OLYMPUSのフラッグシップ機であるE-3。
 約2ヶ月ほど使用してみた感想を少し書いてみたいと思う。

【ファインダー】
 E-1のファインダーは小さかったものの、非常に見やすいファインダーだった。しかし、E-3はE-1の切れの良い見やすいファインダーを引き継ぎつつ、さらにファインダー倍率を高めた非常に優れたファインダーとなっている。不満は全くない。

【AF性能】
 SWDのスピード、静粛性は素晴らしい。しかし、E-3とE-1に取り付けた時のAFスピードの差は、想像以上に異なる。つまり、E-3のAFセンサーの性能が、驚くほど高いのである。非SWDのレンズでも、AFのスピードは、明らかにE-3が勝っていることを体感することができる。

【手振れ補正】
 5段の手振れ補正効果は、伊達ではない。信じられない程、低速のシャッタースピードで撮ったものもでも、ブレのないシャープな画像を提供してくれる。これに慣れてしまうと、フィルムカメラで、撮る時も安易にシャッターを切ってしまうような気がして、怖いくらい。
 ファームアップにより、マウントアダプター経由のレンズでも手振れ補正が利く。私の所有するCONTAXのY/Cレンズ、OLYMPUSのOMレンズがすべて手振れ補正で使える。Makro-Planar 100mm/F2.8が手振れ補正で使えるのである。感動。

【ホワイトバランス】
 E-1からの進化で、もっともありがたかったのは、ファインダー、AF、手振れ補正より、このホワイトバランスの適正化であった。E-3のファインダー、AF、手振れ補正は非常に優れているのだが、実はE-1でも、カメラの性能自体にはそれほど不満はなかったので、E-3のファインダー、AFの性能UP、手振れ補正による操作性のUPは、私にとってはおまけのようなものである。しかし、WBは、直接、画質にかかわる性能であるため、このWBの進化は、もっとも恩恵を受けたと感じている。
 E-1のWBは、室内などでは、正直、全くあてにならなく、RAW撮影以外では、とても使えないものであった。しかも、設定を色々と変えてみても、満足な色調にならなかったことが少なくなかった。これは、C-3040Zも同様の傾向だったので、オリンパスのホワイトバランスの思想が、私の感性と合っていなかったように思う。E-3のAWBは、かなりイイ線である。でも、CONTAX TVS Digitalの方が私の感性に合っている。ただ、室内で高感度が弱いCONTAX TVS Digitalだと手振れを量産してしまう・・・。
 とにかく、E-3のAWBの適正化は、フォーサーズシステムの深い被写界深度、E-3の手振れ補正の性能と相俟って、室内での撮影には無類の強さを発揮し、非常に安定した画像を提供してくれている。

20080131_231423_1310325.jpg

スポンサーサイト
【内蔵フラッシュ】
 FL-36Rがあるので、内蔵フラッシュを使う機会はあまりないが、FL-36Rを持っていかない時などの非常用としての使用は今後出てくると思う。今のところ、この内蔵フラッシュは、リモートコントロールのためについているという認識。
 カメラを振ると、ポップアップ用のボタンに「あそび」があるからか、カラカラと音がするのが気になるのは私だけだろうか?
 最初は、何か折れているのかと思ったのだが、他のE-3やE-510、E-410、他のメーカーのフラッシュ内蔵カメラ(D300)を振ってみたら、全てカラカラと音が鳴るので、そういうものなのだろう。
 大手量販店の店員さんに「フラッシュ内蔵のカメラで、ポップアップ用のボタンのあるカメラを振るとカラカラと音しますよね。」と尋ねたところ、「あ、本当だ。でも、そんなこと聞かれたの初めてですよ。」と笑われた。(笑)
 これまで、フラッシュの内蔵されたカメラは、CONTAX NXしか使ったことがなく、NXはポップアップ用のボタンはなく、自分の手で引き出すタイプだったので、そのような音はしなかった。
 私はE-3が、初めてのポップアップボタンのある内蔵フラッシュだったので、ちょっと気になった。E-3もユーザー層を考えると、フラッシュのポップアップは、ボタン式ではなく、自分の手で引き出す手動式を採用してもよかったのではないのだろうか?

20080131_232139_1310337.jpg

【ボディ】
 E-3は、お世辞にも、洗練されたデザインとは言えないが、無骨で存在感のあるデザインであることは間違いない。個人的にはL字型のE-1よりは、従来型の無難なE-3のデザインの方が好みである。
 グリップは非常に手になじむ形状で、特にレリーズを切る人差し指の誘導部のデザインが非常に自然でよい。
 810g(メモリカード、バッテリーなし)は、重いなどと言われるが、私は全く気にならない。もうちょっと重くてもいいと思っている。810gは、CONTAXで言えば、RXと同じ重さ、STにプラス10g、これでは軽くて使いにくいので、バッテリーグリップP-7常時装着して使いっているくらいなので、E-3は、私にとっては十分に軽量の部類に入る。(笑)
 そんなわけで、カメラのライターなどが、フォーサーズなのに重いなどと長時間使っている訳でもないのに、言うのはちょっと違和感を感じている。
 確かに標準ズームだけを使っていれば、E-1程度の重さに抑えていてもいいかなとも思うのだが、SLRはシステムで使うものであり、ZD50-200/2.8-3.5SWD、ZD150/2、ZD14-35/2あたりのレンズの重さが1kgに近いようなレンズを使うことを考えれば、E-3の重さは妥当であり、もう少し重くても良いくらいである。

 フラッグシップ機というのは、高性能のレンズとともに使うべく設計されるものである。例え、E-3が、実質的には、他社の中級機レベル(Nikon DXファーマットのフラッグシップD300を含む)をライバルとして想定している機種だとしても、オリンパスの重めのHG、SHGレンズとのバランスを考えた大きさにすべきなのだ。
 そもそも、フォーサーズは小型軽量のみを目的にしているわけではない。135判と同等の画質なら小型に、同等の大きさならより高画質というのがその思想である。フラッグシップ機は、特に後者、つまり、135判と同等の大きさで作った高画質を提供するレンズの使用をその前提にしているカメラでなくてはならない。
 したがって、フォーサーズの割りに重いという安易なコメントは、信じてはならない。(笑)
 
 実際、ZD50-200/2.8-3.5SWDあたりの1kgほどあるレンズは、やはりバッテリーグリップがあった方が撮影しやすい。Y/Cマウントのレンズを色々と装着して感じたことは、600g程度あるレンズ(D35/1.4、P85/1.4など)以上にはバッテリーグリップがあった方がバランスがよく、使い易そうである。CONTAXでも、600g程度以上のレンズはRTSⅢ、ST+P7の方が使いやすいので、レンズが600gくらいの重さからは、カメラも1kg程度あった方がバランスも良く使いやすいようだ。
 実質、E-3の標準ズームとなっているZD12-60/2.8-3.5SWDの重さも575gなので、バッテリーグリップがあった方がおそらくバランス的に使い易く感じるだろう。

 何でも軽く、小さく作れば良いというものではないのである。 
 軽いのが欲しい人は、E-410やE-510という小型軽量のカメラを買うだろう。ZD50-200/2.8-3.5SWDをE-510につけても、相当バランス悪いだろう。ただ、カメラが550-600g程度の重さで、バッテリーグリップが装着可能なE-二桁機というのがあってもいいとは思うし、そういうのを待ち望んでいるユーザーがおそらくは多くいるだろうことも想像できる。しかし、それはフォーサーズシステムにおいても、フラッグシップ機とすべきではないと思う。なぜなら、大きめなHGレンズ、SHGレンズにも負けないボディのバランスを持ったカメラをフラッグシップ機とすべきであると思うからである。
 
 もう一つ感じたことは、E-3のグリップは非常に優れているのだが、ZD50-200/2.8-3.5SWDのような1kgほどあるレンズを支える場合は、慣れの問題かもしれないが、ちょっと手が疲れる。E-1の方がしっかり握らないとホールドできないので、重いレンズの場合は、むしろ疲労感が少ない気がする。
 
 早く、バッテリーグリップが欲しいところなのだが、不具合の報告が多いのと、軽量化とコストダウンを狙ったためなのだろうが、プラ外装による質感の悪さに購入意欲が…。重くても良いので、金属外装のバッテリーグリップを用意してくれないものだろうか?

20080131_231938_1310333.jpg
【操作性1 ボタン配置等】
 E-3は、ボタンの配置がE-1に比べて、バランスよく他社のカメラと同様に綺麗に並んでいる。しかし、それが使いやすいかはまた、別問題である。
 デジタルカメラのライターは、E-1のボタンの配置を使いづらいと酷評している人が多く、E-3で他社並みになったといって歓迎しているようだ。これは、他社のD-SLRと併用する必要がある人には意味のあることかもしれないが、それ以外の人にとっては、どうでも良い問題である。
 実際にE-1を長く使っている人が、のボタンの配置に文句を言っている人はあまりいないように思える。なぜなら、E-1のボタンの配置は非常に練られたものであったからだ。無秩序に散らばっているように思われるボタンの配置は、使っていくうちに、なぜそこにそのボタンが配置されているかを感じられるような設計になっている。カメラを良く使う人が、何度も手の動線を確認しながら設計したのだろうと感じられる設計であり、無秩序に感じられるボタンの配置は、実は人の手の動線という秩序に基づいて設計されたことを理解できるのである。そのため、手の動きが非常に自然なものなる設計であったのだ。
 
 E-3では、AF、MF切り替えレバー、モードダイヤル、ホワイトバランス・ボタンが廃止されてしまった。慣れの問題もあるのだが、操作性は、ダイレクト操作ということを考えれば、半歩後退といった感じである。
 また、電源スイッチが、ボディのシャッターに近い位置から、EOSのようにボディの背面の低い位置に変更されてしまったのも、少し残念である。私の最初の一眼レフがCONTAX STだったので、電源スイッチは、シャッターの近くにあるものだという感覚があったので、いつも、電源スイッチをカメラ上部に探してしまう。(笑)
 最初に使ったカメラというのは、非常に影響を及ぼすものだなと感じる。
 ダイヤル式のカメラの方が使いやすいと思うのだが、今やその選択肢は存在しないのが、残念である。

 E-3で不満があるのが、OKボタンの位置の移動である。十字キーの真ん中に配置されるという、よくある場所に落ち着いてしまっているが、OKボタンの位置は、E-1の位置の方が使いやすかったように感じる。
 それより不満なのが再生ボタンが小さいことである。E-1は割と大きなボタンが傾斜がついた形で配置されていたが、E-3は小さな丸いボタンが申し訳なさげについているのである。なぜ、これほど大きさを変えなければならなかったか、そして、なぜその周りを取り囲むように小さな山をつけたのであろうか?
 E-1は、使えば使うほど、なぜこのボタン配置とデザインを選択したのかを感じ取ることができたのであるが、E-3は、見た目は綺麗な配置になっているのだが、今のところ、使えば使うほど、なぞが深まっている。(笑)

【操作性2 液晶モニター】
 2軸可動式、2.5型23万ドットのハイパークリスタル液晶搭載。α700やD300の約92万ドットのVGA液晶モニターあたりと比べると差がでるのだろうが、単体で使っている分には、2.5型23万ドットで十分、満足である。ホワイトバランスとともに、E-1からの進化で恩恵を感じる点がこの液晶の大型化であった。流石にE-1の1.8型13.4万ドット、最大拡大表示が4倍では、細かいピントの確認はできなかった。E-3では7倍程度まで拡大すれば、十分にピントを確認できる。
 D-SLRに3型の液晶をつけると背面のボタン配置に無理がでてくるので、2.5型~2.7型あたりがベスト・マッチングだと思う。
 バリアングル液晶は、やはり使いやすい。2軸可動式で横に引き出すタイプなので、レンズの光軸と液晶画面がずれるのは、どうかと思ったのだが、使ってみるとあまり問題はなかった。
 一つ気になるのは、液晶を横に引き出して使うと液晶画面の下に書かれているOLYMPUSのロゴがひっくり返しになること。無理にOLYMPUSのロゴを書き入れる必要はなかったような気がするのは私だけではないと思う。(笑) 

【操作性3 AF操作】
 E-3のAFの性能はかなり強力になっているのは間違いないのだが、その操作性は、まだ少しこなれていないように思われる。まず、何よりもAFターゲットボタンを押してからでないと、AFターゲットを移動できないのである。撮影時には十字ボタンには何の機能も割り当てられていないので、設定さえしておけば、十字ボタンでダイレクトにAFターゲットを選択できるようにしてもらいたい。
 また、十字ボタンにはもう一つ問題がある。AFターゲットを移動させるのに、ボタンを一回ずつ押さないとAFターゲットが移動しないのである。これは、ボタンを押している間は連続でAFターゲットが移動し、さらにループするように変更してもらいたい。難しいことではないと思うので、是非、ファームアップで対応を検討して欲しい。
 AFターゲットはメインダイヤル、サブダイヤルでも選択可能であるのだが、AFターゲットを縦に移動するのに横に動くダイヤルで操作するのは人間工学的に間違っているように思う。この点は、CONTAX NXの操作性は非常に優れていた。NXはCONTAXの伝統的なダイヤル方式を捨ててしまったCONTAXとしては異端の操作性であったが、コマンドダイヤル+ジョイスティックを使う“現代的”なカメラの中では最も洗練された操作性を持っているカメラであった。さらにレンズには絞りリングが残されていたので、コマンドダイヤルにより多彩な設定を割り振れた。
 特にCONTAX NXの設計で感心したのは、液晶のコントロールパネルを横にスクロールするものは横に動くコマンドダイヤルに、縦にスクロールするものには縦に動くコマンドダイヤルに機能が割り振られていたという点である。細かい点ではあるが、実際に使ってみると非常に使いやすかった。

 話を元に戻そう。とにかく、E-3のAFターゲット選択の操作性には少々難がある。E-3の優れたAF性能がその操作性によってスポイルされてしまうのは、あまりに惜しい。ファームアップでも十分に対応可能であると思われるので、早急に対応をお願いしたい。

 色々試してみたのだが、現在のAFモードは、シングル・スモール・ターゲットを常用している。

20080318_015031_3180397.jpg
【画質全般】
 E-1のフルフレーム型CCDから、E-3のLiveMOSへとの変更で、オリンパスの特徴的な“オリンパス・ブルー”が出るか心配したのであるが、割と良い感じでチューニングされているようで、E-410、E-510のサンプルでよく見るようなグレーが混じった感じのちょっと抜けの悪い青がでるようなことはないように思う。
 ダイナミックレンジもFFT型CCDのE-1より広がっているようで、E-3用のLiveMOSはかなり強力な撮像素子になっているようである。

 客観的に見ても、他社の撮像素子や画像エンジンと比べても全く見劣りしない画質であると思う。www.dpreview.comのデータによると、ノイズも相当、上手く押さえ込んでおり、自然な仕上がりとなっており、ISO800程度までなら十分に満足できる画質を提供してくれる。ダイナミックレンジは、他社のものより、アンダーに強いチューニングがなされており、アンダーに階調が残るものとなっている。またデータを詳細に比較してみるとISO400あたりから強烈なノイズリダクションをかけてノイズを押さえ込むようなチューニングをしているメーカもあるが、E-3はノイズの出かたが自然で無理に押さえ込んでディテールを失ってしまうようなチューニングにはしていないようである。
 個人的には、E-3の色合いは他社のものより自然で好ましいように感じる。

 通常は、RAWファイルで撮影して、そのままHDDとDVDに保存。必要なときにJpeg変換する。E-3は、RAWファイルで撮影したものを拡大すると、RAWに内蔵されているサムネイルを拡大するので表示画像が悪いという情報を聞いたので、一時期、同時にJpegも同時に記録するようにしたのだが、7倍あたりまでの拡大では画像が悪くなるといった感じがないので、現在はRAWのみで記録している。
 色空間はAdobe RGBで記録。WebのものもsRGBに変更しないで、Adobe RGBのままJpegに現像してUpしている。モニター環境は人それぞれ違うので、そこまで厳密にしなくてもいいかなと思って。そんなに真剣に写真を見ている人もそんなにいないだろうし。(笑)

[参考]http://www.dpreview.com/news/0802/08022001olympuse3review.asp

【SSWF】
 オリンパスのダストリダクション機能は、ほぼ完璧なシステムである。E-1を使って3年になるが、ゴミがついた画像を見たことがない。ゴミで悩むことはないと思って間違いない。当然、E-3もE-1と同等以上の性能を期待できる。

【その他】
 軽量化とコストダウンのためか、パワースイッチ、カードカバーロック、バッテリーカバーロックなどが安っぽいプラスチックになってしまっている。もう少し高くなっても良いので、このあたりはフラッグシップ機に見合う質感を保って欲しかったと思う。
 バッテリー充電器もE-1の時は、BCM-1であったが、E-3は、小型ではあるが、充電に時間がかかるBCM-2に変更されている。 
 ショルダーストラップも、E-1に同梱されてたCSS-E001ではなく、デザインこそ同じであるが紐が薄いペラペラのCSS-E002というストラップに変更されている。
 こういったところで、コストダウンを図るなら、今後はバッテリー充電器やストラップなどは別売りにしてみたらどうであろうか?

【総合】
 E-3は、非常にいいカメラである。画質も文句なし。操作性に若干の改善の余地を残すものの、E-1からは飛躍的な進歩を遂げたカメラに仕上がっている。E-3を買って、後悔することはないと思う。興味のある方は、是非、手にとってみることをお勧めします。

 私の頭の中では、依然として、デジタルカメラは、フィルムカメラのサブという認識なのですが、E-3は、それを変更させてしまうかもしれないと思うほど良いカメラです。
 CONTAXとROLLEIFLEXは、利便性を超えた魅力があるカメラで、E-3とは良い意味で棲み分けができるのではないかと思っています。

 とにかく、OLYMPUSさん。E-3のようなカメラを作ってくれてありがとう。
 
 「もう、撮れない世界はない。」とまでは言いませんが、撮れる世界は確実に広がりました。

20080131_231748_1310331.jpg

20080319_182214_3190817.jpg
【OLYMPUS E-3 + Carl Zeiss Planar T* 50mm/F1.4】

  末は博士か、廃人か?
 
 もしくは、

 末は博士か、博士は末か?

 ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm/F2.8-3.5よりの買い替えで、購入したSWD付きの新レンズ。

 従来のZD50-200でも、特に不満はなかったのだが、ZD50-200は、フォーサーズシステムを理想を最も具現化したレンズであると考えているため、それが新型になるなら、それを使ってみようと思い買い替えを決定。換算100-400mmで、F2.8-3.5の明るさ、重さ1kg弱、防塵防滴、さらにE-3、E-510では手ブレ補正が効く上に、価格は10万円。他にこんなに写りが良くコストパフォーマンスに優れたレンズがどこにあるだろうか?これは、新型に買い換えなければならないだろう。(笑)
 
 データ的にはSWDなしが920g、Ø83x157mm、SWD付きが995g、Ø86.5x157mmとなっており、大ききくは変わらないのであるが、実際に手に取るとSWD付きの新型レンズはかなりでかい。
 筐体の大きさに合わせて、フードも巨大化しているので、非常に場所を取るレンズとなっている。
 ワンサイズ、大きなレンズとなっていると言って間違えないだろう。

 正直、ちょっと持ち出すのに躊躇する重さではなく、大きさとなっている。(笑)

 SWD付きの発売前に、ZD50-200を売却してしまったので、無条件で新型レンズを買うことになったのだが、SWD付きの新型レンズを見てからだったら、買い替えしなかったかもしれないと思っている自分がいることも事実。微妙な大きさの差なのだが、そのくらい、その差が結構、大きいと感じている。
 
 何でなんだろう?
 本当にちょっとの差しかないのに、持ち出すのに何か動機付けがないと持ち出せないレンズになっている。勿論、持ち出したら、SWD付きの方がAFは速いし、快適なので、後悔はないのだが・・・。 
 
 一部で、ZD50-200/F2.8-3.5 SWDのAFが迷ったり、動かなくなったりするという報告があがっている。実際に機器の不具合もあるのだろうが、おそらく、その多くは機器の不調ではなく、単にAFが苦手なものに必死にAFでフォーカスを合わせようとしているだけなのではないだろうか?
 背景とのコントラストが弱い被写体や強い光源がある被写体の場合は、AFが迷うのは当然ですので・・・。
 最近のカメラのAF性能が向上しているのは、間違いないのだが、AFは万能ではないということを頭の片隅に入れておかなければならないと思う。
 どのメーカーのどんないいカメラを使っても、AFではフォーカスが合わせにくい被写体はありますので・・・。でも、そんな時に、シームレスにマニアル・フォーカスに切り替えてフォーカスを合わせられるZD50-200/F2.8-3.5 SWDは、非常に使い勝手の良いレンズに仕上がっていると思う。

 何だかんだと言いつつも、ZD50-200/F2.8-3.5 SWDは、AFの高速化、電子フォーカスでなく、マニュアルフォーカスが採用されているので、格段に使いやすいレンズとなっていることは間違いない。
 それでも、なぜが残る違和感は、巨大化したフードに原因があるかもしれない。(笑)
 とりあえず、フードだけでも小型(小径)になりませんかね?
 PLフィルター用の穴とかいりませんので・・・。

 オリンパスのHPをみたら、SWDなしのZD50-200は、いつのまにやらカタログ落ちしていた。価格差を考えれば、併売する理由はないのかもしれないが、少し小型のSWDなしの存在価値はあったのではないだろうか?デザインも旧レンズの方がスマートでかっこよかったと思う。

[参考]http://hcmkiccsas.blog53.fc2.com/blog-entry-33.html

20080131_232509_1310341.jpg
 E-1に合わせて導入したフラッシュFL-36は、小型ながら、首が縦横に稼動しバウンス撮影ができる優れものであった。

 E-3には、フラッシュのリモートコントロール機能が追加されているので、めったに使うことはないとは思うが、試してみたくなったので、FL-36を売って、リモートコントロール機能に対応した新フラッシュ、FL-36Rを導入した。

 機能的にはリモートコントロールが追加されただけなので、驚くようなことはないのだが、驚くほど簡単にリモートコントロールができることに驚く。(笑)
 真剣に“ブツ撮り”するときには、役に立つかもしれない。そんなことをすることはないような気もするのだが・・・。

 FL-36、FL-36Rに共通したことなのだが、フラッシュのチャージが遅い。
 最適化されているニッケル水素電池で、発光間隔は5.5秒。
 室内でちょこちょこと記録的なスナップなどを撮る分にはFL-36、FL-36Rで十分だと思うが、真剣にポートレートやイベントなどを撮りたいと思う人は、大きさと価格に問題がないなら、絶対にFL-50、FL-50Rにした方が、後悔しないだろう。ちなみに、こちらは発光間隔は4秒。
 この1.5秒を大きいとみるか、小さいとみるか。

 私の感覚では、この1.5秒、結構、大きいです。
 でも、価格差2万円はもっと大きい。(笑)
 余裕のある人は、FL-50、FL-50Rを買ったほうが幸せになれると思います。

 どうしても、発光間隔を短くしたいときは、CONTAXを使うか、CONTAX用のストロボTLA360をE-1やE-3に装着して撮影しています。焦点距離の移動があるときは、設定を手動で変えなければならないので、多少の制約はありますが、問題なく使えます。発光量も、デジタルならではの確認しながら調整できるので、私の使い方では、意外と不便は感じません。
  
20080131_234623_1310371.jpg
20080323_085635_3230837_t.jpg

20080323_085233_3230835_t.jpg

【OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】

2008.04.27 Narita International Airport

20080323_091440_3230845_t.jpg
【OLYMPUS E-3 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】

2008.04.27 Narita International Airport