突然、決まったWBCのソウル市庁前での街頭応援。

 ちょうど野球好きの大学時代の後輩が遊びに来ていたので、見に行くことに。
 
 ソウル市庁前でサッカーの試合を見るのは何度もあったが、野球は初めてである。ついでに日韓戦。街頭応援の日韓戦はサッカーでも行ったことはない。
 一人で見に行くのには日本語を話さなければいいので、それほど問題はないのだが、連れがいるとどうなるのか多少の不安がよぎる。
 行ってみると、まあいつもの通りで、別に殺気だっていて危険があるということはない。ホームレスに限りなく近いような飲んだくれのオヤジとかがいると危ないが、普通の人は問題はない。
 基本的に老若男女が集い、家族連れなども多いので、日本で言えば、ちょっと大きな祭りに行っているようなものであると考えてくれればよい。

 イチローは流石の貫禄で-というよりイチローしか知らないし-、画面に現れるとブーイングが起こる。しかし、観衆は別に野球に関心があって見に来ているだけという訳ではないので、どうもブーイングもバラバラ・・・。
 イチローがネクストバッターボックスに控えていて、ちょっと画面に映し出されると「おおお~イチローだ・・・。」と恐れおののく声も多く聞こえる。イチローの実力には敬意を示している人が多いのか、ブーイングの中に、「イチロー、頼むから打つな~。」などの悲鳴も。 

 また、日本のように各選手に応援歌などがあるわけでもなく、「テーーハンミング」の掛け声もどうも、野球のリズムには合わないようで、サッカーの街頭応援のようにうまく合わず、バラバラ・・・。どうも、野球は街頭応援には向かないようである。

 試合は、前の2試合と同様に緊迫した投手戦となる。
 上原は抜群の安定感と気合の入った投球で三振の山を築く。
 バッティングは、試合序盤は、イチローだけが気を吐いていた。
 しかし、イチローは凄い選手である。討ち取ったと思われるような内野ゴロをヒットにして、盗塁するので、知らないうちに二塁打にしてしまう。普通に二塁打されるより、ピッチャーにとっては嫌だろう。特に自分では球が走っていると思っているピッチャーには。

 そして、7回表、あの松中が二塁にヘッドスライディング!!二塁打とする。ベース上で小さくガッツポーズ。これを見て、今日はいけると感じた。この後、相手の投手がキム・ビョンヒョンに代わった。そしてそのキム・ビョンヒョンから不振でスタメンをはずされた福留が、ホームラン!!!
 
 ソウル市庁前の群集の真ん中で、後輩と小さくハイタッチ

 キム・ビョンヒョンは次の小笠原にデッドボール・・・。この選手の性格上、これは故意にぶつけたと思われる。何せボストンの観客に中指立てた男である・・・。
 本来はここで投手交代をするべきだったのが、なぜか投手交代なし。気持ちの切れている投手を続投させて、試合を壊した感がある。2点差ならまだ、試合はわからないのに。
 そして、次の里崎がエンタイトルツーベースで3点目が入る。

 ここで、勝利を確信。トイレにも行きたかったし、投手交代もあり時間があるためプラザホテルに移動した。この後も打線がつながり得点は6-0に。3-0で移動したのは非常に良いタイミングであったと思う。3-0で既に勝利を確信した日本人の余裕を韓国人に見せられたのではないだろうか?6-0までいると嫌味になるし。

 用を済ませてから、またソウル市庁前広場に。しかし、試合はここで、雨のため中止となる。いつ再開されるかわからないので、ここでソウル市庁前での観戦を終了した。
 そして、勝利の美酒を飲むために、TV観戦ができるビアホールに行く。

 食事を取りながらビールで乾杯。

 しばらくして試合が再開されるが、6点をリードされた韓国に日本を追いかける気迫は感じられず、日本の完勝!!

 残念だったのは、雨による中断がなければ、上原が球数制限があるにもかかわらず完封できた可能性があったことと(実際は厳しいだろうが・・・8回裏までは投げられた。) 、イチローが9回にホームランを打っていれば、30年どころではなく、50年くらいは手出しできない感じでの勝利となっていたのではないだろうかということである。
 そもそも、「30年」発言はそのくらいの勢いで勝ちたいという希望であり、その程度のレベルの差があると言う意味ととることは難しいだろう。そもそも30年のレベルの差って、どのくらいのレベルの差かなのか説明できないし・・・。
 イチローの「30年」発言が歪曲されて、韓国に火をつけてしまったが、韓国はマウンドに国旗を立てるという行為によって日本に火をつけてしまった。
 余計なことはやらない方がいいですね・・・。

 韓国も日本とアメリカに勝利して嬉しいのはわかるが、野球というのは、同程度のレベルのチームならどんなに強いチームでも6割程度しか勝てないわけで、打者もどんなに打っても3割ちょっとのわけで・・・。試合数が少なければ、投手の出来次第では強いチームが最初の一試合に必ず勝つということもないわけで・・・。
 野球というゲームの特徴をよくわかってないで、勝利に浮かれすぎていたような・・・。
 確かに戦力差、選手層の厚さというのもあるが、今回のような二次ラウンドに進んでくるようなナショナルチームのTOPチームは、プロと高校野球ほどのレベルの差はなく、MLBの一番強いチームと一番弱いチーム程度の差しかないのではないか?
 今回の韓国チームの活躍は3月の予選にピークを持ってきてきちんと調整してきたチームと、そうでないチームの差であっただけの気が・・・。
 
 とにかく、日本の勝利で嬉しい限りである。
 
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