Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 28-70mm/F3.5-4.5 MMJ

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レンズ構成 10群10枚
画角 77°~35°
最短撮影距離 0.5m マクロ使用時0.3m
質量 325g
寸法 70×68.3mm
フィルター径 67mm


 EOS 6Dは本体重量680g、バッテリーまで含めても770g程度とわりと軽量なのですが、キットレンズのEF24-105mm F4L IS USMの重量が670gと結構、重い。必要な焦点距離は押さえているお手軽標準ズームなのですが、やはりバランスが悪い。
 EF24-105mm F4L IS USMをメインで使うならば、バッテリーグリップ(BG-E13)でバランスを取ると使いやすいと思う。しかし、Canonの開発陣のインタビューなどを見ていると、それこそ1gを削るために相当の努力をしたと言います。バッテリーグリップで使いやすくするのもいいのですが、そこそこ軽量なこのEOS 6Dを軽量なまま使うということも考えてみた。EOS 6Dにバランスが良いレンズの重さは200-300g程度だと思います。

 どう考えても性能ではNikon D600の方が良いのに、EOS 6Dを買った理由は、なんといってもCONTAXのレンズをデジタルで使うという理由でした。私の所有しているCONTAXのレンズは単焦点レンズがメインで、それを使うつもりでEOS 6Dを買ったのですが、デジタルでパシャパシャ撮るにはやはりズームがあった方が便利ということで、軽量なズームレンズの導入を決めました。

 Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 28-70mm/F3.5-4.5はAriaに合わせて作られた標準ズームで、外装も金属でなく、発売当初は、"なんちゃってZeiss"などと言われていましたが、描写の方もまずまずの評価を受けているY/Cのレンズの中では割と設計の新しい標準ズームです。描写では、Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 28-85mm/F3.3-4 MMJが一枚上手でしょうが、あちらはフィルター径82mm、重量が735gとEF24-105mm F4L IS USMを上回る超弩級ズームなので、それを使うなら素直にEF24-105mm F4L IS USMを使うということで却下。

 VS28-70/F3.5-4.5は、Zeissとしては軽量の325gで簡易マクロも付いています。EF24-70mm F4L IS USMでも600gありますので、標準ズームとしては、EOS 6Dを軽量なまま使うには、これが一番いいような気がして、思い切って導入してみました。
 RTS3と一緒に使おうとは思いませんが、RTSには合うかも。しかし、このレンズを買ってしまうとAriaが欲しくなる…。

 ちなみに、新宿の某Mカメラさんで、ネット限定「良品」が32,800円でした。「良品」とのことでしたが、レンズや外装にも、傷ひとつない私にとっては美品と言ってもよいものでした。さらに後日、キャンペーンで5,000円分のポイントが付いていてビックリ。とても良い買い物でした。

 今、見ると同じレンズが46,800円といった値がついています。 
 ちなみに、P50/F1.4の美品も98,000円の値が付いています。
 価格の入力ミスなのでしょうか??
 CONTAXのレンズは良いレンズだと思いますけど、今時、そんな高い価格で買う人はいるのだろうか?
 ズームレンズはCosinaのZeissにないので仕方ないとしても、CONTAX以外で使うことを想定して購入するなら、素直にCosinaのZeissを買ったほうが幸せになれるような気が…。
  

(purchase:2013.07)
 

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CONTAX Cable Switch L-30

 三脚での撮影に必要なので、購入。


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(purchase:2004.07 revision:2004.08)

CONTAX TLA360

ガイドナンバー       No.36
オート           36~4
マニュアル         36 25 18 12.59
補助光ガイドナンバー   9
発光モード         TTLオート 外部測光オート マニュアル マルチ発光 
バウンズ角度        上:0~90° 右:0~90° 左:0~180°
重量            390g
寸法            80×131×100mm
電源            単3乾電池 × 4本 ニッカド可


 ストロボ使用率が高まり、バウンス機構が上下にしか動かないTLA280では、縦位置での撮影時にバウンスができないという不満が出てきた。
 それを解消するために、TLA360を導入することにした。
 電動でズームも動き、便利である。でも、私はズームレンズを持っていないので、あまり恩恵には預かれないが・・・。
 問題は、STもRTSⅢも古いので、ストロボ接点が少なく、情報のやり取りが少ないため、絞りやISOも自分でセッティングしなければならない・・・。
 ストロボ接点を替えるサービスとかってないでしょうかね???



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(purchase:2004.07 revision:2004.08)

COMTAX TLA280

ガイドナンバー      No.28  
オート          25~4
マニュアル         25 12.56
補助光ガイドナンバー   12
発光モード         TTLオート マニュアル 
バウンズ角度 上:     0~90°
重量            260g
寸法            70×111×97mm
電源            単3乾電池×4本 ニッカド可


 とりあえず、結婚式の撮影とかのためにストロボも買ってみました。勿論、滅多に使うことは無い・・・。

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 滅多に使うことはないと思っていたが、結婚式やらフィールドワークやらで結構、ストロボを使うことが多くなった。また、趣味がこうじて、いろんなところから撮影の依頼もくるようになった・・・。
 知らない間にストロボは必需品になっていた。
 そうなると、TLA280 でどうしても不満な点がでてきた。バウンス機構が上下にしか動かないので、縦位置での撮影時にバウンスができない。
 思い切って、替えてしまえということで、売却。



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(purchase:2002.11 sold:2004.07 revision:2004.08)

Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 28-80mm/F3.5-5.6

レンズ構成 7群7枚
画角 75°~30°
最短撮影距離 0.5m マクロ使用時 0.25m
質量 390g
寸法 76×70mm
フィルター径 55mm



 熱狂的なツアィス信者には、これは某社のOEMの安ズームで、「これはツァイスじゃない。」などと言われる、不遇の運命を背負ったVS28-80君。
 まあ、とりあえず、T*コーティングがしてあって、Carl Zeissの名前で売ってんだから、他のレンズより酷く劣っていることはないだろう。(別の高級レンズで撮ったポジを横に並べてルーペで拡大して比較(観察?)でもしない限り問題ないんじゃないかと・・・。)
 外装は、何だかんだ言っても、ツァイスの風貌をしてるし。この外装にするためにコストがかっかったとしてもそれは許す。(笑)

 まだ、あまり枚数を撮っていないので、何ともいえないが、普通に使える取り回しのいいレンズ。
 AF時に超音波モーターとかを使っているわけでないので、「ギシギシ(?)」と音がちょっと気になるけど、大きな音と言うほどでもないので、目くじらは立てないことにしよう。
 
 小型軽量+AF+ズームってバンバン撮れちゃうね。って使い方が、このレンズの正しい使い方のような気が・・・。(笑)
  「あ、D28に、あ、ここはP50で、ああ・・・Pはちじゅうご-----。」などとレンズをガシャガシャ換えている時間がないようなときは、これで。T*だし。(笑) 

 シャッターチャンスを優先にしたい時に、NX+VS28-80はその性能を十分に発揮すると思います。また、CONTAX初の人にシャッターを押してもらっても、安心して仕上がりが待てる一眼レフカメラとレンズでもあると思う。

 超画質重視なら、他の選択肢が沢山ある訳なので、適材適所で使い分ける。割り切ることがこのレンズの正しい使い方か?ズームレンズだし。(「ならCONTAXじゃなくてもいいじゃん?」と言う声もあるだろうが、CONTAXで、T*で、そのような選択肢が用意されていてもいいのでは?)

 現在のところ画質では大きな驚きはないが、大きな失望もない。
 また、NX+VS28-80の組み合わせのおかげで、ST+単焦点レンズでは撮りのがしていただろうカットを何枚も撮れたことは間違いない。


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(purchase:2003.07 sold:2004.07 revision:2004.08)

CONTAX NX

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発売年月 2001年12月
マウント:CONTAX Nマウント
内径:55mm、フランジバック:48.0mm
ピント方式 AF/MFデュアルフォーカス 
視野率:93%
倍率:0.78倍
シャッター:縦走行フォーカルプレンシャッター
シャッター速度:Av、Tv、P:32秒~1/4000秒
      M:32秒~1/4000秒、およびバルブ
      X:1/125秒(Mモード時)
電源・電池:3Vリチウム電池(CR2)2個
大きさ・重量 幅142×高さ113×奥行き66mm 約605g(電池別)

  

 【NX購入への道】
 弟の結婚式の写真を撮る事になった。
 私の持っているカメラは、MFのコンタックスSTと単焦点レンズD28、D35、P50、P85とズームレンズVS80-200、そして2眼レフのローライフレックス3.5F。
 この機材で、式を全部撮るのは無謀・・・。
 しかも、プロが撮る写真は式場のセットに含まれていた本人たちと親族の集合写真の数カットのみ。式全体の写真は写真歴1年のこの私の腕に全てがかかっているのである。無謀な・・・。

 失敗したら、一生、「あの時は失敗したんだよね・・・。」などと怨み節を聞かされることになる。
 「せめて、予備のボディが必要だろう。」ということで、今までのレンズを使えてしかもAFもできるコンタックスAXを投入しようと考えた。

 しかし、AXは中古でも高い・・・。AB-程度の状態のものでも7万円はする。
 いつも行くFカメラでは在庫なし。
 Mカメラでは調整済みのものが9万円超・・・。
 M商会では12万???(ここ品物全部が高すぎ・・・。)
 Sカメラでは、7万のものがあったが、ペンタプリズム部にアタリではないが、傷があり、絞り確認ボタンを押すと物凄い音がする・・・。
 結婚式は明日なのでAX断念・・・。(笑)

 では、どうするか。
 一応、AX以外の選択肢も考えていた。AX買っても、標準ズームがないので、機動力のある撮影は難しいかもしれなかかったので、条件に合うAXがなくてむしろよかったかもしれない。予算は7万程度と考えていたので次の組み合わせを考えていた。

 CONTAX NX+VS28-80
 MINOLTA α-7+適当なズームレンズ
 CANONのEOS Kissか55+適当なズームレンズ

 CANONのEOS Kisslllと55の中古は安いし、レンズも適当なものを選べば安いし、ちょっと古くてもAF性能では他社をリードしてきるメーカー。最新、最速ではなくても、十分に通用する能力はあると思われる。しかし、コストパフォーマンスは最高なのだが、結婚式を終えたら、きっと使わなくなるだろうということで、却下。

 MINOLTA α-7+適当なズームレンズはかなり、心を揺さぶられた。MINOLTAα-7は、操作系はダイヤル式を採用しているので、NXより従来のCONTAXの操作系に近い。AFもクラス最速と言うだけあって、確かに早い。しかも多機能。

【T*という記号の魅力(魔力?)】
 一方、CONTAX NX+VS28-80は確かにα-7を始めとする同クラスのカメラよりはAFは遅いかもしれないけど、全く合わないということはなく、AFカメラを初めて導入する私には必要十分のスピード。別にスポーツを撮るわけじゃないし。当然のことならが、AXと比べると段違いのスピードである。(比べるなって・・・。)
 VS28-80は某社のOEMで、今一などという情報もあったが、とりあえず、T*コーティングがしてあって、Carl Zeissの名前で売ってんだから、他のレンズより酷く劣っていることはないだろう。
 雑誌の性能テストもそんなに酷い評価はされてないので、まあ、そこそこの画は撮れるのではないかと・・・。

 α-7・・・。ファインダーも見やすいし、非常に魅力的だったのだが、最後はレンズの魅力で、負けた。N-SYSTEMにも言えることだが、 他のレンズその後、揃える気があるのかという問題である。今後も基本はヤシカ/コンタックス・マウントのレンズが優先。でも、N-SYSTEMのレンズなら、そのうちVS80-200や他のデュアルフォーカス対応のレンズを買ってもいいかなと思った。しかし、これから、αマウントに合うレンズを買い増しすることは考えられなかった。(金がないので、レンズを買い増すことは当分ないが・・・。)

 N-SYSTEMのデュアルフォーカス対応のレンズはAFにもかかわらずピントリングの感触がMFのリングの感触に近づけて作ってありAFなのに非常にMFライクな作りである。AF/MF切換式のレンズも絞りリングもレンズに残っているし、他のメーカーとレンズ比べてみるとピントリングもスカスカではない。
 N-SYSTEMは結構、よくできていると思わせるものを持っている。

 そんな訳で、結局、CONTAX NX+VS28-80を購入することにした。しかも、時期がよかった。ちょうどキャンペーン中で、ポイント還元+ちょっとした値引きで、約65000円で、新品が買えてしまったのであった。これ、中古で買うより安い価格でした。
 CONTAX NXD+P50のセットも同価格であったのだが、(価格的にはこちらのセットの方がお買得)、とりあえず結婚式があったので、やはりズームの方がいいだろうということで、VS28-80のセットの方を選択した。ちなみにNXのデータバックは日付や時間だけで、撮影データを記録できないので、あまり魅力的なデータバックではない。


【NXの意外な操作性】
 NXを手にとってみると、かなり手になじむ。片手だけで持つにはSTより上かもしれない。奥行きが11mm増となっているが、その増加分はグリップ部に現れていおり、非常に指が引っかかり易く非常によくできている。また高さもそれなりあるので、何とか小指までグリップに引っかかるので、収まりはよい。
 NXは決して、軽量小型とは言えないが、レンズとのバランスを考えるとこのくらいの大きさと重さはあった方が使いやすいと思う。

 さて、問題はCONTAXの例のダイヤル式の操作系がNXには踏襲されていないという問題である。しかし、これも使ってみると非常によくできた操作系となっており、デザイン的に拒否感がないなら何の問題もなく使える。
 まず、絞り優先オートの場合は、レンズに絞りリングが残っているので、絞りはそれで行えばいい。露出補正はフロントコマンドダイヤルで行えばよい。
 マニュアル露出の場合は、絞りはレンズの絞りリング、シャッタースピードはリアコマンドダイヤル、露出補正は、フロントコマンドダイヤルに割り振られている。
 シャッター優先オートの場合も、シャッタースピードはリアコマンドダイヤル、露出補正は、フロントコマンドダイヤルに割り振られている。
 プログラムオートは、露出補正はフロントダイヤルに割り振られている。
 絞りリングが残っている+フロントコマンドダイヤル+リアコマンドダイヤルと三つのダイヤルがあるため、モードさえ、設定してあれば、他のボタンを押すことなしに、撮影の操作ができるのである。(つまり、露出補正ダイヤルがフロントコマンドダイヤルに、シャッタースピードダイヤルがリアコマンドダイヤルなっただけ。)
 これはリアコマンドダイヤルを持つNXのみが可能。(だと思う・・・。さらにカスタム設定で別の設定も可能。)

 でも、ダイヤルのように瞬時に、状態を確認できないではないかと言うかも知れないが、NXの表示パネルとファインダーの表示は全ての情報を一瞬でわかるように工夫されている。電源さえONにしさえすれば、何の問題もない。
 しかも、ファインダー表示はどのY/Cマウントのカメラよりも詳細に出ているし、操作系が全てカメラを構え、ファインダーを覗いた状態から指だけ動かせば、すべての設定、確認できてしまうので、ファインダーを覗きながらの操作性は、おそらくCONTAX最強であろう。(とりあえず流石は最新鋭機である。N1のようにダイヤル操作を残し、操作の選択肢を増やした状態で、リアコマンドダイヤルも追加したら、それこそ最強の操作性だろう。)
 ちなみにSTはダイヤル式で、操作はし易いのだが、ファインダー表示に露出補正のON/OFFは表示されるが、補正値は表示されないので、ダイヤルを確認しなければならず、ファインダーを覗きながらの操作はNXに負ける。(おそらく他のY/Cマウントのカメラも露出補正値が表示される機種はないのでは?)慣れれば、露出補正ダイヤルを見なくてもどのくらい補正したか感覚でわかるようになるが、慌てると間違える・・・。(笑)

 モードの変更はモードボタンを押して、その後、フロントコマンドダイヤルとリアコマンドダイヤルで移動させて、決定後、モードボタンを押すと設定されるのであるが、これがなかなか優れもの。何が優れものかというと、表示パネルの表示とフロントコマンドダイヤルとリアコマンドダイヤルの相関関係が実によくできている。モード選択時に表示パネルを横に移動するものはフロントコマンドダイヤル(横スクロール)に割り振られており、表示パネルを縦に移動するものはリアコマンドダイヤル(縦スクロール)に割り振られているので、直感的に操作ができるのである。これには本当に感心した。(変なところに感心するなって??)

 それにNX、なぜかCONTAXのカメラで、唯一の±3EVの露出補正ができるのである。滅多にないが、2EV以上の露出補正が必要な時にモードをマニアル露出モードに切り替える必要がないのである。

 そして、これまた、CONTAX初の内蔵ストロボ搭載。ガイドナンバー13.5(ISO100)、焦点距離28mmまで対応し、しかも結構、高さが高いのかなり実用的。また、自動ポップアップしないという、CONTAXのユーザー層の使用方法をよく研究してある心憎い設定。

 AFのフォーカスのセレクトはN1と同様に対角5点測距という黄金分割比率を基に考えられた方式のフォーカスフレームが用意されている。点の多さだけを売りにするより、遥かに合理的であり、操作性の向上にも貢献しているのではないだろうか。しかも、ジョイスティックタイプのフォーカスフレーム選択レバーの操作性は非常によい。感覚的に使える。非常によくできている。

 それとやはりAFと言えど、MFの操作性も気になる。先にも述べたが、P50やVS24-85を使ったデモ機では、その感触に結構、驚いた。MFの同等の感触とは言いがたいが、適度に重みがあり、他のメーカーのAF機のマニアルの操作感とは一線を隔する。流石はAF/MFデュアルフォーカスを謳っているだけのことはある。
 VS28-80はAF/MF切換式だが、スカスカのピントリングではない。そして、ピントをMFで合わせてもフォーカスフレーム選択レバーで選択した任意の1点が、フォーカスが合うと点灯するというフォーカスエイド機能もあり、ファインダーでピントが確認しずらい時でも、それを補ってくれる。(とりあえず、今まではそんなに外れていない。)RXのようにファインダーの表示の下の方にフォーカス・インジゲーターがあるのではなく、MF時にフォーカシング・スクリーンの5点の任意の1点がピントが合うと点灯するので非常に扱いやすい。(いらなければ機能をOFFにすることもできる。)

 そして、測光方式として評価測光も搭載されているのもポイントが高い。
 気になったのは、フィルムの巻き戻し音が驚くほどでかいこと・・・。シャッター音とかは静かなんだけどね・・・。

 ダイヤル式操作を離れてしまったCONTAXの鬼っ子(?)NX。
 絞りリング+フロントコマンドダイヤル+リアコマンドダイヤル+フォーカスフレーム選択レバー、そしてそれが、非常に適切な場所に配置されていることで、思った以上に使いやすい。正直、この操作性は衝撃的であった。他のメーカーの機種と比べても、かなり洗練されている操作系を持っていると言える。

 価格帯から言えば十分なのだが、ちょっとショボイ、シャッター音(ST比。静かで良いとも言えるが・・・。)、特殊な材質のプラスチック(?)とは言えど、プラスチックな外装・・・。このあたりをどう捉えるかがNXの評価の分かれ道となるだろう。気軽にカール・ツアィスを使えるという意味では、十分に存在価値があるのではないだろうか?

 現在、数本フィルムを通して言えることは、かなり使いやすいカメラで、ちょっとした時や、旅行にはこれを持ち出してもいいかなと思う。基本性能はかなり高く、非常に実用的なカメラだと思う。

 ただ、写真を撮る楽しみということにおいては、AFというのはかなりスポイルされてしまいますね・・・。やはり・・・。ピントを合わせる感触、楽しみはカメラに奪われたくないかな・・・。AF/MFデュアルフォーカス対応レンズなら、もっと楽しめそうなカメラです。

 中判のレンズまで使用できるように設計されているN-SYSTEM。基本思想は素晴らしいです。価格と、レンズの小型化などユーザー側に立ったマーケティング次第で、大化けするかも。(しないか???)侮れんですNX、N-SYSTEM。はい。


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さよなら、NX・・・

 特に不満があった訳ではない。値段から考えれば十分な機能を持っていたし、非常に使いやすAF機だった。
 このカメラは、弟の結婚式のため導入したものだが、その後、友達の結婚式の撮影や、研究のためのフィールドワークの撮影にも何度も投入され多くの貴重な瞬間を捉えてきた。(笑)
 私が銀塩のAFカメラに期待していたことは、とにかく、記録として残せる程度に写っていればOKというものであり、ちょっと動くものにも簡単にピントが合えば尚、結構という程度のものであった。そんなことなので、NX+VS28-80は必要十分どころか、十分以上の道具であった。
 また、AFの対角5点測距は、ピントの精度はともかくとして、非常に優れたもので、本当に構図を何となく決めても、黄金分割比率に適った構図に配置することができる。すばらしい。すばらしいのだが、趣味として撮るとなると、撮らされている感じがしてしまうことがしばしば・・・。
 そんなことで、NX+VS28-80を積極的に選択して持ち出すことはほとんどなく、とにかく、使ってあげないとという観点からなんとか持ち出すという感じであった。
 
 また、時代はデジタル化の方向に流れている。
 特に、EOS-Kiss Digitalの発売(2003.09)以降はデジタル一眼レフも低価格化した。
 とりあえずある程度の画質を保ちつつ、写っていればいいような写真は、ランニングコストを考えれば、もはや、フィルムカメラの出番はないのかもしれない・・・。(デジタル一眼レフの中には、解像度などではフィルムカメラを越えるようなものもあるかもしれないが、現在のところ、デジタルカメラはどんな高級機種を使おうと、フィルムの色の深みのようなものは出せていないと感じる。)
 またとりあえず、写っていればいいと言うような写真はコンパクトのデジタルカメラで十分とl考えていたのだが、APS、フォーサーズのサイズに満たないような映像端子ではISO400で撮影した画像がモニター画面でも鑑賞に堪えないため、低価格デジタル一眼レフは近いうちに導入したいと思うようになった。

 残念ながら、NX+VS28-80君は趣味性に若干欠け、デジタル一眼レフが導入されれば経済性で大きく劣り、それこそ出番はなくなってしまうことは明白。ついでに、例のごとく、韓国で売るので、買った値段とほぼ同じ値段で売却できることもあり、別れの時がやって来た・・・。(日本の買取価格ならば売らなかったかもしれない。)
 
 結局、趣味の写真はやはり、フィルムで、そしてMFで撮りたいと言うことなんですよね・・・。
 
 さよなら、そして、ありがとう。
 NX+VS28-80・・・。


(purchase:2003.07 sold:2004.07 revision:2004.08)

Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 35-70mm/F3.4 MMJ

レンズ構成 10群10枚
画角 64°~34°
最短撮影距離 0.7m マクロ使用時0.25m
質量 475g
寸法 70×80.5mm
フィルター径 67mm



 当初、標準レンズの画角は「うちのローライ君」ことROLLEIFLEX F3.5 Xenotarでカバーしようと思っていたのだが、やはり色々と不便であることが当たり前のように判明。
 ゾナー135mm f2.8との悲しいお別れが訪れたため、一気にそして安価にその標準画角を埋めるため、そしてシャープなゾナー135mmと同様な写りを期待してバリオ・ゾナー35-70mmという標準ズームを導入した。新しく出た28-70mm f3.4-4.5と悩んだが、単焦点のディスタゴン28mmを持っていたことと、f値が変わらない直進ズームであったこと、そして安い(笑)という理由から35-70mmにした。
 写りはいい。しかし、驚くようなものもないと言う感じであった。
 ボケも同じゾナー系とは言っても、ゾナー135mmとは傾向は似ていても、やはり違うように思う。
 「わっーーー。」とか「おおーーー。」ってのがない。(何だそりゃ?)
 便利だし、いいんだけど、何かが足りない…。
 
 結局、これを使ってわかったのは、私が一番使いやすい画角は35-50mmの間の画角なのだということ。多分、私がスナップ的な使い方で撮りたい被写体を見つけ、こう撮りたいというイメージを持ってファインダーを覗いた時にフレームにその画があるという“ドンピシャ”な距離感をもつ画角は40(から45mm)あたりだと思う。ってことはテッサ-か??(笑)もともと使っていた6×6判のローライフレックス3.5Fの画角が75mmで、35mmカメラ換算で約41mmであったことも大きな理由であろう。
 
 時間があって、留学先の韓国の中古カメラ屋巡りをしていたら、このレンズを私が買った値段より約5千円高い値段で買い取ると言うではないか。
 やはり、35-50mmの画角は手持ちで夜間撮影ができるように明るく、軽い単焦点のレンズが欲しいと考え始めていたので、これを売ってプラナー50mm f1.4とディスタゴン35mm f 2.8を買うことに。
 韓国はクラッシクカメラは日本より安いものもあるが、一般的に新品、中古も1.5-3割程高いため、日本で買った値段より高く売れる。(もちろん、買うのも高い。)
 新品同様の程度の非常に良いプラナー50mm f1.4の在庫があり、安くすると言うので、バリオ・ゾナーを下取りに出してしまった。

 このズーム・レンズのお陰で、逆に画角対する意識が高まった。このレンズは首にぶら下げて歩くのには、若干、重いし、がざばるので、これなら軽い単焦点レンズを2-3本持っていた方がいいのではと思ってしまったのであった。やはり男は黙って単焦点か?


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(purchase:2002.07 sold:2002.10 revision:2004.08)

Carl Zeiss Sonnar T* 135mm/F2.8 MMJ

レンズ構成 4群5枚
画角 18°30’
最短撮影距離 1.6m
質量 585g
寸法 68.5×93mm
フィルター径 55mm



 望遠もということで、スタンダードなコンパクトカメラのズームレンズのテレ側に近い画角の135mmを購入。
 まあ、ツァイスで最も安い望遠であることも大きな理由であったが…。
 写りはシャープと言われているが、本当にその通りである。
 特にボケはプラナーとは全く異なる。とろけるプラナーに対して、ボケまでシャープな感じ。
 人でなく、モノ、特に人工物(建築物、彫刻など)を主体として後ろをボケさせるにはゾナーのボケの方が合う気がする。
 このレンズ、安いのに侮れない
 お気に入りの一本になるはずだったが、レンズの枠に微妙な当たりがあり枠が歪んでいてフィルターがスムーズに回らない。って言うか填めたら抜けなくなった。(笑)
 買った販売店(中古)に相談したところ、交換するとのことだったのだが、他に同程度の状態の在庫がなくて返品となった。別の店で探そうとも思ったが、先に35-50mmの画角を穴を埋めた方が私の撮影スタイルに合っていると思ったので、同じゾナー系のズームレンズ、バリオ・ゾナー35-70mmを買うことにした。

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(purchase:2002.07 return:2002.07 revision:2004.08)

Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm/F4 MMJ

レンズ構成 10群13枚
画角 30°30’~12°10’
最短撮影距離 1.0m
質量 680g
寸法 67×160.5mm
フィルター径 55mm



 望遠なんてあまり使わないと思っていたのだが、色々と撮っているうちに、やはり85mmまでしかとれないと辛いことが出てきた。
 いくら単焦点が良いとは言え、ツァイスの望遠レンズは高いし、重いので、28mmから50mmの間のように単焦点レンズを何本か揃えることは財政的に厳しく、出歩くには体力的に厳しい。(もっと正確に言えば、体力より、そこまでの気力がない…。)
 ここは一気に望遠の焦点をカバーしてしまえということで、またバリオ・ゾナーに手を出すことに。フィルター経が55mmなので重さはさほどでもないのだが(680g)、長い…。
 ST+P7に付けても長いのでバランスが悪い。
 重さはともかく、とてもこのレンズをつけたまま、カメラを首や肩にかけて歩くと言う訳にはいかない。
 f4でファインダーが暗くなるかなと思ったけど、それ程でもなく○。
 最短距離も1mで、マクロ的な撮り方もできる。
 かなり実用性はありそう。


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(purchase:2002.11 revision:2004.08)

Carl Zeiss Planar T* 85mm/F1.4 MMJ

レンズ構成 5群6枚
画角 28°30'
最短撮影距離 1.0m
質量 595g
寸法 70×64mm
フィルター径 67mm



 ご存知、Carl Zeiss の看板レンズ。風景スナップしか撮らない私には最初はポートレートレンズと言われる85mmの画角はあまり興味がなかった。しかし、現物を見てしまったら悪魔に魅入られたように買ってしまっていた…。風景を撮ってもGood!!
 初めて開放付近で試写した家のペットの小鳥の写真を見て驚いた。ピントを合わせた鳥は毛の一本一本までハッキリと写り、解像度の高さを実感。そして被写体深度の異なる背景は光ととろけ合っている。
 これが“あの噂”のと納得した。
 恐るべしレンズ。
 ピントが合わせにくいと言われているが、そんなに大変だとは思わない。(ただ単に外れているのに気がついていないだけかもしれないが…)
 問題は、85mmという画角はポートレートを撮るには距離感も含めて非常に使いやすいのだろうが、85mmでスナップ、風景を撮る私にとってはちょっと中途半端。85mmを付けて歩いて被写体を見つけて、この画角なら、ここだと思ってファインダーを覗くと、「あ、デカ…。」という感じ。イメージしたようにフレームに収まっておらず(笑)、結構、バックしなければならない。切り取りとろうとする画のイメージと85mmの画角がまだ、一致していないため、リズムに乗り切れない。それとスナップの常用レンズとしてはちっと重い…。

(purchase:2002.07 Sold:2003.07)

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 ここ1年で、中古のY/CマウントのZeissレンズ価格は急激に下がった。5千-7千円くらいは下がったのではないか?
 そこで、当時はAB-クラスのものを購入したのだが、韓国でそれをほぼ買った値段で売却して、値段の下がったAB+のレンズを日本で買い換えた。ほぼ±0円で、程度のいいものに買い換えられた。レンズ内に埃一つない素晴らしいレンズだ。
 結婚式の新婦さんの撮影では大活躍した。流石は、最強のポートレートレンズである。

(purchase:2003.07 Sold:2004.07)

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 写りは何の問題もなく、非常に気に入っていた2代目プラナー85だったが、前のレンズと比べるとマウントにちょっと遊び(ガタ?)があるような気がした。(前のレンズも同じだったったのかもしれないが気がつかなかった。) しかし、自分のSTと他のレンズは問題ない。ちなみに、このレンズを別の機種でチェックしても、問題なし。
 何でだろう???
 ちょっと気になったので、売却して新品を買うことにした。
 売却する店にはSTはなかったので、確認はできなかったが、このレンズとRXで確認したときは、そのような遊びはなかった・・・。
 毎度のごとく、海外で売ったので、買った値段と同じくらいで売れた。
 
 新品をと思ったのだが、東京の中古屋で、保証期限が残っている超美品が出ていたので、結局、中古を買い私にとっては3代目のP85に。
 店のSTと店にあるプラナー85を色々付けてみると、やはりちょっと遊びがある。店の人にSTとP85はマウント部分に問題があるのかを聞いたが、そのような不具合は聞いたことがないと言っていた。
 しかし、他の機種(Aria、RX、RTSⅢ)にP85を付けたのとSTにP85に付けたのとでは、明らかに装着感が違う。店の人にST+P85を付けた状態で、「これ少し動きますよね?」と確認を求めると、「あ、本当だ。」と・・・。
 どのレンズでやっても、STとP85 の装着には他の機種につけたのより若干、遊びがあるということが確認できた。まあ、勿論、撮影に影響するわけでないのだが、最初にピントリングを回す時に、ちょっとカクと違和感が伝わる時があります。マウントって全部同じだから変らないと思うんですけどね・・・。何ででしょう?
 新しく買ったP85もRTSⅢ+P85ではそのような遊びは全くないのですけど、やはり、STに付けるとちょっと遊びがあります。
 ST+P85 を使っている人で、これが気になる人は他にいませんかね???

p85.jpg

(purchase:2004.07 revision:2004.08)