OLYMPUS E-1 + ZUIKO DIGITAL 14-54mm + FL36


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 ついにデジタル一眼レフカメラを導入。

いろいろとお仕事を頼まれるようになったので、趣味と実益を兼ねての導入。
といっても、頼まれるお仕事で商売しているわけではないのだが・・・。
つまりは、買うための自分に対する言い訳である。

私のデジタルカメラに対する期待はとりあえず、サッと撮れて、きちんと写っていればいいのである。
私が思うには、デジタルカメラは、現在発売されているどんな高級機種を使っても、フィルムの色合いには全く及んでいないと思う。

 勿論、デジタルで撮ったものを単体で特にディスプレイで見た時は、300万画素以上のデジカメならば、これはもう必要十分な画質であると思う。

 ただ、出力したものをフィルムで撮ったものと比べたりすると、「ああ、デジタルってまだまだだな。」と感じる。
 同じ場所でデジタルとフィルムで撮り比べでもしなければ、めったにそのようなことにはならないのだが、やはりどこかで、「ああ、これはフィルムで撮っておけば良かった。」と感じることがある。

 したがって、デジタルとフィルムの満足度の落差を最小化するためのデジタル一眼レフカメラの導入である。

 「サッと撮れて、きちんと写っていればいい」という条件は、おそらくすべてのデジタル一眼レフで既に実現されている。
 あとは、どれを選択するかの問題である。
 今まで集めたレンズはCONTAX Y/Cマウントのレンズ群。残念ながらCONTAXのY/Cマウントのデジタルカメラは出そうにない。しかも、これはMFの単焦点レンズばかりなので、「サッと撮れて」とはいかない。
しかし、このレンズを全く使わないのはもったいないので、CONTAX Y/C マウントのレンズがマウントアダプターを使用すれば使えるデジタルカメラがよい。
するとその条件にあうのは、CANONのEOSシリーズ、OYLMPUSのE-SYSTEMに限られる。

当初はCANONの20Dの高性能とそのノイズの少なさにCANONの20Dにしようと考えていた。EF-Sマウントを採用しているので、マウントアダプターを使用すればCONTAX Y/Cマウントのレンズもすべて使用可能。大幅に向上したファインダーの可視性。その他、起動時間など、10Dで挙げられていた不満をほぼすべて改善している。画質、性能、価格等で現在出ているデジタル一眼レフでもっとも優れたパッケージングと言えるのではないだろうか。しかも、持続的に安心して後々のモデルがでることも期待できるメーカだし。(笑)
とにかく、この20Dは質感も含めて、今後のデジタル一眼レフの基準となるのではなだろうか。(普通の人はこれ以上のスペックはいらないのでは?後は色の再現性のUPだけで十分な気が…。)

ただ、これに合う標準ズームレンズが、どれも今ひとつ。
EF-S18-55mm F3.5-5.6 USMは価格比の性能は良いかもしれないが、どうも納得できない。
EF-S17-85mm F4-5.6 IS USMは悪くはないが、暗いレンズ。しかも少々お高い。(20DはISO800までは本当にノイズレスなので、このくらい暗いレンズで、しかもIS付なので手ブレに関しては全く心配はないのかもしれないが。)
デジタルはまだ発展途中なのでどうなるかわらないが、数年先にはおそらくフルサイズがかなり普及価格まで降りてくるのではないだろうか?
その時にEF-Sの存在はどうなるのだろうか?安いレンズなら気にならないけど、このレンズは少々、お高い。中古もないし。(笑)
EF17-40mm/ F4.0 L USM はどうだろうか?悪くはない。中古もなくはない。しかし、やはりファインダーが心なしか暗い…。高い・・・。

それとCCD(CMOS)のゴミの問題である。
一年の大半を外国で暮らしている私としては、海外でサービスセンターでクリーニングのサービスを受けられるのだろうかというのが結構、大きな問題である。
サービスセンター(ソウル江南)に聞きに行ったら、日本で購入したカメラはやってくれないそうである。(日本でCANONのサービスセンターにも確認したが、サービスは現地法人の判断事項で分からないとのこと。)


色々と考えているうちに、ふっと思った。
「OLYMPUSのE-1、E-SYSTEMって私にとっての理想的なシステムなのでは?」と。

2004年の夏にはE-1のボディが22万+ZD14-54mmが5.5万くらい、合わせて27-28万の販売価格で、全く考慮に入っていなかったのだが、2004年末には、大体の場所で、どうやら20万以内で買えそうである。
私のデジタル一眼レフカメラに払ってもいい価格は、標準ズーム込みで15-17万程度と考えていたので、大体それに近い価格になっている。

メーカーが絶対の自信を持つ、ダスト・リダクション・システム。
ゴミ問題は心配なし。

KODAKのフルフレーム型CCDの色合いは非常によく、青が非常に綺麗に出ると評判。
某カメラ雑誌で、フィルムとデジタルの比較の記事でも青の色の出かたは、デジタルとは思えない非常に綺麗な色を出していた。
私の考えるZEISSの色の美しさと非常に合うのではないか?

デジタルで撮った写真をめったに大きく引き伸ばすことはない私にとって500万画素は必要十分。連写もめったにしないので、秒3コマ連続12コマの撮影は十分すぎる。しかも、RAW+JPEGのモードでもそのスピードで記録できてしまう。流石はプロ機を謳うだけのことはある。

そして何よりもすばらしいのは完全な防塵・防滴性能である。
以前、小雨の中、傘をさしながらコンパクトデジタルを使っていたら、ショートして使用不能にしたことがある。ほんの少しの水滴で、こうも簡単に駄目になるかと痛感した。
このような状況下でも安心して使えるカメラは、何物にも替えがたい。
このような防塵・防滴性能を持つ一眼レフカメラはデジタル、フィルムを問わず、CANONとNIKONの最高級機種しかないのではないだろうか?
それが新品で11万-12万程度で買えるのである。
それだけでもE-1は買う価値があるカメラであろう。

もし、今後、フルサイズのデジタル一眼レフカメラが安く出ても、色の再現性が大幅に上がったCCDが登場しても、最高機種、もしくはそれに順ずる機種以外に高度な防塵・防滴性能を搭載してくるとは思えない。
もしCONTAXが新型のデジタル一眼レフカメラを出したとしても、CONTAXのようなメーカーが、それに防塵・防滴性能を搭載してくるとは思えない。
それ故に、防塵・防滴性能を持つE-1はハードな撮影のために手元に置いておきたいと思うだろう。

ひとつ、「これは・・・どうなの?」と思っていたのが、今時、スパーインポーズもないファインダー・・・。
正直、CONTAX NXでもできたのに、それもないのかよ・・・OLYMPUSと思った。しかも、3点のAFフレームは近すぎてほとんど意味がない。しかも、フレーム選択がやりにくい。どうせAFは精度のよい中央一点を使ってロックして使うから他の2点は使うことはないのだが・・・。
この点はCONTAXの黄金比率に基づく5点フレームをジョイスティックで選択するという操作性はすばらしいかった。この操作法だと、他のフレームも積極的に使おうかと思える。

しかし、実際にファインダーを覗いて見て考えが変わった。
100%の視野率、約0.96倍の倍率、MFもやりやすいファインダーは多くの雑誌などで良い評価を受けていたが、実際に非常に良くできていた。
CONTAX Y/Cマウントのレンズを使うにはやはり優れたファインダーは不可欠。ついでに、E-1のファインダー、CONTAX645のファインダーによく似ていてる。(ちなみにCONTAX645もスパーインポーズはない。)


そして、もうひとつ、すばらしいのはZUIKO DIGITALの高性能ぶり、MTF特性のすごさである。データだけがレンズの性能ではないが、とんでもない数値である。流石にフォーサーズシステムというデジタルに特化したレンズである。しかも、E-300と一緒に発売されたレンズ2本を除き、防塵・防滴仕様である。

フォーサーズシステムは撮像画面サイズ 17.3x13.0mmで4:3、35mmフルサイズやAPS-Cの画面は3:2で構成比率が異なる。
口の悪い人は、これをコンパクトカメラの構成比率と同じで使えないと言う。
しかし、4:3は中判でもっとも使われている645サイズと同じ構成比率である。ライカ判の135の比率にずっと囚われる必要はないように思う。

しかも、デジタルはコンピューターやネットとの親和性が重要である。
ネット上の写真を保存しておくサイトにUPするときも、コンパクト・デジタル・カメラで撮られたものを想定されているサイトが多く、4:3以外のフォーマットは勝手に比率が変更されてサムネイムだと変形してしまったりするものがある。
E-1で撮ったものはそのままの比率でUPできる。
PCのディスプレイの比率も4:3である。
プリンターで出力する場合も3:2より4:3でプリントアウトする方がカットされる部分が少なくてすむ。
コンピューターとの親和性はフォーサーズシステムの方が都合がいいことが多そうである。

このフォーサーズシステムをライカ判135の延長、変形と考えるのではなく、新しいフォーマットと考えると楽しく使えそうである。

CONTAX Y/Cマウントのレンズをマウントアダプターを使用して使うと、35mm換算で2倍の焦点距離になる。ライカ判135のリプレイスとして考えると、これは広角が足りなくなるので難しいシステムになってしまう。それは、APS-CサイズのCCD(CMOS)でも程度の差こそあれ、同様である。
あくまでCONTAX Y/Cマウントのレンズが4:3のフォーマットでも使用できるデジタルカメラと捉えると非常に面白いものとなる。
また、CCDのサイズが小さいためライカ判135より1段半から2段くらい被写体深度が深くなる。
これも、ライカ判135のリプレイスとして考えてしまうと、ボケの量が減るということになるが、逆に言えば、同じ絞りで、早いシャッター速度を維持しながら、被写界深度を深くできるということなので、システムにあった撮り方をすればいいのである。
特に現時点ではボケを生かした撮影をしたければ、ROLLIEFLEXかCONTAXのフィルムカメラで撮れば良いので全く問題がない。

OLYMPUSのフォーサーズシステムを加えると、私はROLLIEFLEXの6×6、CONTAX Y/Cマウントの135と合わせて3つのフォーマットを持つことになる。
なかなか良いシステムではないか??

ということで、OLYMPUS E-1に狙いを定めた。
後はお値段。

良いタイミングでE-1エディターズ・スペシャル・キットと言うのが出ていた。これはE-1本体+ZD14-45mm+OLYMPUS Studioのセットである。
ZD14-55mmは防塵・防滴仕様でないので、いらないのだが、このセットはお値段的にかなりお得。ZD14-45mmを下取りに出して、ZD14-54mmを買う方がどうやら、バラバラに買うより、安く買えそうであった。12月に某ネット販売で、期間限定ではあったが、E-1エディターズ・スペシャル・キット+512MのCFで13万円を切る価格がついていた。
このくらいの値段では買えるとあたりをつけて、某所にて1月に価格交渉。
512MのCFは容量が少ないし、通常、おまけなのでハイスピードのCFではないだろうから、少しお金を出してでも、これを1Gのハイスピードにしてくれたらいいなという感じで交渉開始。
内部的にどう処理したかはわからないが、割とあっさりとこの値段が出てきた。

E-1エディターズ・スペシャル・キット(12.7万)+ZUIKO DIGITAL 14-54mm(5万)+FL36(2万)+レキサー1G ×80(1万)= 20万7千円
  
ZUIKO DIGITAL 14-45mm下取り(1.5万)

合計 19万2千円+ポイント(ポイント引き換えで5年保障)!!

ただし、これはE-1エディターズ・スペシャル・キットの仕切り値がものすごく安いからできるのであり、E-1エディターズ・スペシャル・キットがなければ、不可能だと言っていた。
E-1エディターズ・スペシャル・キットの在庫がなければ、これでは出せないので諦めてくださいとのこと。
しかし、無事に在庫を確保できたため購入。

満足度、非常に高し。

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 E-1に合わせてフラッシュFL-36も同時に導入した。

 これ、非常に小型でいいです。
 単3電池2本で動く。
 ガイドナンバーが42mm時には36ある。

 しかも、この価格帯のフラッシュにしては、珍しく上下だけでなく左右バウンスが可能。

 デジタルはあくまで補助的なものと考えている私にとっては、システムを非常に小さくできるので、理想的なフラッシュである。

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 購入後、E-1のユーザ登録をネットで行い、直ぐにOM FOURTHIRDS ADAPTERを申請した。

 12月の時点で、残り3000個で配布終了ということだった。
 しかも、E-300の購入者も申請できることになっていた。
 E-300が、結構、売れ行きがよいようで、「もう遅いか?」と思ったが、E-SYSTEMを買う層は、別にOMシリーズのレンズを持っている層ではないのか、はたまた、せっかくのデジタル専用のシステムなのにフィルムカメラの遺産を使う必要はないと思っているのか、普通に届いた。(慌てて損した。)

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 結構、作りの良い立派なアダプターである。
 でも、「OMレンズあるのか?」と言うと、実は、私は昨年、夏になって、祖父の形見分けで貰ってきて、押入れの中で長い間、忘れ去られていたカメラを発掘したのでした。

 そのカメラは、M-1+G.ZUIKO50/1.4+ZUIKO35/2。
 最初は、「OM-1なら聞いたことあるけど、M-1って聞いたことないな?」などと思っていたのだが、調べてみると、最初はMシステムとして売り出したものの、ライカがクレームをつけたため、OMシリーズに名前を変え、生産台数が少ないという結構、貴重なカメラだそうだ。

 レンズもG.ZUIKO50/1.4にはM-SYSTEMと銘記されている。

 小さくて、結構、かっこいいカメラである。

 ただ、レンズにはカビが・・・。
 カメラも水銀電池使用なので、別のアダプターを買わないとファインダー内の表示は使えないようだ。ファインダーなどは結構、綺麗でシャッターも切れる。そのうち、オーバーホールしてあげよう。

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E-1、E-SYSTEMを導入した大きな理由の一つは、マウントアダプターを使えば、CONTAX Y/Cマウントのレンズ群を使用できることである。

デジタルに最適化されたE-SYSTEMの優れたレンズ群だが、やはり、今まで集めたレンズを使わない手はない。

その為に、直ぐに近代インターナショナルのCONTAX Y/C FOURTHIRDS ADAPTERを注文した。

OLYMPUSから無料で提供されたOM FOURTHIRDS ADAPTERが、思いの他、質感も高いので、近代のアダプターはちょっとお高く感じる。決して、近代のアダプターの出来が悪いというのではなく、OLYMPUSが良いものを無理して(?)無料で配ってしまったというのが正しい表現かもしれない。
そういうOLYMPUSの姿勢は好感がもてる。

このCONTAX Y/C FOURTHIRDS ADAPTER、非常に便利です。
CONTAX EOS ADAPTERは、必ず、アダプターをレンズと一緒に取り外さなければならないそうだが、FOURTHIRDS用はボディ、レンズのどちらでも好きな方で装着・脱着可能なのである。
つまり、E-1ボディにアダプターを装着したまま、レンズの変更が可能なのである。

しかも、E-SYSTEMご自慢のダストリダクション機能があれば、ゴミを全く気にすることなく、Y/Cレンズを使うことができる。

すばらしい。

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OLYMPUS Studioがアップデートされバージョン1.3になった。
私が使い始めたのはバージョン1.2からなので、私にとっては初めてのバージョンアップである。
早速バージョンアップをしてみたところ、バージョン1.2からバージョン1.3へアップデートは非常に有益なものであった。

バージョン1.2はRAW現像するときに、「高速」と「高機能」現像を選択するのだが、「高機能」を選択しようとすると、「高機能」に切り替えるためにファイルを開く度に毎回、ボックスをクリックして、「高機能」を選択しなければならなかった。
まるで、「高機能」は、選択するなと言っている様で、不思議な仕様であった。
基本設定で、デフォルトを「高機能」に設定できないものかと色々と調べたが、そのような項目は存在しなかった。

また、「高速」、「高機能」現像ともにカメラ設定時の設定をそのまま維持する「高速(カメラ設定)」、「高機能(カメラ設定)」という新設定も追加された。
これは非常に便利である。
というか、「今まではそうではなかったのか?」とちょっと愕然とした・・・。
とりあえず、自分の撮った設定がRAW現像のウィンドウの中でも確認できるので、安心して作業ができる。

かなり、有益なアップデートなのではないだろうか。

しかし、OLYMPUS Studioは現像処理やその他レタッチ処理の処理速度が遅いような・・・。
Photshopやその他の画像関連ソフトはもっと、きびきび動くのに・・・。
ようやく暖かくなってきたので、カメラを持って外に出れるようになった。
当然、OLYMPUS E-1の稼働率もUP。

韓国のソウルでは、まだ桜は咲き始めで、まだ7割ほどはつぼみである。
今週末、あるいは来週末あたりが、桜の撮影には良い時期になるのではないだろうか。

その前に、OLYMPUS E-1とCONTAXのレンズの相性はどうだろうかと、近くの公園(山?)にテストを兼ねて繰り出した。
その感想と、これまで使った感想を少しまとめて見たいと思う。

【写り】
プリントしたわけではなく、モニター確認だけなので、何とも言えないが、ZD14-54は勿論、Y/C レンズとの相性は私的には問題ないと思う。
(ただし、数本試してみたY/Cレンズは、絞り込みすぎると色が濁る傾向があった。また色々な状況で検証してみたい。)
Y/Cレンズは若干の制限はあるものの、これだけ写れば十分で、満足のいくものであった。
あとはテストを繰り返していけば、もっとレンズの性格と相性の理解が深まるでしょう。
Y/CマウントはOMシステムのズイコーよりは、大きいマウントなので、OM-フォーサーズ・アダプターに同封されていたレンズの推奨絞り値よりは、同等のレンズでは余裕があるのではと楽観しています。(笑)
また、フォーサーズはAPSサイズより、小さなCCDなので、周辺部分の画質もいいのではないでしょうか?


【Y/C レンズ使用時】
基本は開放絞りで、ピントを合わせて、望みの絞りに変えてからレリーズすればいいのですが、F4までは、開放絞りでなく、絞り込んでからピントを合わせてもそれほど苦労しない。
F5.6くらいになるとちょと苦しくなるが、ここまでは実用的に使える。F5.6の絞りは、E-1では実質F8以上に絞りこんだことと同じなので、通常、これ以上絞って撮ることはあまりない。
広角、標準レンズなら、パンフォーカスかそれに近いカッチリと写る被写体深度になるし、望遠レンズで、それ以上絞って撮るようなものは、三脚を使って撮るだろうし。
そういうわけで、実用上は、絞り開放測光でなくても、ピント合わせは十分、対応できると思う。
ものぐさな人、リズムを重視する人はこの方法で撮ってもいいのではないでしょうか?

それ以上絞ると、流石に暗い。
暗いのはいいのだが、絞り込んでプレビューした時と同様にスクリーンに書かれている黒枠が反転して銀色(?)に輝いてしまうので、ファインダー自体が非常に見難くなる。

【ファインダーとスクリーン】
E-1のAFの性能はかなり速いし、良いと思うのだが、何せAFのフレームが3つしかなく、瞬時の焦点の選択、変更が非常にやり難い仕様になっている。
その為、積極的にフォーカス変更をして使用しようとはなかなか思えない。

おそらく多くのユーザーは、中央でおおよそピントを合わせて、その後、構図を決め、マニュアルで微調整。あるいは中央でフォーカスロックして、構図を決定という人が多いはずである。

その一方で、E-1は非常にすばらしいファインダーをもっているので、マニュアル操作を積極的に行いたいと感じる。
特に私の場合は、アダプターでMFのレンズを使うので、ファインダー性能、スクリーンの性能は非常に重要である。
そのため、ちょっと暗くなると変に光ってしまうスクリーンはちょっと困った問題である。(まあ、開放絞りで合わせればいいだけの話だが・・・。)

フォーカシングスクリーンの黒枠をなくした全面マットスクリーンを是非、作って欲しいものである。あるいは中央測距点のみ―または測距点の3点―を現在の黒枠の半分以下程度の微細な線で表示して、それ以外の黒枠線を排除したものを用意してもらいたい。

と、とりあえず、オリンパスさんには要望を出しておきました。(笑)


【ホワイトバランス】
OLYMPUS E-1のホワイトバランスはちょっと怖くてオートでは使えないというのが、正直なところ。
勿論、好みにもよるので、私の感性とは違うというだけなのかもしれないが、とりあえず、私の感性とE-1のホワイトバランスは合わないようである。

夜の街などを撮ると、思った以上に、補正してしまって、その場の雰囲気が消されてしまうのである。
また、晴天の時でも、変に補正がかかった色で撮れていることがある。
しかたがないので、デフォルトは太陽光(5300K)にしてある。オリンパスのC-3040Zでも、オートは信用ならなず、デフォルトは太陽光にしていた。
ホワイトバランスが弱いのはオリンパスの伝統??
やはり、単に私の感性とオリンパスの設定が合わないだけなのだろうか??

そんなことなので、夜など光源が複雑な時は、必ずRAWで撮ることにしている。


【レリーズ】
CONTAX RTSⅢとSTに慣れていると、レリーズに違和感があるのはしかたがないところか。
何でもRTSシリーズ(RTS、RTSⅡ、RTSⅢ)とSTは、シャッターレリーズの軽さが歴代カメラの1、2位なのだそうだ。RTSはフェザータッチと言われるくらい、軽く触れるだけで、シャッターが切れるようにできている。これに慣れているとE-1のレリーズの感覚は半押しした後、触れるとシャッターが切れるという感じではない。
どちらかというと、半押ししてAFを作動させた後、「ムギュ」と押し込む感じである。
CONTAXとE-1を一緒に使っていると、CONTAXの感覚でE-1でレリーズを切ろうとしてしまうので、レリーズが切れない・・・。
最初は「壊れたか?」、「スリープに入ってしまったか?」と思ったのが、実は、レリーズをきちんと押していないだけだった・・・。

慣れの問題だが、CONTAXって高級カメラなんだなと感じる。(中古で買っているから金額はそれほどではないのだが・・・。)


【モニター】
1.8インチと小さい、拡大も4倍までとちょっと小さい。
問題は、モニターのデフォルトである“0”にしておくと、液晶モニターで見るのには、問題はないのだが、この露出を信じて撮っていると、家に帰ってPCのモニターでみると全部、アンダー目に映っている。
勿論、PCモニターは調整してある。
色々と試した結果、“-7(一番暗め)”にすると背面液晶モニターとPCのモニターの色の差がなくなる。
背面モニターは変に明るすぎないだろうか?
何を基準にこの明るさのスケールを作ったのだろうか?


【総合】
質感やシャッター音などモノとしての質をCONTAXのRTSⅢなどと比べてはかわいそうなのだが、全体的な完成度はE-1、非常に高いです。
静かなシャッター音、ミラーショックの少ないボディ、ちょっと軽すぎるけど、バランスの良いボディとレンズ。
超実用機と言う感じで、非常にまじめに作っている感じがヒシヒシと伝わってきます。何かスコーーーーンと抜けているようなところもあるけど、他のカメラにはないすごい魅力的な機能があり、魅力的な画が撮れます。
満足。満足。
E-1を使って撮影をしていた。
撮影の途中でアイカップ(EP-2)がどこかで、外れてなくなっていることに気づいた。
慌てて、来た道を100m程戻ってみると道端に外れたアイカップを発見。事なきを得た。

実はその前日にはストロボ接点のプラスチックのカバー失くしている・・・。

片手にストラップを巻いて歩いていると、どうも、ストラップがアイカップやストロボ接点のあたりと擦れて外れてしまうようである。
以前もCONTAXのSTのアイカップをそれで失くした・・・。
この時も、運良く、外れたアイカップを発見した。

やはりカメラを出したまま歩く時は、基本的にストラップを首にかけておくのがよいようだ。
ちょっと近所を散歩がてらにE-1を持ち出した。
ちょこちょこ撮りながら歩いて、またファインダーを覗こうとしたら、アイカップ(EP-2)がないではないか・・・。

これほんとうに簡単に外れてしまうのですね。
アイカップ(EP-2)のカタログの説明では、「取り付け方法は、付けやすく外れにくいバヨネット式です。」となっている。
嘘つき。「外れやすい」の間違いだろう・・・。
ちょっとでもアイカップに当たると、ロックが軽いのですぐに外れます。

今回も、来た道を戻りながら必死の捜索が始まった。
前に撮影した時にはあったので、前の撮影ポイントへ向かって400mほど戻ることに。
戻る途中、無事発見されました。
しかし、よく見つかった・・・。

これでは、撮影ごとに失くしかねないので、カメラとアイカップの接続部に簡単には外れないように紙を噛ませて加工することにした。

加工の方法は簡単。
アイカップの接眼レンズ部にゴム製のリングが入っているのだが、これと同じ寸法に紙を切って、それを噛ませるだけ。
少し大きくても、視界に入らないので大丈夫。

本当はカメラ本体―ゴム製リング―紙―接眼レンズの方がスマートなのでしょうが、もし、再度、外れた場合は、ゴム製リングがなくなってしまう可能性があるので、とりあえず、カメラ本体―紙―ゴム製リング―接眼レンズにしてあります。

他にちょうどいいゴムのリングがあればそれに替えたり、追加してもOKだと思います。
水道の蛇口などのかなかに使われているゴムのリングなどは結構、いけるような気がします。

まあ、最初からゴム製のリングの厚みをもっと厚くしていれば何の問題もないのに・・・。
オリンパスさんお願いしますよ・・・。

とりあえず、これで簡単には外れなくなります。
撮影中にぶら下げて歩いても大丈夫でしょう。多分・・・。


ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm/F2.8-3.5。
なぜか、手元にある。
買う予定はなかったのに・・・。
G1用の資金はZUIKO DIGITAL ED 50-200mm/F2.8-3.5になってしまった。(G1+B21がD21に変わったのではかなったのか???>>俺)

オリンパスとフォーサーズの先行きが不透明なのは十分に理解している。そのため標準ズーム以外は、レンズは増やさない予定であった。
特に画角が135判の2倍換算となるフォーサーズのシステムにおいて、
望遠系のレンズはY/Cマウントのレンズにアダプターで十分なはずであった。

ところが、先日、仕事である島に行ったときにE-1+ZD14-54だけを持っていったのだが、これでは望遠側が足りなかった。勿論、ZEISSレンズを持っていけば良かったのだが、海辺に持っていくにはちょっと勇気がいる。
また、手軽に、気軽に撮れるという感じでもない。

フォーサーズ用の望遠ズームも欲しいなとなんとなく感じた。

その後、水がバックの中まで染み込むほどの大雨に見舞われた。
バックの中には、E-1+ZD14-54が入っていた。
勿論、何の問題もなかった。
このような状況では恐ろしくてCONTAXでは、撮影をしようとは全く思わない。
雨が降りそうな日にはCONTAXを持ち出そうとは思わないであろう。
やはり、防塵防滴仕様のボディとレンズはすばらしいアドバンテージになる。

問題は、ZD50-200/2.8-3.5のスペックである。
明るさは2.8-3.5と申し分ない。
ボケは少ないが、被写界深度とシャッタースピードは稼げるので、これはフォーサーズシステムの弱点ではなく、アドバンテージであると考えている。
問題は135判換算で考えると100-400mmと言うとてつもない画角である。
レンズのラインナップから考えれば、このスペックは非常に理にかなったものであるが、前にも書いたのだが、135判で70-200mm程度のレンズが使い易いのだが・・・。
来年に出ると言うF2.0通しの大口径ズーム Zuiko Digital ED 35-100mm/F2.0はまさに理想の画角なのだが、お値段が理想的な価格ではないことは明白。
ZD50-200ですら、リーズナブルだとは思うが、理想的な価格ではないのだから・・・。

大きさも重さも私は全く気にならない。バランスも良く取り回しも良い。
100-400mm相当のレンズがこの大きさ、重さ、価格と言うのだから、フォーサーズの理念を最も具現化したレンズと言えるのではないだろうか?

ないものねだりをしても仕方がない。
重さも大きさも大したことはない。
400mmなど使わないなら、使わなければいいではないか。
ZD35-100が出てもZD50-200より遥かに軽いということはないだろう・・・。
そしてZD50-200より安いことは決してない。
パナソニックが手ぶれ補正レンズを出したとしても、防塵防滴仕様ではないかもしれない。
いつ出るか分からないし・・・。

過酷の状況下で使え、さらにほとんどのシーンに対応できる画角のレンズを2本でカバーできるのだから、それで十分価値があるではないか。
AFだし。


そして・・・。
Fカメラ 89,000円・・・。

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OLYMPUS M-1、G.ZUIKO 50/1.4、ZUIKO 35/2のOHが終ったので早速、取りに行ってきた。

レンズのカビ取りとカメラの調整、モルトの交換、シャッター幕のカビ取り、外装磨き、等々。

レンズは残念ながら、カビが酷くて、若干コーティングがやられてしまっていた。
まあ、あれだけ菌糸がはっていて、この程度で済んだのだから、良しとしよう。
撮影にはそれほど影響はないだろうし。

カメラの方は、外装もかなり綺麗になった。
ファインダーの塵も取るように依頼したのに、そのまま残っていたので、聞いてみたら、それは塵でなくて、プリズムの腐食だと説明された・・・。
運よくプリズムの腐食はないと思っていたのだが、残念ながら、やはりあの有名なプリズムの腐食と言う現象からは逃れられなかったらしい。

しかし、塵だと思っていた程度の小さな腐食なので撮影にはほとんど影響はない。モルトも替えてもらったので、これ以上、酷くなることもないだろうから、気にしないことにしよう。また、OHに出すようなことがあったら、その時は、プリズムの再蒸着をしてくれる店に出すことにすればよい。

お値段はレンズ、カメラをOHしてもらって、1万円弱。
日本で聞いたおおよその費用の1/3-1/4くらいで出てきてしまった。
日本でやったら、レンズ一本しか、OHできなかったでしょう。

リバーサルフィルムを詰め込んで、早速、テスト。
デジカメと比べてみても、露出計は信用できる数値を指している。
露出もマニアルしかないシンプルな作り。うちのローライ君ことROLLEIFLEX 3.5Fもマニアル露出しかないので、全く問題なく使える。
本当に、最初に使ったカメラがローライで良かった。

しかし、フィルム一本を撮り終わる前に雨が・・・。
残念ながら、テスト中止。

実際に撮影してみた感じであるが、このカメラも非常に撮影していて楽しいカメラである。
普段、もっと大きく重いカメラとレンズを使っている私にとっては、ちょっと小さく、軽すぎるが・・・。
それと、グリップがないのでちょっと持ちにくい・・・。

問題はスクリーンで、おそらく標準のマイクロマット式(1-1?)が入っているのだが、中央のマイクロプリズムでのピント合わせは問題なく、ピントを合わせられるのだが、マット部分ではピントがよくわからない・・・。
CONTAXの標準の水平スプリット・マイクロプリズムでは、マット部分でも問題なくピントがわかるのだが・・・。
慣れの問題だろうか??
とりあえず、今日、簡単に試してみた感じでは、スクリーンはCONTAXのST、RTSⅢの方がかなり見やすい印象であった。

しかし、M-1も撮っていて楽しいカメラなのは間違いない。
早く、フィルムを撮りきって現像に出そう。