フィルムで写真を撮る楽しみの一つは、リバーサルフィルムで撮った写真の鑑賞である。D-SLRがどんなに良くなったとしても、この鑑賞法の感動を超えるような鑑賞法は出てこないのではないだろうか?

 私のリバーサルフィルム鑑賞法を支えてくれるのは、フジカラー カラーイルミネーター LiteとCarl Zeiss Triotar T* Lupe 5xとCarl Zeiss Triotar 6×6 T* Lupe 3xである。

 ビューアーは最初は評判の良いカラーイルミネータープロ A4をと思ったのだが、光源やサイズがほとんど変わらないのに価格が一万円近く違うので、カラーイルミネーター Liteにした。
 日本印刷学会推薦規格に準拠で、光源はインバーター点灯、外形寸法は284×434×28mm、照明面寸法は240×310mm(35mmスリーブ6コマ7段可能)と十分な大きさ。重量は1.2kg。
 光源が黄色がかっているビューアーもあるが、このビューアーは非常にすっきりとした白でとても綺麗に見える。非常に良いビューアーだと思う。

 デジタルはフィルムを超える可能性がある。そのうち、ポジフィルム、ネガフィルムはおろか、人間の眼を超えるようなラチチュードを記録できる撮像素子が現れる可能性もある。(それが写真としてよいかどうかはまた別の問題であるが・・・。)

 デジタルはプリントするか、なんらかのモニターで見る以外の鑑賞法は基本的にない。勿論、画像データからポジフィルムを作ることはできないことはないが、現実的な鑑賞法とはならないだろう。

 ネガフィルムは、プリントが前提なので、鑑賞の方法としてはデジタルカメラと重なる。現在でも、細かい画質を云々する人以外は、300万画素のデジカメで十分である。こうなるとネガフィルムの需要は急激に減少するであろう。実際に、ネガフィルムの販売状況はそのようになっている。
 ところが、リバーサルフィルムの方はデジタルカメラ全盛の中でも、販売は堅調であると言う。

 リバーサルフィルムを鑑賞する楽しみを知っている人は、便利だからと言って、すべてをデジタルに切り替えることは難しい。

 ついでに、リバーサルフィルムの鑑賞する楽しみを知っている人は、大きなフォーマットに移動したくなる衝動を抑えることができなるなる。そして、出費はかさんでいく…。しかし、新型のD-SLRが出る度に買い替えるよりはずっと安価に、そして、もっと写真を楽しめるのではないでしょうか?

 デジタルだけ使っている方。フィルムもいいですよ。

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