが欲しかったので、このLUMIX DMC-G1のようなLVFファインダーは、最適だと感じました。
 ファインダーを覗いたままで、高精細LVFで適切な露出が確認でき撮影できるのは他のカメラにはない大きなメリットとなります。撮った画像を背面液晶で確認するのとは違い、外部の光の状況の影響を受けずに、ファインダー内で正確な露出が確認できるのです。
 これは、便利です。

 E-420もE-520も、単体で使って、他のものと比較しなければ、価格なりということで、ファインダー倍率にそれほど不満はないのですが、LUMIX DMC-G1の高精細LVFの出来が思った以上によかったことと、意外に倍率も高く、AFの性能、その他の動作も思った以上にキビキビ動くので、フィルムカメラのサブには、高精細LVFが搭載されているM4/3を選択することになりそうです。
 ただ、すぐに動画が撮影できる機種が出てくるということなので、動画を撮るか撮らないかは別として、LUMIX DMC-G1を買うことはないと思いますが。(笑)

 ただ、「M4/3があるから、もう4/3は必要ない」などということが、色々なところで議論されているようですが、私はこのような見解には否定的です。
 やはり、まだ、ペンタプリズム搭載の光学ファインダーには、LVFにはないメリットがあると思うからです。
 これは先にも述べた連写時、動きの速いスポーツなどの撮影時は、現在最高のLVFでも、ちょっと荷が重いと感じるからです。特に微妙なタイムラグは、どうしても残ってしまうでしょう。
 これも、いずれは解消していくことになるでしょうが、光学ファインダーと全く同じように見えるLVFというものは作れないでしょう。

 ただ、エントリーレベルの元々ファインダー性能が低い小型D-SLRは、LUMIX DMC-G1に搭載されているレベルの高精細LVFならば、プリズムやミラーを辞めてLVFに替えてもよいような気がします。
 是非、E-三桁レベルのカメラに高精細LVF搭載モデルを出すなり、E-三桁機をM4/3化したものを発売してもらいたいと思います。

 もっと別の形で、高精細LVFを搭載したものや、LVF非搭載のさらに小型の機種も出てくると思いますので、色々と発展があってなかなか面白そうです。
  
 OLYMPUS、Panasonicには、是非とも、頑張ってもらいたいですね。
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