韓国はソウルのビジネス街である江南で、突然始まったパフォーマンス。

 十数人の団体が顔には紙袋で覆面をし、さまざまな職業や日常の格好に扮して、大股でゆっくりと行進していく。そして、行進が終わり眠りにつく。目覚ましが鳴り、わずかな休息は終わり、起き上がる。ここでパフォーマンスは終わる。

 このパフォーマンスを解説するならば以下のようになるだろう。

 日常のさまざまな格好に扮したパフォーマーは、現代社会に生きる人を投影したものである。覆面は人を匿名化することにより、見る人自身がその匿名化された人物に自己を投影化することを容易にするための仕掛けである。
 その重い足取りは現代社会のストレスやプレッシャーを表現したものであり、一歩一歩、踏みしめながら、歩を進めることは、そのストレスやプレッシャーを乗越えていくという様子を暗示している。
 そして、疲れ果て眠りにつく。しかし、けたたましく目覚ましが鳴り、その疲れも癒えないまま、新しい日常が始まるのである。
 我々の住む現代社会は、このように非人間的なルーティーンの中で営まれ、構成されている。人間性を取り戻すためには、戦わなければならない。しかし、現代社会に生きる我々は、そのような非人間的な環境でしか生きられないのであり、その中で生きていくしかないという二律背反した世界で生きている、否、生かされているのである。
 このパフォーマンスはこのような不条理を表現したものである。 
 
 とか言うのだろうな・・・演出家とか、文芸評論家は・・・。
 やはり、前衛的な芸術はよくわからない・・・。
 
 行動の中に意味を求めないで、「面白そうだからやってみました。エヘ。」とか言う方が、もっと「前衛的」かもしれない。
 
 とりあえず、多くの人の通行の邪魔に足を止めることには成功していたので、パフォーマンスは成功だったのでは??
 とりあえず、インパクトはありました・・・。

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【OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】

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【OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】

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【OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm/F2.8-3.5】

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